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春節と爆竹禁止令


上海の日系百貨店
2月9日は春節です。香港のTVを見ていたら、街中での爆竹を禁止すべきか否かについて、弁護士や教育関係者らが集まって喧々諤々と議論していました(笑)。いやいや、笑い事ではありません。彼らは真剣そのものです。

ご存知の方も多いと思いますが、中国では街中で爆竹を鳴らすことは法律で禁止されています。ところが、少なくとも上海では、爆竹禁止令など何のその。当社の上海オフィスの周辺でも、昼夜を問わず爆竹の炸裂音が響き渡っていました。

そう、本当に夜中でも、

バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン
バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン
バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン・バン

と爆竹音が鳴り響きます。住宅街では、大きな爆竹を持って歩く家族連れの姿も見られました。正月前に準備すべき物として、欠かせない一品なのでしょう。

香港のTVでは、視聴者に爆竹禁止令についてアンケートを実施していました。

 爆竹を解禁すべき  60%
 禁止令を継続すべき 40%

ちなみに、香港では爆竹ではなく花火をあげるそうです。もちろん、上海でも花火は上がっていました。

TVの一般視聴者からは、下記の声が寄せられていました。

「爆竹は庶民の娯楽である」
「爆竹は百害あって一利なし」
「そんな金があればもっと他に使うべき」
「けが人が続出する」
「香港では禁止されて10年経つが何の不都合も無い」
「禁止令などを続けると、中国の民族文化が滅ぶであろう」

TV討論会に出演する爆竹解禁派の女性弁護士は、下記2点から、爆竹禁止令の問題点を指摘します。

1. 伝統文化の保護
2. 法の執行のコスト削減

中国社会の合理的な慣習を尊重すべき。爆竹等の伝統文化は、法律など人工的に規制されるべきものではない。さらに、20世紀初頭のアメリカにおける禁酒法を引き合いに出して、爆竹禁止令の不当性を訴えていました。

爆竹を鳴らすとあたり一面にゴミが散乱しますが、翌朝には全て掃除されています。早朝の上海は驚くほどきれいです。一度ご覧あれ。

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