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間違った方向に全力疾走

本ブログ発祥の原点である、中国オフショア開発専門メールマガジン。お陰さまで創刊1年以上が経ち、2004年7月末の時点で第60回を迎えることになりました。

ご愛読されている793名の方々の暖かいご支援の賜物です。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これまで数々の事例や鉄則等を紹介してきましたが、机上の知識を持っているだけでは、実際の中国オフショア開発現場で活かせないことは改めて言うまでもありません。


・品質
・納期
・コスト

すべてがオフショア開発を評価する重要な基準となりますが、評価基準のバランスに囚われすぎるあまり、結局のところ何も成果が得られないという、企業が多いのではないでしょうか。

過去に中国オフショア開発で失敗したことのある人は、否定的な態度で、このようにアドバイスします。


「自分は忙しい、なぜ私が中国ベンダの面倒をみるのか?」
「結局、中国は安かろう悪かろうの世界だ」

ですが、結局のところ、中国オフショア開発のパターンは2つのみ。

1.教科書的なプロジェクト運営を志すが、まともに完成しない
2.苦労が絶えず試行錯誤を繰り返すが、最後は喜びと共に納品

業務コンサルテーションから顧客サイトに入り込み、最新技術を駆使して、要件定義からシステム導入・保守サービスまで一括で請負う。

オブジェクト指向を理解し、資格取得をアピール、品質第一、顧客満足度向上のためには残業・徹夜は当たり前。

これが世間的には正しいとされる、国内システム開発ベンダの姿かもしれません。

とはいうものの、こういう会社がITサービス業として今後も継続的に発展、成長していけるかの保証はどこにもありません。

むしろ、こういった会社で働く技術者達の声を拾い上げたらどうなるでしょうか。

「我がチームは一生懸命やったはずだ。徹夜、胃潰瘍も何のその。でも、顧客は大手ベンダと中国ベンダしか選ばないじゃないか!」

私たちはITサービス業です。

頑張ったか、一生懸命やったかの議論は意味がありません。

それよりも、市場に貢献したか、存在価値があるか、社員や顧客がイキイキしているかで判断すべきではありませんか。

「攻めのオフショア開発」
「守りのオフショア開発」

あなたは、どちらを希望しますか。

あるいは、オフショア開発自体を放棄して、このまま報われない泥沼開発を続けるつもりでしょうか。

迷ったらやってみる。
困難が二つ並んでいたら、より大変な方を選択する。

これが、勝つITサービス業の秘訣だと断言します。

いま中国オフショア開発で悩んでいる方は、ぜひ一度専門家に相談して欲しいと思います。
時間を節約し、品質を安定させる切り札になること間違いありません。必要なのは、間違った方向に全力疾走することではなく、正しい方向へと姿勢を正すことです。

今回の記事はいかがでしょうか?
少しでもお役に立てれば幸いです。
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