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従業員は権威を持つ者にそれなりの敬意を払う

中国人従業員の私用電話をやめさせたい
ある日系企業では、中国人従業員による私用電話が多発していた。毎日のように自分の田舎に電話していたのだ。あなたなら、どのように私用電話をやめさせるか。

             (本誌 2006/05/26 第439号 より)

欧米のある研究によると、従業員の行動の過半数は文化によって説明できるという。

例:日本人従業員は勤勉で、家庭を顧みず仕事に没頭する

→この原因の50%は日本文化で説明がつく。年齢や性別、学歴、年収からの影響は合計しても50%ほど。

文化とは、特定の集団が持つ生活様式のこと。国や個人だけではなく、小さな組織や多国籍企業にも文化がある。

オフショア開発チームを取り巻く文化を知らずして、プロジェクトが成功するはずがない。恐らく、あなたの想像以上に、文化はオフショア開発の活動に作用する。

これからの開発責任者(PM,PL,PMO)は、文化やコミュニケーションへの深い理解が求められる。今や文化論は、心理学と並び現代のプロジェクトマネージャの必須科目といって差し支えない。

※PMBOKガイド序章でも、人間関係スキルの重要性がうたわれている

会社組織や制度の上下関係に対する従業員の意識は、国民文化を理解する優れた特徴である。特に、職務上の権力をどれだけ受け入れているかを数値化した研究は興味深い。

例:権力の格差が大きいことを許容する国民性

・中国、フィリピン、インド
→従業員は権威を持つ者にそれなりの敬意を払う
→肩書きや職位、地位がかなりの意味を持つ


■成功の勘所

冒頭の「中国人従業員の私用電話をやめさせたい」の回答例。

有効な対策:
会社の壁に大きな文字で「私用電話禁止」の紙を貼り出す。
管理者の署名入りで。

理由:
「権力格差」が大きい中国では、権威あるものが公式な文書で通達すると、それなりに敬意を払って従う。

この続きはこちら → http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html


9月のオフショア開発勉強会<東京・大阪、共通テーマ>
「異文化コミュニケーションの理論と実践」 

なぜ私たちは、異文化コミュニケーションについて学ぶのでしょうか。最大の理由は、IT技術者が異文化コミュニケーションを体系的に学ぶ機会がほとんどないからです。

日本のIT技術者は、文化について専門教育を受けることなく、いやおうなしにオフショア開発の現場に放り込まれます。今月のオフショア開発勉強会では、今までの自己流のやり方に不安を感じるIT技術者を対象に、仕事に関する国民文化の違いを解説します。対象国は日本と中国です。

【東京】
日時:2007年9月14日(金) 18:50-20:50 (18:30開場)
場所:オフショア開発フォーラム 東京セミナールーム
申込方法 → http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html

【大阪】
日時:2007年9月21日(金) 16:30-18:30 (16:00開場)
場所:オフショア開発フォーラム 大阪セミナールーム
申込方法 → http://www.ai-coach.com/seminar/workshop_osaka.html

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