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ブリッジSEとLibrarianの違い

ブリッジSEが機能しない理由

日本的感覚を熟知する中国人SEであっても、実際にオフショア開発の現場に入るとなかなか活躍できない。その理由の1つとして、日本国内の中国人SEは意外にも中国事情に疎いことが考えられる。

では、いったい、なぜ中国事情に疎いブリッジSEがたくさん存在するのだろうか?

■ブリッジSEとアシスタント(Librarian)の違い

正解)「日本企業のブリッジSE選択基準が悪いから!」

●今号も読者の声を紹介する。

> 幸地様、こんにちは。
> 以前○○○についてコメントした○○と申します。
>
> さて、今日送っていただいた
> 『中国ビジネス入門 ~日本を熟知したブリッジSEの落とし穴』
> http://www.ai-coach.com/backno/cip0315.html
> について、自分なりの意見を述べさせていただきたいと思います。
>
> (中略)
>
> ブリッジSEというのは、中国現地の開発チームと日本の顧客との
> 間に挟まれる役割であり、ブリッジ+SEのことです。具体的には、
> 3つの役割があると思います。

                 (中国在住/中国人読者)

↑前回に引き続き、貴重なご意見ありがとうございます(幸地)。

●現在のところ「ブリッジSE」を定義した公式文書は存在しない。だからこそ、私は本誌のような専門メディアを通じて、ブリッジSEに関する情報を幅広く提供し続けているのだ。

先述した中国人読者が考えるブリッジSEの役割を紹介しよう。

1 顧客からの指示、連絡を正しくかつ漏れなく中国に伝達すること(同様に、オフショア側の意見も日本にうまく伝える)

2 顧客の暗黙のニーズを把握して、臨機応変に改善提案できること

3 日本側のプロジェクトマネージャーを補佐すること

■成功の勘所

ときどき、こんな「ブリッジSE」を見かける。

 日本語一級
 技術二級
 マネジメント三級

日本側の裏方として働くアシスタント(Librarian)としてなら合格かもしれないが、オフショア開発のブリッジSEとしては危険極まりない。

はじめに言葉ありき。あなたも自分の言葉で「ブリッジSE」を定義してみよう。

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