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日本式でも中国式でもない第3の新しい企業文化

離職のことについては、やはり気になりますよね

離職の理由について、色々挙げられていますが(日本と同じく?)、表向きの退職理由と本音が違うこともあるかなと思っています。退職希望の社員と話したときに、実はあるきっかけがあり、社内で問題を抱えているが、他には話したくない。「もう辞めることは決めた」と言われたことがありました。(中国現地法人の日本人マネージャー)

■日本式でも中国式でもない、第3の新しい企業文化

●先週金曜日に配信した第353号へは、久しぶりにたくさんの反響があった。

> 中国現地法人のマネジメントをしています。当社では昔から中国人
> スタッフの離職率の高さが問題となっています。特に、大事に育て
> た中堅リーダー層が突然辞めてしまうこともあり、頭を悩ませてい
> ます。
>                (中国現地法人の日本人総経理)

参照→ http://www.ai-coach.com/backno/cip0353.html

●一口に中国といっても、北と南、沿岸部と内陸部では大きな差があるのは本誌読者なら誰でも知っていること。別の方からも、興味深いご意見を頂戴した。

-----Original Message-----
Sent: Saturday, November 26, 2005 11:00 AM
Subject: 中国人とのコミュニケーション

> アイコーチ 幸地さま
>
> いつもメルマガを楽しく読ませてもらっています。
>
> 中国人社員の離職の多さが
> 給料や待遇に問題があるからと言って
> おられる人もいますが、
> 私はそれだけではないような気がします。
>
> 先月1ヶ月ほど北京の某大学で中国語の
> 短期研修を行ったときに感じたのですが
>
> 中国人は「縁分yuan fen」をとても重視しています。
> うわべだけの付き合いではなく、
> 面対面で本音で語れる関係が構築できれば
> 利害関係を超えて、行動してくれるのではと思います。
>
> そのためには、やはり日本人でも仕事外で
> 中国語で語り合う機会が必要です。
>
> 下手でも何とか意思を通じさせたいという
> 気持ちが通じれば意外に通じるものです。
> (筆談、マンガ等の活用)
> おかげで大学の先生と仲良くなれました。
>
> 北京のような北方人と上海のような南方人では
> 性格に違いがあるみたいで、
> 南方人のほうがずる賢いところがあると
> 両者も言っていました。
>
> 北京の人は、非常に素朴な人が多かったです。
> 昔の日本人もそうっだったのではとも思うこの頃。
>
> ・・・
           (製造業/日本人)

↑メールありがとうございます。異文化コミュニケーションを深めていくと、中国と日本の差よりもさらに個人差が大きいことが分かってきますね(幸地)

●文化や行動様式の差を生み出すのは個人の「価値観」であると考えられる。これは家庭環境、教育システム、国や地域の文化などに強く影響を受ける。

中国オフショア開発で成功するためには、日本式の押し付けだけでは限界がある。一方、「郷に入れば郷に従え」とばかりに、中国式一辺倒でも上手くいかない。

■成功の勘所

教科書的な答えとなるが、私たちは第3の新しい企業文化を創造していくべきである。

今、現場で悩みを抱えている人にとっては、「机上の空論」だと憤慨するかもしれない。だが、世界的に業績を伸ばす多国籍企業GEやJ&Jに目を向けると、彼らは国や個人の価値観よりも、企業文化・理念を優先させていることが分かる。

そして、"Think globally, Act locally" に徹する。これがグローバルに活躍する企業や個人に共通する成功法則である。

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