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洗濯機が置けない

昨日号へは、過去最大級の反響があった。面白いコメントもあったので、後日紹介したい。さて、今日は上海オフィスへの不満”第2弾”をお届けする。やはりバストイレ周辺である。

【洗濯機が置けない】
洗濯機がどこに置けない?文字だけでは伝わりにくいので、昨日に引き続き、デジカメで撮影した写真をお見せしよう。
洗濯機と壁の微妙なすれ違い

この写真を見て状況がお分かりいただけたかだろうか。この部屋では、バストイレのある空間に水周りが集中していて、トイレの脇に洗濯機を設置する仕様になっている。ここまではよい。

問題はこの後だ。
洗濯機の排水溝が、なぜか洗濯機設置場所の真下にある。ということは、「ここが洗濯機置き場です」というスペースがあるにも関わらず、所定の位置に洗濯機が置けない。

その結果、写真にもあるように、洗濯機と壁の間にぽっかりと摩訶不思議な空間がうまれ、その一方で洗濯機とトイレがつっくいてしまっている。これは、どう考えてもおかしいよ(涙)。

このバストイレ(システム)の設計者は、絶対に生活(運用)を考慮していないに違いない。よもや、「ブロックを使って段差を作れば、ちゃんと洗濯機が置けるよ」なんて言い訳はしないだろう。
洗濯機とトイレがつっくいた

以前、メルマガで「一時ファイル作成の謎」題して紹介した、システムが稼動する限り、サーバ側にゴミのCSVファイルが溜まっていく事例を思い出した。

無理を承知で、上記マンションとシステム開発を比較してみる。

 マンション賃貸 = パッケージ購入
 マンション購入 = 一括請負契約

つまり、今回はパッケージ購入に相当する話なので、マンション大家が「これが仕様だ」といえば、借り手は「はい、そうですね」と言って従うしかない。実際、私だって、トイレ丸見えや洗濯機置き場の件を承知で契約書にサインしたのだ。

住宅に関するトラブルは「日本でも同様に起きるよ」といえばそれまでだが、実際には中国独特の話を結構耳にする。バス・トイレ・水周り・ガス漏れ・ガス爆発、などがその典型だ。

オフショア開発でいえば、コミュニケーション、契約や約束識、レビューやテスト手法の違いなどがトラブルの原因となる。ほんの僅かな違いを知っていたおかげで、危うく難を逃れたというケースを山ほど知っている。

特に、中国オフショア開発初心者にとっては、オフショア開発実践セミナーや勉強会が転ばぬ先の杖となるだろう。

3/15東京のオフショア勉強会は既にキャンセル待ち状態になった。会場から椅子を調達したのでもう少し募集を続けたい。

3/15オフショア開発勉強会 in 東京

今月のオフショア開発セミナーには、まだ若干お席に余裕がある。今年度のトラブルは今年度のうちに解決の目処をつけよう。この機会にぜひ体系化された知識に触れていただきたい。

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上海マンションの不満

昨年末、当社は上海市内でホテル型マンションの一室を賃貸契約した。室内は狭いが、最初から家具・備品の類がついてウィークリーマンションの感覚で利用できる。何より、セキュリティがしっかりしているのがうれしい。

上海で実際に生活を始めたのは今年1月からだ。そろそろ、上海生活にも慣れてきた。ところが、上海の雰囲気に馴染むのに伴い、わが社の拠点が抱える構造的な欠陥が気になってしょうがない。当社オフィスの建築上の謎を紹介する。

【トイレが丸見え】

これ以上の説明は必要あるまい。文字だけでは伝わりにくいので、今回は特別にデジカメで撮影した写真をお見せしよう。

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この部屋の内装を設計した者は、どういう神経をしているのか?
これじゃ女性客を招き入れるのに躊躇してしまう。もちろん、男性客もだが・・・。

昔の中国の公衆トイレには「個室を仕切る壁がない」という話は有名だが、ここは違う。なぜなら、ここは外国人向けマンションだから 怒(※)。

内装担当者は、本当にこれでよい、これがベストだと信じて工事したのだろうか。つまり日本人と中国人の価値観の違いか?それとも、実際に外国人向け高級住宅で暮らしたことのない内装屋には、私たちの感覚を理解するのは難しいということか・・?

「システム運用経験のないSEが設計した使いにくいシステム」、「現場を知らないコンサルタントのたわごと」、どちらも似たような現象かもしれない。くわばらくわばら。

(※)筆者註
こうして文書で表現すると、かなり「お怒りモード」だと感じるかもしれないが、実際には「しょーがない」と平然と暮らしている。念のため、念のため。

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