北京出張報告-後半戦
学食恐るべし! |
清華大学の学食で昼食をとることに。ツアー参加者の一部から「学食なんて、やだー」という声も上がったが、着いた先は清華大学の中でも最高級のレストランだった。(北京出張の1コマ)

●3日目:2006年10月28日(土)
この日も早朝から大型バスをチャーターして精力的に活動を始める。まず向かった先は、中関村にあるIT人材育成の専門学校。その日は、休日にも関わらず、ちょうどある検定試験の真っ最中だった。11月15日のオフショア開発勉強会では、北京IT人材育成の裏舞台の苦労話が聞けることだろう。私も今から楽しみである。
昼食まで少し時間が空いたので、中関村の電気街ビルをしばし探索。次に向かったのは、北京大学と並び中国名門大学と評判の高い清華大学のMBAコース(社会人向け)。
午後は、気を取り直して再び企業視察へ。私の友人から紹介を受けたITベンチャーを訪問した。その会社はMapbar( http://www.mapbar.com )。私は初耳だったが、北京ではかなり有名なベンチャーらしい。土曜日なので会社はお休みだが、特別CEOとCTOのお二人が我々ツアー団体を暖かく出迎えてくれた。
●4日目:2006年10月29日(日)
夜は、前職でたいへんお世話になった上司と会食。設立3年目。従業員50名のうち、博士号保持者が6割を超えるという。日系企業ながら、北京拠点の公用語は英語だ。もちろん、日本本社の研究所とも密に交流を図っている。中国拠点の英語力について、こっそり聞いてみたら、本社研究所と比べて○○○○○○○らしい。
やはりそうであったか。
●5日目:2006年10月30日(月)
翌朝9:00の便で帰国するため今日が実質的な最終日。いよいよ日本向けオフショア開発ベンダーを集中的に訪問する日がやってきた。午前1社、午後2社を訪問した。
1社目は、開発要員1000名を超える中国でも有数の対日オフショアベンダー。副総経理を筆頭に4名の幹部のお出迎え。お忙しいところ、まことにありがとうございます。個人的に興味深かったのは、この会社が特定分野○○○○○に強い人材を大勢抱えていること。この規模まで持ってくると、他社はほとんど太刀打ちできないレベルだ。
2社目は、上海に本社がある社員50名規模のベンダー。金融系、流通系の受託開発を手がける傍ら、日本企業と提携して中国市場向けにドキュメントソリューション事業を展開しようと模索中だ。
3社目は、オフショア開発サポーターズとして活動を続ける日本人読者の会社を訪問した。親会社は日本の大手メーカー。これまでは、親会社が受注した案件をこなしてきたが、これからは外販を伸ばしていきたいという。規模はさほど大きくないが、進捗管理、Q&A管理の状況を詳しく教えてもらった。この会社の取り組みはとてもユニークだ。後日改めて紹介したい。
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