「言った」「言わない」のトラブルなど皆無
ルール通りに仕様変更
依頼表や変更指示書の作成に半日ほど費やします。(日本人)
意外に思われるかもしれないが、オフショア開発で「言った」「言わない」のトラブルに巻き込まれたことなど一度もないと豪語する実務者は少なくない。
張本人に詳しい話を聞いてみると、残念なことに奇をてらった妙案は出てこない。
・質問や各種依頼は全てQ&A連絡票に書く
・TV会議の後には、中国側に議事録と質問一覧を提出してもらう
・日本側は必ず回答期限を守る
・文書で曖昧な点があれば、即座に電話やチャットで確認する
以上、たったこれだけである。
■成功の勘所
ある会社では、大きな障害もなく無難にオフショア開発がスタートした。しばらくして、互いに信頼関係ができたのを確認。良好な雰囲気の中で、一括請負契約からラボ契約に移行した。ところが、ラボ契約に変わった途端に「言った」「言わない」の問題が続出した。
いったいなぜ?
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