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中国オフショア開発とは

Offshoredefinition

システムインテグレータが、システム開発・運用管理などを海外の事業者や海外子会社に委託すること。

 オフショア開発の主な受注先としてはインドや中国の企業が挙げられるが、近年ではロシア、カナダ等にもオフショア開発を請け負う企業が設立されている。また、日本や欧米の企業が現地に進出して本国の案件を受託する場合もある。

 オフショア開発の最大のメリットは安価な労働力を大量に得られることである。日本での高い人件費を嫌ってオフショア開発を推進する企業が増えているが、現地採用のスタッフに十分な技術が身についていなかったり、主に言葉や習慣の違いから来るコミュニケーション不足などが原因で発生する納期や品質に関するトラブルも増えている。

IT用語辞典 http://e-words.jp/
オフショア開発【offshore development】より

簡単にいうと、オフショア開発とは海外へ委託することです。

近年では、沖縄県の有利なIT産業振興施策を活用したITアウトソーシングも盛んになってきていますので、こちらのブログでは、東京と沖縄間で実施されるソフトウェア分散開発のことも、オフショア開発と呼びます。

前出したように、オフショア開発で世界各国にて実施されていますが、わが国の状況はどうでしょうか。

時代によってIT分野にもブームがありますが、現在では、やはりインドと中国がオフショア開発の人気を二分しています。

こちらのブログでは、特に中国オフショア開発を専門としています。

オフショア開発の発祥は、米国を中心とする欧米諸国。元々は、経費削減などのコストメリットに関係者の注目が集まっていましたが、近年では抜本的な業務改革(BPR/BPO)を伴う新しいビジネス形態として期待されています。

米調査会社のMETA Groupによると、オフショア開発は今後2年間20%~25%増で成長するとされています。

日本でも同様な成長傾向を示しており、特に中国の大連が発展著しい地域として着目されています。

同社はこのような傾向に対し、4つのリスク要因を挙げてリスク分析の重要性を訴えています。

(1)セキュリティ侵害や知的財産保護などの危険性
(2)開発費が予算を超えることが多く、15%程度増となることもある
(3)文化の違い
(4)現地ベンダーへのIT部門間の知識移転で初年度は生産性が下がる

残念ながら、中国オフショア開発でもこれらのリスクは大いに存在します。

大規模なプロジェクトを通じて、大幅なコストダウンを図るような場合は、オフショア開発は大きなメリットがあります。

しかし、これは中国に限ったことではありませんが、単に費用削減を狙ったオフショア開発では、期待するほどの効果があがらなかったり、社員の定着率の悪さから事業継続が困難になるという事態が発生します。

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Comments

始めまして、黄と申します。日本常駐中国技術者です。

調べたいことがあってなぜかこのサイトに当たりました。

コンテンツに感動しました!
自分はブリッジSEとして、8年もオフショア方式の開発を
やってきました。

おっしゃったように、私もいろいろ同感です。
もっともネックとなる「目先のコストダウンを何とかしろう」
は、今でも客先から言われます。
フレームワークは何もできてないのに...

今後も見にきます。

よろしく。

Posted by: | October 15, 2004 at 04:43 PM

弊社、情報システム開発について
 初めまして
 私共は中国現地で活躍する日本独資ソフト開発会社です。日本の本社は30年以上歴史のユニバーサルコンピュータ(株)で、現在、日中間にてお客様に安心して使ってもらえる、信頼性の高いシステム構築及び関連ITサービスを適正価額で提供し続けております。

 中国では、2000年2月、中国湖南省長沙市にて開発基地として新会社を設立、現在数十名体制で日本本土及び現地日系からのアプリケーション開発をしております。

【今までの実績一部】

・ 流通業務では販売会社や会計ソフトの開発
  言語等>VB6.0 ORACLE8 PL/SQL D20006.0
・製造業務では生産管理システムの開発
  言語等>VB6.0 ORACLE8 COBOL
・Web、DB、マルチメディアコンテンツ等の開発
  言語等>JAVA PHP POSTGRESQL Linux、Or UNIX
・ERP導入作業(アドオン開発)

 日本人SEの管理及び指導により、標準化・納期・品質を確保するとともに、中国開発基地にてコスト押さえられ適正価額でご支援ご協力を致します。

 これから、御社のビジネス(日中間)展開にご支援ご協力させていただくことがございましたらぜひご連絡をいただきますよう心からお待ちしております。  
***************************************
通用電脳(湖南)有限公司 TEL:0731-256-8282 FAX:0731-256-8280
UNIVERSAL COMPUTER(HUNAN) CO.,LTD. 
担当:劉(日本語可)E-mail: liuxing@uni-com.com     
***************************************

Posted by: liuxing | July 17, 2006 at 05:34 PM

はじめまして、李と申します。

  BSEとしてオフショア開発案件をやっています。色々なことについて、皆様と交流したいと思います。よろしくお願いします。

Posted by: 李 | October 03, 2006 at 03:38 PM

李さん、こんにちは、ブログ管理人です。
東京にお住まいでしたら、オフショア開発勉強会にご参加ください。毎回10~20名のオフショア関係者が集まる貴重なイベントです。いろんな方と交流できると思いますよ。

詳細→ http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html


Posted by: 幸地司 | October 04, 2006 at 04:15 AM

liuxingさん、こんにちは、ブログ管理人です。
会社紹介、大歓迎です。「日本人SEの管理及び指導」とありますが、どのような活動が成果につながっていますか。よろしければ、具体的に教えてくださいね。よろしくお願いします。

Posted by: 幸地司 | October 04, 2006 at 04:26 AM

東京に本社を構える某IT企業の沖縄支社に勤めている者です。
東京本社は近い将来、沖縄の人件費の安さに目を付けた東京-沖縄間のオフショア開発的な事業を構想しているようです。

私個人的には、人件費の安さに目を付けたオフショア開発には乗り気ではありません。東京と比較すると沖縄の人件費は安いので東京は得しますし、沖縄も他の沖縄の産業と比較してプログラマの報酬が高いのであれば沖縄側も得するはずです。これは国家間の貿易と同じで両方が得するものであるので拒絶する理由はないのですが、いまひとつ納得と言うか、腑に落ちません。

オフショア開発を受ける側(中国・インド・沖縄(?))は、オフショア開発を通じてただ単に仕事をもらう以外にどのようなメリット、希望、未来を思い描いているのでしょうか?

Posted by: SHOSHI | October 04, 2009 at 05:45 PM

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