日本語と英語の両方で仕様書を書きます
自己反省、プログラマまで遠い
通訳兼ブリッジSEを通して日本語で書いた仕様書を説明しました。同じテーブルを囲んでいるのに、ブリッジSEを通してしかコミュニケーションができず、私もブリッジSEの顔しか見ませんでした。
(日本人)
かつて、オフショア開発を経験した者なら、ブリッジSEを介した仕様説明で何度も失敗を重ねたことだろう。「失敗」と書いたが、特に恥じることはない。小さな失敗の積み重ねは、オフショア開発の成功に向けた正常なプロセスの一部である。
オフショア大學を受講したある日本人SEは、中国への仕様伝達を効率化するために、Q&Aなどの短い文書は片っ端から英語化していったという。実に興味深い改善事例である。
・日本語と英語の両方で文書作成した
・できるところから着手して、徐々に仕様書全体にまで英語化の範囲を広げた
・その結果、仕様理解不足のバグが激減した
・日本側の文書作成工数は大幅に増大したが、プロジェクト全体の工数削減に寄与したので満足
■成功の勘所
前述の改善活動をはじめたきっかけは、中国人プログラマとの距離を縮めたいという、極めて個人的な動機が出発点である。だからこそ、決して英語が得意とはいえない平凡な日本人SEが、Q&A文書の英語化に踏み切れた。短絡的な効率性だけを求めていたら、面倒な英語化なんてきっと長続きしなかっただろう。
あっぱれ×5!
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Comments
母国語同時ではない事はリスクだと思います。
ですが、それは契約等を行う「お偉いさん」のレベルの話であって、
開発者同士においては、リスク以上のメリットがあると思います。
自分の言葉で伝えられる事が「楽しい」のです。
Posted by: しみけん | January 17, 2008 09:04 AM
しみけんさん、こんにちは幸地司です。
一緒に「日本人IT技術者は英語が下手」という根拠の無い観念をぶっ壊しましょう。
多くの日本人IT技術者は、オフショア開発で使える英語の基礎体力を間違いなく有しています。
(独り言)他県の日本人が気づく前に、沖縄情報通信業界が英語教育にいち早く着手して欲しいな。沖縄がアジアのITハブを目指すなら、英語必須でしょ。
Posted by: 幸地 司 | January 21, 2008 10:21 PM