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社内ブログによる開発チームの相互連携

ナレッジマネジメント音痴
メーリングリスト(ML)と社内ブログの違いが分かりません。

(日本人中間管理職)

最近、オフショア開発チームの相互連携を促進するために、社内ブログを活用する企業が増えている。ただし、社内ブログを導入したからといって、即座に生産性が向上するわけではない。あくまでも、非公式のコミュニケーションツールとして利用する組織が多いようだ。

例えば、中国で反日運動が盛り上がってたころ、社内ブログでも歴史観に関する書き込みが増えた。大方の予想通り、社内ブログで火花が飛び散る激論が交わされるはずもないが、プロジェクトに全く関係のない場所で日中交流が一段と深まったのは言うまでもない。


■成功の勘所

あなたの周りに「メーリングリスト(ML)と社内ブログの違いが分からない」とボヤいている人はいないか。残念ながら、その人は「ナレッジマネジメント(knowledge management)」の本質を理解していない。

口コミ効果と相互学習の驚異的な進化によって、机上の空論だったナレッジマネジメントが実態のある共有財産に変化した。社内ブログは、仮想空間上の双方向コミュニケーションを支える大事な基盤技術である。

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