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インド企業は高成長率

恐るべしインド企業の台頭

競合にも協業先にもなる存在
日経ソリューションビジネス2005年5月15日号,30ページより

■日本市場は低迷するも、インド企業は抜群の売上高成長率
●なぜ、いまさらインドなの?そう思われる読者もいるだろう。日経ソリューションビジネスのスペシャルレポートは、下記のくだりから始まる。

 インドのITサービス企業が、日本市場で攻勢をかけている。下請
 けから脱却して、ユーザー企業との直接取引きを精力的に展開す
 る。日本のITサービス市場が低迷する中でも、インドITサービス
 企業は抜群の売上高成長率を誇る。

●2005年5月現在、インド企業の実態はこうなっている。

・インドオフショア開発の人月単価は、日本人の人月単価の55%
・ユーザー企業からのリピートオーダー率は高く90%に達する
・下請けでリスクだけ負う関係は望まない
・日本のユーザー企業向けに開発手法を変えつつある
 (プロトタイプ+画面イメージを多用)

【日本市場に進出している主なインドITサービス企業】

ウィプロ・テクノロジーズ - Wipro Technologies
日本拠点250人 日本売上53億円 日本顧客数50社

インフォシステクノロジーズ - Infosys Technologies Ltd.
日本拠点200人 日本売上42億円 日本顧客数15社

タタコンサルタンシーサービシズ - TATA Consultancy Services
日本拠点250人 日本売上32億円 日本顧客数30社

サティヤムコンピュータサービス - Satyam Computer Services Ltd.
日本拠点130人 日本売上15億円 日本顧客数30社

ポラリスソフトウェア・ラボ - Polaris SOftware Lab
日本拠点65人 日本売上15億円 日本顧客数10社

アイゲート・グローバル・ソリューションズ - iGATE Global Solutions Ltd.
日本拠点102人 日本売上13億円 日本顧客数50社

NIITテクノロジーズ - NIIT Technologies
日本拠点30人 日本売上5億円 日本顧客数30社

■成功の勘所
昨年に引き続き、2005年度も日本IT市場の低迷が予測されている。

少子高齢化とオフショアリングが加速することで、「人手不足」と「ヒト余り」の恐怖が同時に日本企業を襲うだろう。

中国、インド企業への悪口は絶えないが、もやは彼らなしでは、やっていけないのが現実だ。海外企業を単なる安い部品調達先とみなすだけの時代は終わった。

中国、インド、ベトナム、そして日本のソリューションプロバイダ(ユーザー企業の情報システム子会社含む)。互いが、メリットを共有する仕組みを作るにはどうすればよいか。

沖縄や地方のITサービス業者にとって、「価格」以外の競争優位性をどう確立していけばよいだろうか。

これからのIT技術者は、スペシャリストやプロジェクトマネージャー以外のキャリアパスを意識する必要があるのではないか。

ソフトウェア開発の国際分業時代に備えた「開発コーディネータ」がその1つの答えだ。

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すべて日本語(67%)

あなたの会社のオフショア開発で使用する言語は何ですか。

国によって異なるし、現場で工夫する点も山のようにあるだろう。詳細な点は、ぜひコメント欄にお書きください。

ドキュメント、会話も含めすべて日本語
原則として日本語だが、ときどき英語も使う
ドキュメントは日本語、会話では英語をよく使う
ドキュメント、会話も含めすべて英語
その他(コメント欄に詳細をお書きください)
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締切:2005年06月09日23時

ドキュメント、会話も含めすべて日本語で通す → 67%
オフショア開発では、コミュニケーションの負荷が集中するブリッジSEへの支援と第三者チェックの両方が課題となる。海外ビジネスの意思疎通では、時間をかけて議論する以外にどんな工夫が必要だろうか。

1 意思決定の方法と役割を明確にする

 - 命令なのか、相談による意思決定なのか、予め手段を合意する
 - 自己の主張と会社の意見を区別する

2 目的と範囲を絞る

 - 中国人ブリッジSEのX氏は、翻訳する際にいつも自分の主張を
  加味する。こうした行動に対して「これだから中国人は自分勝
  手だ」と判断してしまうと解決方法が難しくなる。X氏だけに
  問題を絞れば解決は容易となるはずだ。

それぞれの観点で、具体例を挙げて有効な手立てを考えてみよう。

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アンケート「使用言語」

一人くらいは、英語力のあるSEを配置したい

すべての日本人SEが英語を流暢に操る必要はないが、プロジェクトに1人くらい英語が得意な者を用意できないだろうか。(本誌発行人 幸地司)

【アンケート】オフショア開発で使用する言語は何ですか?
●多くの日本企業にとって、オフショア委託先でも日本語が通じるかどうかは、とても大切な課題だ。

先日のアンケートでも、オフショア開発の新規パートナー開拓時、最も重視する判断基準は「日本語コミュニケーション」だと回答した数は全体第2位の14%。

これまでに本誌で掲載してきた主張はこうだ。

・どちらかにネイティブスピーカーがいる言語を使うべき・文書は日本語、会話では英語を補助的に用いるとよい

●コミュニケーションの方法については、読者からも多様な意見が寄せられてくる。

<タイ在住の日本人SE>
中国オフショアと決定的に違うのは、日本語が通じないと言うことです。日本語を話せるエンジニアはほぼ皆無です。
 
仕事では会話はタイ語、ドキュメントは英語です。
幸地さんの持論である、
  「どちらかにネイティブスピーカーがいる言語を使うべき」
に私も賛成です。

<中国オフショア開発を推進する日本人SE>
今後のオフショアのやりとりは日本語ではなく英語も視野に入れる必要があるような事が書かれていました。

でも、私自身、英語は駄目ですし、勿論、中国語もまだまだです。私は中国オフショアのメリットは中国人が日本語でコミュニケーションが取れることも重要な要素だと思っております。

インドが日本へのオフショアに失敗した典型が英語と日本語のやりとりが原因でもあったと聞きます。そういった意味で、本当に英語でのコミュニケーションでいいのか?と思っているのは私だけでしょうか。
              ※

●本誌読者の皆さまにお聞きしたい。あなたの会社のオフショア開発で使用する言語は何ですか。国によって異なるし、現場で工夫する点も山のようにあるだろう。ぜひコメント欄にお書きください。

ドキュメント、会話も含めすべて日本語
原則として日本語だが、ときどき英語も使う
ドキュメントは日本語、会話では英語をよく使う
ドキュメント、会話も含めすべて英語
その他(コメント欄に詳細をお書きください)
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締切:2005年06月09日23時

■成功の勘所
あなたの会社がブリッジSEに期待する役割をいま一度定義しなおしてみよう。単なる通訳者のことを「ブリッジSE」と呼んでいないだろうか。
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