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発注可否判断の要素

設計工程で以前と変わってきたところはありますか
・テスト仕様書(評価基準)も同時に作成

・処理内容が似ている箇所を備考に書く

・変更管理を厳格にするようになった

(日本人読者)

●ある日本人読者のご意見(※)。


作業量や技術的難易度ではなく、仕様理解とチェックプロセスに対して適正な時間を確保できるかどうか、 それがオフショア開発可否判断に重要な要素です。文化とか言語以前に、国内で無理が通るスケジュールは分散開発では絶対不可能との認識が広がってきました。

(頻繁に訪中する日本人マネージャー)
※一部、文言修正あり

↑私も同感です(幸地)

●その他、多くの方が中国ベンダーのレビュースキルが向上したと報告してくれた。ところで、適正なレビュー時間とは、どれくらいだろうか。オフショア発注可否を判断する基準は、コストでなく「時間」かもしれない。


■成功の勘所

仕様伝達を効率化する手法として、以前から私はケーススタディーの導入を強く推奨している。情報伝達やチェックプロセスには、十分すぎるほどの時間をかけたい。

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Comments

はじめまして。
暖風です。
日本に滞在している中国技術者です。最近、日本側の担当者として、中国現地でベンダと一緒にプロジェクトの推進を行いました。こちらの仕事が要件定義と外部設計です、中国の技術者たちが、下位レベルの工程を行っていただきました。
一番感じたのは、オフショア開発には、中国のベンダ側と日本顧客とのビジョンの共有が大切です。こちらから理解するビジョンの共有としては、顧客の業務の理解、システム構築目的の理解などです。それがなければ、システムを開発中のコミュニケーション或はやり取りなどが別々の立場で物事を考えるいるので、Win-Winの効果が得られないと思います。当然、言葉や異文化が支障になってしまいますが、その意識があれば、言葉と異文化の壁を乗り越えるモチベーションを向上できると思いますが。
いろいろ書きましたが、ご指摘していただければ。

Posted by: 暖風 | September 29, 2006 at 10:11 PM

暖風さん、こんにちは、ブログ管理人です。「ビジョンの共有」って、本当に大切ですね。ご意見ありがとうございます。

発注側の日本人がよく口にする愚痴として「中国はプログラムを作りっぱなし。他人がソースコードを読めず保守業務に支障をきたす」があります。これも、業務の理解やシステム構築目的が共有されていないことに問題がありそうです。

暖風さん(あるいは他の読者)の体験では、「言葉と異文化の壁を乗り越える」ために、どんなことから着手しましたか。ぜひ、初心者のためにご意見を頂戴できれば幸いです。今後とも、よろしくお願いします。

Posted by: 幸地司 | October 04, 2006 at 04:22 AM

幸地司さん、こんにちは、暖風です。
確かに、中国の技術者がプログラムをつくりっぱなし癖があります。自分の考えでは、その原因の一つとしては、中国技術者から見れば、優れた技術者が難しい技術を駆使して、難しい問題を解決できる人です。それに対して、日本側の優秀な技術者の評価標準が顧客が使える、使いやすいプログラムが開発できる人ということです。その認識のギャップが異文化の壁の一つじゃないでしょうか?
言葉と異文化の壁を乗り越えるために、最初の時、相手のことを理解しなくても、いやでも、どうしても受け入れるという覚悟が必要と思います(無理やりしても、しょうがないです)。なぜかというと、存在するのが必ず存在できる原因があるということです。まず、存在するという事実を受け入れて、それから、どうして存在するのか、原因を究明して、だんだんお互いに理解できると思います。
最初の時、もし反発感があるなら、それからの話にならないじゃないかと思いますが。だから、最初の反発感を意識して抑えるのが、重要です。
以上個人的な意見ですが、まだ甘いところがあると思います。
ご指摘を頂きたいです。

Posted by: 暖風 | October 04, 2006 at 05:28 PM

暖風さんをご説明を読んで、先日東京のあるセミナーで聞いた次のセリフを思い出しました。

「中国人プログラマーは設計や管理手法を学ぶより、最新の言語を習得する方を好む」

つまりこういうこと。Javaを覚えた新人プログラマーは、テスト技法を学ぶよりも、次は.NET案件に携わりたい。

正直、この意見には違和感を覚えましたが、若い中国人プログラマーを「動機付ける要因」なんて私に分かるはずもなく、今のところは素直に受け取っています。

Posted by: 幸地司 | October 05, 2006 at 04:34 PM

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