あなたの目標設定は間違っている
不適切な目標設定 |
今年度中にパイロット案件を2件立ち上げて、中国オフショア開発の可能性を見極めます。 具体的なようだが、あまりよい目標とはいえない。どこに問題あり?
●本誌読者なら、「可能性の見極め」の定義が曖昧であることはすぐに指摘できるだろう。ポイントは、可能性を見極めたいといっても、どの方向で見極めるかの基準を文書化することだ。
●例えば、以下はオフショア開発でよく聞く業績指標の例である。
・グループ単価と比べて安くできるか
・エンジニアを大量に確保できるか
・日本語が堪能なブリッジSEがたくさんいるか
そこから、さらに「何を」の基準を出来るだけ具体的に絞り込んでいくのである。
●過去、同じ質問をセミナー受講生やクライアントに聞いてみたが、会社の全体目標を自分の言葉で語ることのできる人は少なかった。
だが、業績指標を具体的に絞り込めと言われたら、それほど困難ではない。
今日の記事はプレミアム版メルマガ(9/13版)より抜粋しました
■成功の勘所 |
「可能性の見極め」が業績指標だとすれば、「どこまで(どのレベルまで)見極めるか」が水準である。
・グループ単価と比べて3割安くできるか
・組み込み系エンジニアを100名単位で確保できるか、
・顧客企業と直接日本語でコミュニケーションできるブリッジSEを
10名確保できるか、
この続きは、第12回オフショア開発勉強会にて
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