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効率化の手段と信じて仕様書作成の工数を省く

どうせ仕様は固まらない。納期だけが迫ってくる。
仮に仕様を細かく詰めたって、顧客はなんだかんだと合意を留保する。そうして矢継ぎ早の仕様変更。その度に仕様書を書き直すなんて、工数的にやってられない。
(小規模オフショアベンダ/日本人役員)

あなたは、仕様書丸投げに賛成か反対か。いつの間にか読者アンケートの結果は互角の争いになってきた。日本側で小規模オフショアベンダを切り盛りするある日本人役員は、受託側の苦しい胸のうちをこう明かしてくれた。

・どうぜ日本の顧客には仕様を決める権限もなければ、文書化する暇も能力もない。それなら粗い仕様で粗いままさっさと作って、顧客に見せて触ってもらい、ダメ出しされながら現物を手直ししていく方が効率的だ。もちろん、手直し期間の工数は請求できるはずもない。


■成功の勘所

効率化の手段と信じて仕様書作成の工数を省くプロジェクトがある。「仕様書=ソースコード」が日常化してしまい、終わりの見えない客先常駐(監禁)に放り込まれる。第三者への引継ぎも困難。

まともなシステム会社なら、あえて火中の栗を拾う必要もないので、引継ぎ依頼は断固拒否。こんなときの救世主は、恐れを知らない中国やインドのオフショアベンダ。リバースエンジニアリングと称して、技術者が必死でソースコードを洗いなおす。

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