問題を抱えつつも中国拠点に開発環境を移行します
| 私の会社ではSkypeやメッセンジャーは禁止です |
セキュリティやネットへの負荷の問題で禁止されています。(日本人読者)
私のセミナーでは、オフショア開発で利用するコミュニケーションの道具について必ず質問する。
・TV会議
・通話
・チャット
・ファイル転送
・ファイル共有
・バージョン管理
・Q&A管理
・バグ管理(トラッキング)
中国拠点と資本関係がある会社組織では、専用回線を引くなど、それなりに充実したインフラが用意されている。Q&A管理やバグ管理は、自作システムを活用する企業が多い。MS社製のプロジェクト管理ツールは思ったほど使われていないという印象である。
最近は、開発環境を丸ごと中国拠点に移行するプロジェクトも増えている。東京に本社を置くあるオフショア専業ベンダでは、自社の情報システムを全て中国子会社に移行してしまった。
| ■成功の勘所 |
オフショア開発では従来から厳しいセキュリティ管理体制が敷かれていたが、ますます厳しくなる一方である。あれほど便利なスカイプ(skype)の利用を禁止する会社も多いという。もちろん、専用proxyを立てて回避する会社も多いが。
中国に情報システムを移行した会社では、ネットワークがぶちぶち切断されて、前より仕事がやりにくくなったというぼやきも聞こえる。メール遅延、ウイルス蔓延は当たり前。
The comments to this entry are closed.








Comments