上海マンションの不満
昨年末、当社は上海市内でホテル型マンションの一室を賃貸契約した。室内は狭いが、最初から家具・備品の類がついてウィークリーマンションの感覚で利用できる。何より、セキュリティがしっかりしているのがうれしい。
上海で実際に生活を始めたのは今年1月からだ。そろそろ、上海生活にも慣れてきた。ところが、上海の雰囲気に馴染むのに伴い、わが社の拠点が抱える構造的な欠陥が気になってしょうがない。当社オフィスの建築上の謎を紹介する。
【トイレが丸見え】
これ以上の説明は必要あるまい。文字だけでは伝わりにくいので、今回は特別にデジカメで撮影した写真をお見せしよう。

この部屋の内装を設計した者は、どういう神経をしているのか?
これじゃ女性客を招き入れるのに躊躇してしまう。もちろん、男性客もだが・・・。
昔の中国の公衆トイレには「個室を仕切る壁がない」という話は有名だが、ここは違う。なぜなら、ここは外国人向けマンションだから 怒(※)。
内装担当者は、本当にこれでよい、これがベストだと信じて工事したのだろうか。つまり日本人と中国人の価値観の違いか?それとも、実際に外国人向け高級住宅で暮らしたことのない内装屋には、私たちの感覚を理解するのは難しいということか・・?
「システム運用経験のないSEが設計した使いにくいシステム」、「現場を知らないコンサルタントのたわごと」、どちらも似たような現象かもしれない。くわばらくわばら。
(※)筆者註
こうして文書で表現すると、かなり「お怒りモード」だと感じるかもしれないが、実際には「しょーがない」と平然と暮らしている。念のため、念のため。
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