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PMBOKを日本語だけで勉強するのは無理がある

日本語に訳せない英単語
 あなたは、"Integrity(インテグリティ)"を何と訳しますか。

昨日は、日ごろお世話になっているプロジェクトマネージャー向けメルマガ仲間が主催するセミナーにゲスト参加した。「世界の標準に見るプロジェクトマネジメントの方向性」と題したセミナーでは、PMI、IPMA、PMAJの活動に始まり、近年のトレンドを理解する上で重要な話が続いた。後半は、内部統制(J-SOX)とPMBOKとの対応に触れて、プロジェクト活動を支える人材育成をテーマで盛り上がった。

プロジェクトマネジメントの主な標準は全て英語で書かれている。その中には、日本語に訳せない概念の用語がいくつもあり、それが日本人を悩ます原因の一つになっていると指摘された。

以前、本誌で紹介した「責任」という言葉も誤解を招きやすい表現の一つ。他にも、コミットメント、コントロール、マネジメントといった例がある。

昨日のメインテーマは"Integrity"。正直さ、誠実さ、高潔、完全、健全性などと訳されるが、あなたは"Integrity"の意味を正しく理解しているだろうか。


■成功の勘所

「PMBOKを日本語だけで勉強するのは無理がある」
「海外から日本にない概念を導入しても、絵に描いた餅に過ぎない」

昨日は、こうした声が印象に残った。海外から導入された新しい言葉を理解するために、あなたはどのように工夫すればよいだろうか。

有効な手段の1つは、外国人に説明してみること。

「コミットメントとは・・・・」
「コントロールとマネジメントの違いとは・・・」
「マネジメントと管理の違いとは・・・・」

中途半端な理解では、外国人に説明できないことに気づくだろう。
2つ目の有効な手段は、日本と海外を比較すること。

「日本人と比べて中国人はすぐ会社を辞めるといわれるが、
 中国人にIntegrityは存在するのだろうか?」

こうした議論を重ねることで、日本語に訳せない専門用語の理解が深まっていく。言葉の定義を大切にしよう。

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