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ウイークリーニュースダイジェスト(2007/11/30)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2007/11/22 - RIETI
投資銀行におけるオフショアリングとアウトソーシングの黎明期

国際政治経済の動き、投資銀行ビジネス、そして事務処理システムという3つの観点から、1990年から1995年までのオフショアリングとアウトソーシングの黎明期を考察します。


・2007/11/26 - 中国情報局
中国ソフトウエア企業、成長の3パターン

(1)販売チャネルを強みとした商材の拡大(神州数碼など)
(2)M&Aによる規模の拡大(用友軟件・金蝶軟件・中軟など)
(3)自社リソースで人員育成・確保(東軟集団など)


・2007/11/26 - IT-PLUS
富士通・NTTデータなど、システム開発の期間短縮

全工程を140に細分化し、各段階で品質や進捗状況を厳格に管理しながら流れ作業でソフトを作る。自動車工場の生産ラインで採用されている手法を応用する。ソフト開発用に数百種類のプログラムの「ひな型」を用意し、各プロジェクトで共同利用できるようにする。


・2007/11/27 - ITpro
ベトナムの“逸材”に惚れる国内ベンダー

「シビアにみれば、現時点では戦力外」と厳しい。真面目でチームワークを重視する文化は日本と似ているものの、日本語はまだたどたどしく、「やる気はあっても、仕事への責任感などで、日本人と全く同じレベルは期待できない」


・2007/11/27 - @IT
空前の人材不足でもエンジニアが大事にされないのはなぜか

新技術に対する消極性は際立っている。教育投資を渋ってきた。丸投げする体質。売り上げに占めるIT予算の比率が日本企業は米国企業の半分。日本企業の問題の根っこにはIT投資の少なさがある。


・2007/11/28 - ITpro
ブラジルが新たなオフショア拠点に浮上

日本での協業急ぐブラジルSI大手
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071120/287626/

・2007/11/30 - ITpro
オフショア先として台頭するフィリピン

フィリピンは米国向けのシステム開発ではインド、中国に次ぐ3番目の実績がある。プログラマの人月単価が20万~35万円程度。日本語力では、中国にかなわない。そこで英語を生かせる開発案件に特化して攻めよう。


・2007/11/30 - マイコミジャーナル
受注側から見た日中オフショア開発成功のポイント

1万3,000社ある中国ソフトウェア企業の中で10年以上存続しているところはほんの一握りにすぎない。中国のソフトウェア企業の約8割で、従業員の離職率が10%以上である。さらに約5割で20%以上。

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台風のち晴れ

今日の沖縄本島は晴れ。先日まで季節はずれの台風に見舞われましたが、ようやく気持ちのいい朝になりました。朝晩はさすがに冷えますが、昼間は半袖シャツで過ごせそう。

カーテンの隙間からきらきら鋭い朝日が差し込んできます。あまりの眩しさに目を細めながらノートPCとにらめっこしていると、さっき起きたばかりなのにまた眠くなってきました。

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オフショア開発を評価する複数の尺度を持ってほしい

一方通行ではなく、相互評価の仕組みが必要だと思います
ウオーターフォール型開発では問題は少ないと思いますが、実際は、日本企業側要因による度重なる仕様変更が発生し、その度に手戻り工数が発生します。
(読者アンケートより)

オフショア開発で大事なこと。それは、仕様を抜け漏れなく文書化すること、役割と責任を正確に定義すること、そして現場で自律的に運用される標準プロセスを整備することなどが挙げられる。

ところが、中国ベンダに勤務するある日本人読者は、日本企業が最終成果物のみで中国ベンダを評価する姿勢に疑問を投げかける。すなわち、Step数を基準とした生産性の評価のみでは不満とのこと。

では、オフショア開発では、他にどのような評価指標があるだろうか。前出の日本人読者の会社では、日中間で生じた各種ギャップを設計部以外の部門が客観評価する仕組みがあるそうだ。

・Q&Aの件数や回答の応答速度
・仕様変更の頻度
・仕様変更により発生する手戻りの定量的データ

→オフショア開発実践セミナーでも詳しく解説します(幸地)


■成功の勘所

あなたの会社では、計量経済学などの科学的なアプローチを用いて、オフショア開発プロジェクトを定量評価しているだろうか。業務知識や日本経験、顧客満足度といった目に見えない価値には賞味期限はある。中国ベンダを評価する際には、時間軸を考慮すること。

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データ蓄積と客観評価

オフショア開発プロジェクトを正しく評価するには、長期間に渡るデータ蓄積と定量的分析が欠かせません。しかしながら、分析に必要なデータがきちんと揃っているオフショア開発関連会社はどれだけあるのでしょうか。

今週は、琉球大学でプロジェクトマネジメントの観点からリスクの扱い方を講義しました。

具体例を用いてツールと技法を解説したのですが、現実世界では、分析・評価の元になるデータがないばかりか、定量的分析をする暇すらありません。特に沖縄には、中小企業が多いのですが、どこも自転車操業で手一杯です。

「中小企業では、データ蓄積なんて難しいよね」
「業務内容がコロコロ変わるので、データの定点観測など難しい」
「今年の上半期はJavaでWebサービスの受託開発」
「その後、下期は客先常駐してC言語で組み込み系開発の支援」
「これじゃ、定量的なデータ分析に基づく客観評価は無理だわ」
「あははははー」

今は笑い事で済ませられますが、差別化を図らないと生き残れない地方の中小ソフトウエアハウスにとって、データ蓄積と客観評価の仕組みづくりは死活問題です。

わたくし、前職の精密機器メーカー研究所に勤めていたときに画像認識技術のR&D職に従事していました。最近、デジタルカメラで人間の笑顔を自動的に識別する技術が盛んに宣伝されていますね。そういった類の技術を扱っていました。

すなわち、膨大な実験データを蓄積して、最適な分析・評価モデルを構築して、何度もシミュレーション作業を繰り返して、最終的に人間の感性に近い自動認識エンジンを作り出します。

だからこそ、計量経済学などの科学的なアプローチについては、それなりに自信があります。多国籍な環境での組織行動論や社会心理学に興味があるのも、こんな背景があったからこそかもしれません。

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背水の陣で臨むべきか

バグ多発しても
どのような状況でもいざとなれば、自分で修正する・・・もう少し広げて言えば、自社で十分修正できる経営資源の余裕のない会社が、中国と取り組むのは無謀。
(読者アンケートより)

体力のない会社は、中国オフショア開発に挑戦してはいけないのか。リカバリには、金と時間と人、そして強靭な精神力が欠かせない。ということは、四拍子揃った会社でないと、中国発注は無謀だろうか。これは、興味深い問いかけである。

アウトソーシング業界で語られる重要な鉄則を紹介する。

これからアウトソーシングをはじめる企業では、まず自社の保有技術を詳細に棚卸して、企業の競争力の源泉となるコア・ケイパビリティ(capability)を特定するのが定石だ。一般には、戦略的に重要な技術やノウハウをアウトソーシングしてはいけない。


■成功の勘所

あなたの会社で「中国に出してはいけない分野」を全て洗い出そう。そして、アウトソーシングすべきでない分野(コア・ケイパビリティ)がオフショア発注されていないかを検証せよ。

次に、中国オフショア開発で失敗したときに発生する回収費用、対応時間、そしてリカバリ要員数を概算せよ。あなたの会社が、最悪な状況を容認できるかを検証せよ。作り直しの手間、保守体制、お客様への謝罪と賠償責任など、全ての可能性を考慮せよ。

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議論白熱

掲示板で議論が白熱しそうな予感。

プロジェクト完了評価会にて、中国から正当で客観的な自己評価、改善への方策が出されないと、その企業とは今後取引しないと断言される方がいます。

あなたのご意見は?
http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0023737P00C1bd5

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ソースコードのコピペ爆弾

中国オフショア開発の受け入れで苦労しています。
不具合を指摘しても修正されません。何度も何度も同じ繰り返しです。はっきり言って自分で直した方が早いです。

・いざとなれば自分で修正します(12票)67%
・根気よく指摘し続けます   ( 3票)17%
・不具合はすぐ修正されます  ( 2票)11%
・その他 (1票)6%


(読者アンケート中間結果)

性能、例外処理、排他制御・・・、これらは経験不足のプログラマが苦手な作業であり、中国オフショア開発では常に関係者を悩ませる関門である。

日系メーカーの中国現地法人で働くある日本人上司は、中国人社員がバグを「直す」のではなく「隠す」ことに苛立ちを覚えるという。例外処理を無視するだけならまだしも、バグ発生確率を抑えるお化粧プログラミング技法には、開いた口がふさがらない。

中国オフショア開発では、今でも製造工程で単純なバグが発生しているのだろうか。さっそく、現場からこんな声が寄せられた。


・会社的にオフショアメインに移行し、社内の開発力をあまり必要としない前提に立っているはずなのに、実は修正工数が相当量必要なため、社内のPG要員不足という問題が最近露呈してきています。(Sさん)


・最近は不具合を直してもらえないということはなくなってきています。3~5年前はよくあった事ですが。ただ、本当に緊急を要するものや、どうもレスポンスが悪いものに関しては、日本側でやってしまうこともあります。(Hさん)


■成功の勘所

一般に、中国人若手プログラマは同年代の日本人プログラマと比べて手が早い。その反面、不具合の対処療法に全力投球してしまいがちである。

無駄を嫌い、合理性を重んじる一方で、ソースコードのコピペ爆弾、汎用性のない例外処理、手続き型でコーディングされたJavaプログラムが大量発生する。あなたなら、この修羅場をどう乗り切るか。

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マイル使っちゃおうかな

度重なる沖縄出張のおかげで、航空会社のマイレージが貯まりました。

西安、昆明、大連

この3都市のどこかに行きたい。第一希望は西安です。現地でいろいろお世話してくれる方がいるとうれしいな。ソフトパーク見学、誘致施策のご紹介、大学でのIT人材教育の現場視察、対日オフショア開発ベンダーとの交流など。

昆明なら、完全に遊びモードですね。きっと。昆明には沖縄系のお友達がいるので、彼を訪ねます。

大連なら、6月のソフトウェア交易会が狙い目。
来年度の日程が分かれば教えてください。


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通訳を上手に使う人

通訳を使うとコミュニケーション効率がた落ち
通訳を介した講演なので、中身は日本語で講演するときの約半分になると考えた方が安全です。
(海外技術者研修協会(AOTS)/日本人)

先日、日本語を知らない受講生を相手に研修する際に、前出の助言をいただいた。なるほど、確かにそうだと思った。そこで、資料の分量はいつもの3分の2程度に抑えた。

中国オフショア開発実践セミナーでは、中国での会議は日本のそれと比べて2倍以上時間がかかると指導する。場合によっては、3倍以上を覚悟するようにとも伝える。

では、実際のAOTS研修ではどうだったかというと、日本語による講演とほぼ同水準の内容を、ほぼ同じ時間内で、ほぼ同じ分量をこなすことができた。参加者の理解度、研修後のモチベーションも日本語セミナー時とほぼ同じ水準に達したと思う。


■成功の勘所

通訳を使った研修を成功させた要因は以下の通りだと自己分析する。

- ワンセンテンスごとの逐次通訳
- 結論を先に、理由や根拠、詳細説明を後にしゃべる
- 必ず前置きしてから説明をはじめた。
「これは、日本市場の調査データです」
「これは私の主観的な意見です」
「これは友人から聞いた、大連での失敗事例です」
「理由は3つあります(この時点で通訳させる)。1つ目は・・」

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逃げたか?折り返しの電話なし

今日から沖縄出張です。琉球大学で二日間、コンサル作業1件、さらに沖縄情報産業支援の関係で県庁とJETROを訪問する予定。
久々に国内開発の現場を覗くことになりそう。

こないだ、日本人同士の分散開発で起きた会話より。

「指摘事項がまだ反映されていません」
「会議で指摘したオレの担当箇所もまだ修正されていないようだ」
「よし、私がベンダの鈴木さん(仮名)に電話して確認します」

「ただいま、鈴木は外出しています」
「彼は何時に戻りますか?」
「ちょっと席をはずしただけなので、すぐに戻ると思います」
「それでは15:30までに折り返し電話するようお伝えください」

・・・
現在16:05

「あのやろー、まだ折り返しの電話がかかってこない」
「きっと、逃げたんじゃないですか?」
「もう一回、こちらから電話してやる」

ぷるるるる、ぷるるるる

「あ、鈴木さん、ようやくつかまりました。先ほど15:30までに折り返すよう伝言を残しましたが、どうしましたか。ったくもう。」


中国オフショア開発の受け入れでも苦労話は尽きません。不具合を指摘しても修正されず、何度も何度も同じ繰り返しでいやになったという日本人若手社員の愚痴をよく聞きます。

中国に依頼するよりも、はっきり言って自分で直した方が早いらしいですね。あなたなら、どうする?

◆いざとなれば自分で修正します
◆根気よく指摘し続けます
◆我が社では問題ありません。不具合はすぐ修正されます
◆その他

○結果を見る
○コメントボード


締切:2007年12月04日23時00分
協力:クリックアンケート

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ウイークリーニュースダイジェスト(2007/11/23)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2007/11/17 - IBTimes
中国初の翻訳産業園、武漢に完成

中国初の翻訳産業園「伝神多語情報処理センター」が、武漢市光谷ソフトウェアパークで完成。総計5000万元(約7兆4312億8300万円)の資金を投入。武漢市は3年の時間をかけ、同センターを全世界で最大級の中国語翻訳サプライヤーへ成長させる予定。


・2007/11/19 - ITpro
戦略なきグローバル・ソーシングは長続きしない

オフショアを見直す時期に来ている。最も重要なのは,長期的な視点で自社と委託先のメリットを考え,委託する業務を決めることだ。例えば,海外でコンビニのない地域のITベンダーにPOSデータの分析を任せても,的確な分析結果は得られない。分析の担当者が,コンビニでの商品購買というものを具体的にイメージできないからだ。


・2007/11/19 - FujiSankei Business i.
ベトナムでソフト産業拡大 低賃金でゲーム制作

社員の最低賃金は月250ドル(約2万7,500円)で国内の一般企業より高めだが、「インドや中国の同業種よりは安い」という。自動車1台のデータ作成に約40日かかるなど、ゲーム制作には労働集約的な面がある。


・2007/11/19 - ジェトロ
ビジネスプロセシング協会が市場拡大目指す- (フィリピン)

2010年までの針路を定めた「ロードマップ2010」を発表した。世界市場でのシェア10%獲得と雇用者数90万人の達成を目指す。さらなる成長に向けた重点課題として、人材開発、新たなビジネス拠点の開拓、ビジネス環境整備の3点を挙げている。


・2007/11/20 - 中国情報局
中国のシリコンバレー大連、一部売り上げはバンガロール並み

2006年のソフトウェア分野の売上は前年同期比50%増の約19億米ドルと、アウトソーシングサービス全体では、バンガロールとほぼ同じ売上(113億米ドル)を達成した。

 ↑19億米ドルと113億米ドルがほぼ同じ?(幸地)


・2007/11/21 - IT-PLUS
インドのオフショア開発、成功の第一歩は資本参加

大連には日本語能力検定1級取得者は多いが、インド人の日本語能力検定3級合格者とほぼ同等だと考えている。私は資本関係のない海外の企業に開発を委託する「オフショア開発」というソフトウエア開発形態は非常に中途半端だと考えている


・2007/11/21 - ITpro
国ごとの特色見極め,“マルチ”への体制を整えよ

中国は期待と失望が一巡し、かなり地に足のついた取り組みが進んでいます。ベトナムについてはしばらくの間静観すべき。日本向けの仕事に従事できるのは1000人程度と言われています。インドやブラジルは「学ぶ相手」として付き合え。


・2007/11/22 - ITpro
ITILをグローバル展開の共通言語に

運用ルールなどを文書で規定していても,言葉の意味が違うと,運用業務がルール通りに実施されないおそれがある。例えば「変更管理」という言葉一つとっても,国や地域によって担当者の解釈が違うかもしれない。

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大混雑のぞみ号

今日、日本は勤労感謝の日ということで、ほとんどの会社はお休みです。今朝は、大混雑の新幹線自由席に乗り込んで大阪入りしました。

今年一番の混雑振ではないかと、JRみどりの窓口のおじさんが言ってました。指定席だけではなく、グリーン車を含め終日満席とのこと。朝5:30に東京駅につきましたが、始発の"のぞみ号"には、とうとう乗車できませんでした。

連休中の移動は要注意ですね。30分近くの乗車待ち時間は、本当にさぶかったです。ぶるぶる。

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理解できない箇所は翻訳せずにすっ飛ばす通訳

天狗症候群
中国人通訳にはいつも泣かされます。この前まで、パートナーさんから中国人技術者を1名入れていましたが、いろいろと面倒が多いので、とうとう帰ってもらいました。
(日本人)

中国オフショア開発では、通訳を介したコミュニケーションが主体である。現場には、IT音痴の通訳もいれば、ブリッジSE兼通訳もいる。いずれにせよ、通訳の専門教育を受けた人は少ない。

よくあるトラブル。

・中国人ブリッジSEは、日本人の意思を直訳しない。自分が理解できる範囲で意訳する。理解できない箇所は、翻訳せずにすっ飛ばす。

・大学で日本語を専門的に学んだIT音痴の通訳はソフトウエア開発を知らなさ過ぎで、会話が成立しない。


こんな疑問符がつく場面も多い。

・会議の席で通訳だけを見て会話する日本人マネージャー。感情のやり取りが発生しないので、いつまで経っても信頼関係はゼロ。

・カタコトの日本語しかしゃべれない中国人は知的レベルも低いと勝手に判断する日本人。

・流暢な日本語をしゃべるブリッジSEは、マネジメント能力も長けていると勝手に判断する日本人。

・日本の国立大学に留学した後、最近わが社に入社した若くて賢い中国人社員をみて、「彼なら、中国と日本を上手に橋渡しするに違いない」と過大評価する日本人上司。

・日本人が聞いても退屈な無味乾燥なスピーチを通訳させる日本人。

・会話に句読点がなく、通訳を置き去りにして熱弁する役職者。


■成功の勘所

あなたは、ブリッジSEに「直訳」を期待するか、それとも「意訳」を期待するか。予め立場を明確化しておこう。

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三連休

3連休は大阪で1泊、その後は沖縄に移動します。
大阪のホテルはどこも満杯で、まだ予約が取れていません。
カプセルはやだ。困たれぶー。

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品質保証部は成果報酬ですか

なぜ、日本では、テスト専門技術者”テスタ”を使わないのか
我々企業には品質保証部は存在します。・・・品質保証が実施する範囲もピンキリで、ドキュメントのみのチェックからプログラムのブラックボックス的なものまでさまざまです。
(日本人)

前号のタイトルは刺激が強すぎたのだろうか。思いのほか多数のご意見が寄せられた。
Vol.0752 日本にテスト専門技術者がいない理由を説明せよ


テスタや品質保証部門の有無は、海外ベンダの選定基準にも関連する話題である。もし、初めて訪問する海外ベンダで次の営業トークを耳にしたら、あなたはどんな反応を示せばよいだろうか。

「わが社には、開発部隊とは独立した品質保証部が存在します」
「わが社では専門のテスタを起用して、徹底的にバグを潰します」


主観的な意見だが、中国ベンダで活躍するテスタと日本の品質保証部とでは、全く機能が異なるのではないか。

中国:平均年齢□□才、主な役割は□□□□による動作確認
日本:平均年齢□□才、主な役割は□□□□に責任を持つこと

もし中身が違うのなら、品質保証部に関して日本と中国を比較しても意味がない。


■成功の勘所

中国ベンダのテスタや品質保証部の実態を知る効果的な質問の例。

「テスタの平均年齢は?」
「品質保証部のおかげで失敗を回避できた事例を教えてください」
「品質保証部は成果報酬ですか。どうすれば給料アップしますか?」

あなたなら、どんな質問を投げかけますか。

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きれいに包装されたプレゼントをその場で開ける人

AOTS研修の最後に、受講生みんなからお土産を頂きました。中国からわざわざ持ってこられたナイスな飾り物です。プレゼントされたその場で包装紙を開け始めると、どっと笑いがおきました。

「プレゼントされたその場で中身をみるなんて、幸地先生はやはり日本人ですねー」

「中国では、いただいたプレゼントは後でこっそり見るものです」

ああ、そうなんですか。失礼しました。
でも、ちゃんとフォローしました。

「でも、見てください。包装紙を丁寧に開いています。びりびりと破いてはいません。わたし几帳面でしょう。中国ではどうですか?」

またここから、ワイワイと異文化談義に花が咲きます。

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日本にテスト専門技術者がいない理由を説明せよ

日本には、なぜテスタが存在しないのか
なぜ、日本では、テスト専門技術者”テスター”を使わないのか。自分で作ったプログラムを自分でテストするだけですか。本当にそれで品質保証できますか?
(AOTS研修/中国人)

AOTS研修プログラム二日目の風景から。

財団法人 海外技術者研修協会(AOTS)


◇:幸地  ◆:中国人管理者

◇日本の業務系アプリケーション開発では、いわゆる"テスタ"を起用した第三者による試験は少ないと思います。プログラマが自分の担当箇所を自己責任でテストするのが一般的です。

◆中国では、開発部隊とは独立した品質保証部が必ず存在します。なぜ、日本ではテスト専門技術者を使わないのですか。

◇そうですね。いくつか理由を挙げてみましょう。まず、オーダーメイドの業務系アプリケーション開発が中心の日本企業では、テスタによるホワイトボックステストは効果的でないことが多い。次に、・・・・・・

◆ですが幸地先生、自分で作ったプログラムを自分でテストするだけですか。本当にそれで品質保証できますか?


私はこの時点で、日中の様々な相違点が頭に浮かんだ。

・日本と中国の「プログラマ」の成熟度の違い
・日本と中国の初級プログラマ数の違い
・日本と中国のSE、プログラマ、テスタの給与格差の違い
・日本と中国の「品質保証部」の役割や実態の違い
・プロセス重視と結果重視の違い
・無謬性を追求して副作用を起こす日本と合理主義を貫く中国の違い


■成功の勘所

あなたは、日本のシステム業界の事情を知らない外国人管理者から、「日本はなぜテスト専門技術者を使わないのか」と聞かれたとする。

あなたなら、どのように答えるか?日本市場の特徴を簡潔に示し、相手が納得する説明を考えなさい。(相手に持論を押し付けないこと、相手を批判しないこと)

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いきなり信頼関係は無理ですが

今回のAOTS研修は40代が中心の管理者研修ということもあり、日本企業のオフショア発注プロセスや外注管理の仕組みなどに興味しんしんのご様子でした。

講義が終わった後、AOTS研修生から、幸地先生を中国□□省にお招きしてご講演願いたい、とたくさんのお誘いを受けました。一瞬、

社交辞令かな?

とも思いましたが、実態はどうでしょうか。謝礼はお幾らですか、と具体的に聞かれたので、本気で検討してくれるかもしれません。ですが、中国の市政府や情報産業協会ではお支払いできる金額ではないと思われるので、金額については「旅費交通費のみお支払いください」と笑ってお茶を濁しました。

皆さん、真剣な表情で私の講演を聴いてくださり、しかも、質疑応答でもやかましいくらいに盛り上がってくれました。

講演では、若干気になる箇所もありました。

幸地「日本では・・・・です」
(言った後に、日本はこうだと断言する表現はまずいかなーー)

そして、常に事実データと主観部分を明確に区別することを心がけました。日本企業に根付く中国への不満は、はっきり伝えました。また、私が個人的に感じる中国の欠点もきっちり伝えました。

表現にはかなり気を使ったので、それなりの苦言であっても好意的に受け取ってくれました。もっとも、二日間の講演のほとんどは日本企業にとって耳の痛い話でしたので、あまり心配はありません。

実績のない得体の知れない中国企業を相手にいきなり「相互信頼」を築くなんて難しいかもしれません。ですが、公式・非公式のコミュニケーションを重ねて、風通しを良くすれば、相互に親密な関係を築けるかもしれません。まずはそこが出発点です。

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ウイークリーニュースダイジェスト(2007/11/16)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2007/11/6 - ITpro
インド離れを始めたアウトソーシング 今度はインド企業が業務を海外移転

第一の理由は利益の圧迫だ。今年に入ってからルピーが対ドルで12%高騰したほか、9月の米IDCの調査によれば、インドにいるIT技術者の平均年俸は昨年の18.3%増をやや上回る18.7%に上昇し1万5300ドル(約180万円)となる。


・2007/11/7 - 中国情報局
中国のソフトウエア産業をインドと比較する

中国は日本および韓国からの発注が59%であるのに対して、インドは米国からが59%で英国からが23%。つまりインドは、合計82%を占める英語圏からの受注が主体なのである。


・2007/11/7 - VIETJO
ハノイで「ジャパンICTデイ2007」を開催

11月13日から16日までハノイ市のナショナルコンベンションセンターで「ジャパンICT(情報通信技術)デイ2007~日越間のITブリッジ~」を開催する。


・2007/11/9 - ビジネス+IT
中国のアウトソーシング事業、日本向けが5割超え

中国のリサーチ会社、易観国際の2007年第2四半期中国海外向けソフトウェアアウトソーシング市場レポートから。欧米の29.4%、香港の10.0%と続く。

・2007/11/9 - ITpro
日本製ソフトが世界で売れないのは,日本でPCが売れていないから

中国政府も『なぜ中国のソフトウエア産業はインドほど発達しないのか』と危機感を抱いているが,中国とインドでは,英語の能力に差があると言える。

・2007/11/12 - 中国情報局
中国におけるソフトウエア産業人材の供給動向

2005年には前年比37.8%と大幅な増加を記録し、その数は164万人に達した。2001年には29万人程度だったことを考えると、その間に実に5.7倍に増えたことになる。


・2007/11/12 - ITpro
インドITベンダー・タタ、組み込みのオフショア開発に人・カネを投資

2006年、日本の組み込み技術者数は約23万5000人だった。2005年からから4万2000人増えたものの、いまだに9万9000人が不足しているという。TCSは日本向けの組み込み技術者を、現在の500人から、2011年に最大4000人まで増員する。


・2007/11/14 - ITpro
中国とインドに試される日本企業の力

日経BP社では近く,日経コンピュータ,日経ソリューションビジネス,ITproの3媒体が中心となって,グローバル・ソーシングを主題とする特番サイトを立ち上げ,情報を発信していくことになった(11月19日オープンの予定)。


・2007/11/14 - JETRO
JETRO 定期報告 フィリピンIT事情 2007年11月

人材獲得競争激化し、人材確保のため産学提携の動き
日本への人材派遣も活発化
日本語人材は限定的だが育成拡大の兆しもあり


・2007/11/15 - CNET Japan
日中韓、ソフトウェア管理の相互協力で覚書を締結

ソフトウェア管理に関する「一般的な協力」「公共方針」「情報の共有」「人事交流」「その他」の5項目について、相互に協力することを取り決めた。ソフトウェア著作権保護のために日中韓の団体がMOUを締結するのは、今回が初めてとなる。

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驚愕の出席率100パーセント

オフショア大學初のビックイベント「オフショア大學開講記念セミナー」は大成功でした。

事前登録56名に対して出席56名!!
優先度の低い無料セミナーなのに脅威の出席率100%を達成しました。
(事前のキャンセル連絡を除く)

肝心の中身ですが、13:45開始から16:15終了時刻までほぼ満員状態が続きました。業務の都合で席をはずした方が数名いただけです。

出席者から回収したクイズ形式のアンケート用紙は、皆様からのすばらしいアイデアでぎっしり埋め尽くされています。

これからアンケート結果を集計して、レポート形式に整えてイベント参加者に還元します。そのまま売れるのではないかと思われますが、レポートはあくまでも非売品。

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日本向けIT高級人材の育成は可能か

英語で発注して欲しい
日本の顧客向けに英語での受託開発、その後のローカライゼーションは有効か?
(中国オフショアベンダ/営業・企画)

いよいよ明日に迫ったオフショア大學開講記念セミナー。今朝の時点で申込は50名を突破した。参加無料とはいえ、ものすごい関心の高さが伺える。

セミナー登録の際に皆様からオフショア大學へのご意見・ご質問・ご要望を聞いている。いくつか紹介しよう。


・人材不足が進み、一方、大手を中心としてオフショア化が進む中、日本企業の将来はどういう姿となるのか、知りたいと思います。(日本人/営業・企画)


・複数の国籍・バックグラウンドの人間と仕事をする必要に迫られており、コミュニケーションに苦しんでいます。言語自体が障壁となる事もありますが、それ以上に、同じ状況を説明しても、状況認識が異なるように感じられます。言語・文化を超えて同一の温度で仕事をすすめる方法・手法を知りたいです。(日本人)


・中国ではIT技術者が急激に増え、日本のバブル期のように単価が上がって、使えない技術者が増えているように感じます。価格が上がって質が下がったら日本のIT業界の二の舞です。今後のオフショアの動向についていろいろお聞きしたいと思います。(日本人)


・セキュリティー対策も含め、オフショア開発運用上の課題と対策の状況が知りたい。(日本人)


・中国で、日本向けのIT高級人材の育成は可能なのか?(中国人)


■成功の勘所

基調講演していただくお二人から寄せられた声。

SNIコンサルタンシー(上海聶欣信息諮詢有限公司)総経理
末富昌幸

中国ソフトウェア産業の概況、日本企業の海外リソース活用状況、中国オフショア開発ニーズの動向、中国内需シフト動向、内陸シフト動向、最適パートナー選定基準(案)、人材定着率の動向、中国オフショア開発の実施ステップと効果等々、中国オフショア開発の最新動向についてご紹介致します。


Global Net One 株式会社代表
霜田 寛之

今まで語られてきたオフショア開発はマネジメント視点のノウハウが多いのが現状です。当然、戦略思考を持ってプロジェクトの旗振りを行うことは必要ですが、今回は現場の声もお伝えしたいと考えています。器用・真面目・誠実・勤勉というイメージで非常に注目を集めるベトナムですが、どのような点が優れていて、どのような点が課題となっているのかを正直ベースでお話しします。

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3キロ減

ここのところ、イベント準備とオフショア立ち上げ支援などが重なり寝不足気味。おかげさまで、久しぶりに体重がおちました。
それって、やつれた?

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AOTS中国IT産業管理研修より

大手企業に人材を根こそぎ奪われていく
体力のある企業なら、中国内陸シフトして人材争奪戦に対抗すればよい。だが中小には限界がある。いかに早く対日オフショア業務で活躍する人材を育てられるか、それが課題である。
(上海・中国人経営者)

先日、中国から来日された中国人管理者20名に対して、日本市場の最新動向をレクチャーした。参加者は誰も日本語を話せないという特殊な環境。AOTSさん、見事な舞台をご用意いただきありがとう。

ベテラン通訳を介して、3時間みっちりしゃべってきた。今年一番の緊張であったが、通訳との息もぴったり。結果は大満足。自分を褒めてあげたい。

財団法人 海外技術者研修協会(AOTS)


日本のソフトウエア市場をほとんど知らない受講者だからこそ、レクチャー後の質疑応答は難しかった。中には「bridge SE(英語)」を知らないという方もいるので、言葉を慎重に選んで精一杯答えた。

Q.ベトナム発注もいいが、中国内陸の方がもっと条件がよいはずでは?
Q.日本企業に社員数を聞かれたら多めに答えた方が印象がよいか?
Q.中国だって仕様は曖昧だし、お客様は偉い。日本と同じでは?


■成功の勘所

こんな質問も飛び出した。私は一瞬答えに詰まってしまったが、あなたなら何と答えるか?

Q.中国内陸に20名のソフト開発部隊がいる。昔は対日オフショア開発の実績があるが、今は日本企業との取引はない。日本企業と取引を再開したいが、どうすればよいか。


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他園区はみなライバル by 蘇州

蘇州でもIT人材の人件費上昇が目立つ
ですが、上海と比べて相対的な生活費が安いので人材定着しやすい。
(蘇州工業園区・中国人)

2007/11/7(水)、沖縄視察団上海出張アテンドの三日目。

今週、沖縄から20名余の上海オフショア開発事情視察団が到着した。月火水の3日間は、上海、杭州、蘇州の各ソフトウェアパークを駆け足で視察する。

三日目は、朝9:00に杭州ホテルを発って蘇州に向かう。お目当ては壮大なビジョンと広大なスケールが自慢の蘇州工業園区。

・グレート蘇州だけで、国家レベルのパークが5つある。
・さらに州レベルでも23の園区。これらはみなライバルである。
・中国内の競争を勝ち抜くには、政策上の優位性が欠かせない。
・蘇州工業園区の人材は半数が地元出身者、半数が外部からの流入
・新卒の募集は簡単。1万人の新卒募集に対して8万人の応募者あり。
一方、経験者の不足は相変わらず困難。


■成功の勘所

蘇州工業園区の企業誘致担当者曰く、

蘇州でもIT人材の人件費上昇が目立つ。しかしながら、上海と比べて相対的な生活費が安いので人材定着しやすい。最近はどの企業も人材トレーニングに力を注ぐ。中国商務部から一人当たり4,500元のトレーニング補助金が貰える制度があった。これが、いつまで続くかは不明。

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帰国

今朝は5時前には起床。8:50のJAL便で帰国します。


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杭州ハイテク技術産業開発区は民間主導

安いだけじゃ物足りない
杭州の人件費は特別安いというわけではないが、全体のコストダウンは可能である。
(杭州国家高新技術産業開発区)

2007/11/6(火)、沖縄視察団上海出張アテンドの二日目。

今週、沖縄から20名余の上海オフショア開発事情視察団が到着した。月火水の3日間は、上海、杭州、蘇州の各ソフトウェアパークを駆け足で視察する。

二日目は、朝7:30に上海ホテルを発ってバスで杭州へ向かう。道中、高速道路脇の景色を眺めながら沖縄との類似点を挙げながら盛り上がる。

杭州市街地に着いたのは11:00前。途中でトイレ休憩を挟んだものの、予想以上に時間を食った気がした。我が視察団は、中国でも有数の観光地『西湖』の畔を30分ほど散策。驚いたことに西湖周辺では、未だにセミの鳴き声が聞こえた。沖縄県民もびっくりである。

この日の公式スケジュールは以下の通り。

・杭州国家高新技術産業開発区と意見交換
http://jap.hhtz.gov.cn/index.asp

・対日オフショア開発で豊富な実績を誇る民間企業と同社集団が運営する人材育成センターを訪問

・対日オフショア開発企業の連合会□□□クラブとの交流会


杭州国家高新技術産業開発区では、副主任・副区長の金志鵬様をはじめとする企業誘致担当者がお出迎え。企業誘致の立場から、杭州IT事情を丁寧にご説明いただいた。

・1990年設立
・上場企業14社、ベスト百企業12社が進出済み
・前年度比、特許数30%増加(2006年度)

・ソフト売上が開発区全体の17.5%を占める
・アウトソーシング基地として900社が進出済み(うち外資170社)
・売上高1億元以上売上が53社
・CMM/CMMi達成企業 42社

・杭州の人件費は特別安いというわけではないが、□□□との理由から全体のコストダウンが可能となる。

・政府の建設投資は最小限にとどめた。2つのビルを除き、他は全て民間資本によるもの。


第2番目の訪問先では、新卒者向けITトレーニングの現場を視察させていただいた。生徒の大半は中国人だが、一部には日本企業から派遣された日本人研修生もいるとのこと。

杭州最後の公式行事は、対日オフショア開発企業の連合会□□□クラブ杭州との交流会。我々が宿泊した望湖賓館の会議室にて、50名近くのオフショア関係者が交流を深めた。


■成功の勘所

沖縄県民は杭州がいたく気に入ったご様子。特に以下の点に魅力を感じたらしい。

・豊かな自然と最先端の開発区が融合された街全体の雰囲気
・地元志向が強く、落ち着いた雰囲気の人々

来年はぜひベトナムにもお連れしなきゃ。

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中国で最後まで泡盛を呑む人々

前日に引き続き、杭州でも沖縄の地酒『泡盛』を会場全体に振舞いました。沖縄県産業振興公社上海事務所から差し入れです。毎度ありがとうございます。

ただし、最後まで泡盛を飲んでいるのは全て沖縄人。
郷に入っても、郷に従わず。

上手い酒を呑んで幸せそうな人たち。誰からも不満はありません。楽しんで交流しました。やがては、ビジネス面でも、沖縄人の本領を発揮するときがやってくるでしょう。

わたくし、白酒はNGですが、老酒ならぐいっといけます。ただし禁酒中の身。

今朝は午前中から蘇州に移動して、広大な工業団地をぐるっと視察した後、そのまま上海に戻ります。実質的な視察最終日です。


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米国系企業が数百名単位でIT技術者を根こそぎ奪っていく

日本企業から「ブリッジSEを3名出せ」と言われたら?
日本語ができる優秀なブリッジSEがいたとしても、絶対に日本に派遣したくない。その理由は?
(中国人・会社役員)

2007/11/5(月)、沖縄視察団上海出張アテンドの初日。

昨夜、沖縄から20名余の上海オフショア開発事情視察団が到着した。月火水の3日間は、上海、杭州、蘇州の各ソフトウェアパークを駆け足で視察する行程となっている。

今回上海を訪問した沖縄視察団の目的は、沖縄県が推進するIT津梁パーク構想の実現に向けた実務者レベルの準備運動である。

・2007/6/2 - 琉球新報
「県内でも実現可能」 知事「大連ソフトウエア」視察

・2007/2/6 - 沖縄タイムス
ソフト開発 官が支援(新沖縄情報通信産業振興検討会)


・間接オフショア開発は効果的ですか?

・2008年度内閣府 沖縄予算3,125億円要求


午前中は、上海浦東ソフトウエアパークと園内にあるオフショア開発ベンダを表敬訪問。日本流の仕様変更が多いソフトウエア受託開発をこなす秘訣について意見交換した。

上海浦東軟件園

午後は、JETRO上海のご好意で最新の中国IT事情についてブリーフィングしていただく。その後、上海と周辺都市を中心に活動する対日オフショア開発企業の連合会□□□クラブとの交流会。

沖縄と上海が抱える共通課題として、主にマネジメントレベルの人材不足について具体的な意見を交わした。

・米国系企業が数百名単位でIT技術者を根こそぎ奪っていく
・体力のある企業は自主的に内陸シフトして人材争奪戦に対抗するものの、イタチゴッコなのでいつかは限界が訪れるだろう


■成功の勘所

日本企業から「ブリッジSEを3名出せ」といわれても困る。なぜなら、優秀な人材だけ選抜して日本に派遣してもオフショア受託企業にとってメリットは少ない。

日本語ができる優秀なブリッジSEがいたとしても、絶対に日本に派遣したくない。中国に置いて現地で10名をマネジメントさせた方がずっと儲かるのだ。

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上海からバスで杭州へ

今日は午前6時起床。
7:30に上海ホテルを出発して杭州に向かいます。


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上海周辺のオフショア開発コミュニティを創ろう

頭の中のもやもやがすっきりした感じです。ただし・・・
中国文化が時間に関して長期志向というのは納得しがたい。刹那、刹那を生きているように感じられます。
(上海オフショア開発勉強会参加者)

今年初めて開催された上海オフショア開発勉強会は、主催者の予想を超える大盛り上がり。本来なら、14~15名で満員になる会場に23名を詰め込んで、ざっくばらんに喧々諤々と議論が進んだ。

講演テーマは「ブリッジSEの条件とスキルアップ法」。実際には、異文化コミュニケーションの理論とマネジメントの要諦に焦点を当てた。

普段の業務では意識しづらい話題を中心に話したので、面を食らった参加者も多かったと思う。さらに早口な日本語なので、聞き取りづらい場面もあったかと思う。いつもながら、講師の話よりも参加者同士の情報交換の方が有益らしく、ちょっぴり嫉妬した。

【参加者の声】

・問題が発生したとき、どの□□□に問題があるかを分析することで、客観的な判断ができるようになると思います。

・中国人の集団への帰属意識を効果的に利用したいと思います。

【雑談中の話題】

・プログラマの初任給と中国市場の技術者派遣単価について
・中国市場の営業プロセスの特殊性について
・もし、中国が政情不安に陥ったら、オフショア市場はどうなるか
・人民元為替相場のゆくえ
・上海周辺のオフショア開発コミュニティを創ろう


■成功の勘所

これからも、(1)小難しい話題をできるだけ分かりやすく伝える、(2)個別事例を整理して体系化して要点を簡潔に伝える、(3)オフショア関係者が集う「場」を提供する、に注力していきたい。

上海オフショア開発勉強会に参加された22名、イベントを手伝った3名、懇親会参加の17名、午前3時まで2次会に付き合った10名の皆様、まことにありがとうございます。

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地元密着を応援します

勉強会参加者のSさんが、上海周辺でオフショア開発コミュニティを創ろう!と意気込んでいます。

アイコーチ公認なので、私も全面的にサポートします。
あちこちで地元密着のコミュニティ活動が盛り上がるといいな。

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ウイークリーニュースダイジェスト(2007/11/2)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2007/10/24 - ITpro
インドIT企業が「日本のITサービス会社の下請けにならない」理由

日本法人ウィプロ・ジャパンは「日本のSIerには課題がある」と指摘する。SIerはアップグレードしないし、日本の技術者は不足している。若い人も勉強しない。


・2007/10/25 - 日中経済通信 提供、japan.internet.com 独占記事
「天津高新区」着工、入居希望420社に~先進ソフト基地構築

「天津高新区・国家軟件及服務外包産業基地核心区」が10月23日に天津で定礎式を行った。2年-3年の開発を経て、国際的にも一流のソフトウェア企業(CMM 評価がレベル5)または世界500強の企業を5社-10社導入し、東北アジア先進レベルのソフトウェア産業パーク
を構築するもの。


・2007/10/26 - ITpro
コンタクト・センターの「不思議」――なぜ人材派遣なのか?

従業員を次のような形で段階的に採用していた。
(1)採用の初期は時間給ベースのパートタイマー(期間最長3ヶ月)
(2)採用基準を満たしていると評価した場合は1年契約の契約社員
(この時点で月額給与となる)契約は3年まで毎年更新可能
(3)マネジャ・クラスに登用する場合は正社員


・2007/10/29 - 日経ネット
人材各社、韓国人技術者を派遣・日本国内のメーカーに

現地の理工系大学約10校と連携して週1回程度のペースで就職説明会を開く。日本語能力や技術水準で選考し、日本国内の電機・精密機械メーカーに派遣する。賃金は日本人と同等で、平均時給は3800円前後の見込み。


・2007/10/29 - PRONWEB Watch
日本の組み込みソフト技術者は9万人以上足りない

優秀な技術者を人材育成に回す余裕も無く、予備軍とも言うべき人材も少ないのが現状。企業にあわせたカスタマイズも可能な人材育成カリキュラムとは?

 ↑お友達の会社の記事です(幸地)


・2007/10/30 - 日本総合研究所
間接業務は中国へアウトソーシングすべきか

英語ほど汎用性のない日本語をわざわざ修得しようとし、かつ安価な単純作業で満足するような中国人がどれだけいるかと考えれば、決して楽観的にはなれないのである。


・2007/11/1 - 日経パソコンオンライン
米国IT最新事情:母国と米国を気負いなく照準に入れる中国ソフト産業

中国ソフトウエア産業の世界では、何千人もの従業員を抱えるインド企業にはとうてい太刀打ちできないので、数百人程度の中規模の企業が、特徴あるソフトを開発して勝負するという気運になっていると言う。


・2007/11/1 - RIETI
投資銀行におけるオフショアリングとアウトソーシングの胎動期

1)胎動期:1970年から1989年まで
2)黎明期:1990年から1994年まで
3)建設期:1995年から1999年まで
4)拡大期:2000年から2004年まで
5)定着期:2005年から現在まで

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上海懇親会「焼酎ぐら田々」虹橋路1665号洛城広場

上海でオフショア開発イベントを手伝ってくれる友人が、私にちなんで、懇親会の会場を九州・沖縄料理がメインのお店を予約してくれました。

私は、二日前まで沖縄で普通にちゃんぷるーを食べていたので特に○×△□・・・、こんなことは口が裂けてもいえません。お気遣い、ありがとうございます。参加者の皆さんが楽しんでくれたら、それで満足です。

当初、座席を8名分しか用意しなかったそうですが、こんなに少ないわけがありません。むしろ、勉強会よりも懇親会の方が参加者多かったりして。

懇親会の会場はこちらです。

 ダイニングバー 「焼酎ぐら田々」
 虹橋路1665号 洛城広場 203号室 
 TEL:6278-2660

 日時:11/2(金)18:30ごろ(勉強会終了後に歩いてお店に移動)
 会費:自腹です。お安くはなさそうですが
 場所:勉強会会場から歩いて3分
    http://www.ai-coach.com/seminar/workshop_sp.html


何かあれば、幸地の携帯電話に連絡をください。とはいえ、セミナーの準備などがあり、電話がかかってきても出られないかもしれません。あしからず。

中国携帯:138-0176-7534
(本誌発行人が日本語で話しかけます。うぇい?)


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後発組のコールセンター参入

BPOとは、Business Process Outsourcing の頭文字
企業が自社の業務処理(ビジネスプロセス)の一部を、外部の業者にアウトソーシングすること。社内業務そのものを情報システムの運用とともに、外部に委託するBPOが登場した。
@IT総合トップ > 情報マネジメント > 情報マネジメント用語事典

国内BPOを立ち上げる際の留意点を考える。まずは、先日のプレミアム版メルマガで紹介したケーススタディをご覧あれ。


【Case study】後発組のコールセンター参入

東京に本社を構えるA社は、中国大連にオフショア開発の拠点を構える独立系ベンダである。顧客の要望に応じる形で、ソフト開発だけではなく、BPO(データ入力、事務処理、コールセンター)分野にも進出済みだ。A社は、大連に自社ビルを建設する予定である。A社の大連への入れ込みは、紛れもなく本物である。

そんなA社が、ある金融機関からコールセンターBPO案件の引き合いを受けた。現在首都圏で稼動する数百席のコールセンターを大連に移管したい構え。ところが、顧客は、すべてを中国BPOするのは経営リスクが高いと考えている。

そこで、A社は、主部隊を大連に、補助部隊を国内の田舎に配置するコールセンターBPO体制を提案したいと考えた。ただし、A社は国内でのコールセンター運営の実績はない。さらに、一般市場では、A社のブランドは全く認知されていないとする。


【問いかけ】あなたがA社の提案責任者なら、どうすれば勝てるか。


■成功の勘所

コールセンター業務のアウトソーシングは、オフショア開発よりも動きが早いので、先行指標として常に確認しておきたい。コールセンターBPOを流行・周期を押さえておくと、次にオフショア開発が進むべき道が見えてくるだろう。


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今夜から上海

今夜、上海入りします。

お友達に上海出張を連絡したら、勉強会への参加は難しいけど、懇親会には駆けつけます!と元気な返事をいただきました。
嬉しかったです。久しぶりに盛り上がりそう。

明日の上海オフショア開発勉強会への駆け込み申込みが増えています。この様子じゃ、臨時席を用意しなくちゃいけなさそう。

仕事の都合で午後の上海オフショア勉強会には参加できないけど、懇親会には顔を出したいって方、いらっしゃいますか。

大歓迎です。メールください → support(@)1offshoring.com


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