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ルールは役立つか

■質問
いつも役立つ情報をありがとうございます。一つ質問があります。このブログやメルマガで紹介された指針やルールをちゃんと守れば、中国オフショア開発は成功するのでしょうか?(中国ベンダ/開発リーダ)

■■回答「根底の思想が伴わないとルールは形骸化する」■■

●私がコンサルタントとして参画するプロジェクトでは、立上げ時に中国オフショア開発の指針や規約、基準などをキチンと整備する。実務では、プロジェクトメンバ・顧客・中国ベンダなどの全関係者にそれらルールの遵守を徹底させる。

●そのおかげで、プロジェクトの泥沼化が避けられ、品質が向上し、何より関係者のストレスが大幅に軽減されることが実証された。

ところが、しばらくすると、この経験則が通じないケースがあることが判ってきた。

●杓子定規に規約を守るためだけに作業するもの、目的を忘れてルールのための作業に没頭する者がいるのだ。実質的な障害は目立ちにくいが、彼らが周囲に与える悪影響は小さくない。

魂を込めずに作られたルールに意味はない。経営書の名著ビジョナリーカンパニー2ではこう強調する。企業にとって、正しい基本的理念があるのではない。大切なのは、従業員がどれだけ基本理念に陶酔しているかだ!

●プロジェクトの目的を忘れ、形だけ当てはめようとすると、ルールのための仕事をしているようになってしまう。このような状況を目の当たりにするたび、悲しい思いに包まれる。

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

■■ この記事の教訓 ■■

有識者が傍にいるとプロジェクトが成功する。いなくなった途端、問題が発覚する。こんなプロジェクトリーダは失格だ。

コンサルタントを使って、ルール構築の手間や時間を削減することは大変有意義なこと。一流の現場は、コンサルタントがいなくなった後も自律的に成長する「仕組み」と「心構え」を持っている。

→コメント欄にあなたの回答・ご意見をください。

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