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5Sへの関心なし?

デスクワークも整理・整頓・清掃から
オフィスの5Sを推進することで、出来ている仕事をより効率的にしましょう、ということです。まずは最初の3Sでいいと思います。
(改善コンサルタント/日本人)

最初に5Sの話題を提供してくれた中国製造業に明るい改善コンサルタントの友人は、アンケート途中結果と投稿されたコメントに対して次の言葉を返した。

(◇:投稿コメント ◆:改善コンサルタント)

◇初めて職場を経験するときに5Sを教わってもらいましたが、結局は今まで一番簡単な本やペンなどの整理・整頓さえ出来てないです。会議のメモは殆どとっておりませんし、清掃・清潔は基本的に頭に無い現状です。・・・・・・自分の作業現場が写真取られたりするのは大嫌いです。仕事がうまくいけばそれでいいだろうと思う方ですので。

◆ある意味、ごもっともです。オフィスの5S(最初の3Sでいいと思いますが)を推進することで、出来ている仕事をより効率的にしましょう、ということです。

ただ、現状でいいと思っている人には、出来ないでしょう。でも、そんな方にも、整理・整頓をやることによる効果を実感してもらえれば、やれるようになるのですが。

どうしても自分の机は、ほっといてという人でも、関係者との共通の書類やファイルがあるでしょうから、それらだけは自分で仕舞いこまないで、必ず約束の場所に置く、戻すことだけは、守ってもらいます。周りの人に迷惑を掛けるのは、論外だからです。

部門やグループで、そういった共通ファイルに関するルールがなかったら、整頓のポイントである3定(*)をやることが第一歩になります。

*3定とは・・・定位、定品、定量


◇私の理解では5Sは形式ではなく、人(会社)の意識、品格、教養の反映です。品格のいい人であれば、落ち着く製品が作れる安心感、信用性を人に与えます。実もそうだと思います。5Sの導入は実に会社の品格を上げる活動だと思います。

◆幸地さんがメルマガで取り上げた事例のポイントは次の通りです。

1.通訳の問題
2.最初は躾ではなく、整理・整頓から
3.定点観測(写真撮影)

中国語に「躾」という字はない。整理・整頓から始めよう


コメント投稿された皆さんは、それぞれすばらしいご意見だと思います。躾は、ルールを守る、そしてその習慣付けですから、最初に守るべきルールを示す必要があります。ルールを守らせるという意味で、管理職・経営層を対象とするのは大正解。

5Sで躾から入るということはなくて、まず整理・整頓をして、その効果をわかってもらう。わかってもらえたら、それを継続する。この継続が難しいのですね。人間喉もと過ぎればですから。


■成功の勘所

先週から、オフショア開発またはソフトウエア開発の現場における5S「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」の推進状況についてアンケートを実施しているが、回答者数が少ない。

ただし、これも一種のフィードバックだと思って、途中結果を有難く受け止めている。

「アンケート回答者数が少ない」=「関心が薄い」
 →「5Sは非効率?」「5Sをやっても無駄?」
 →あるいは「5Sなぞ初歩的なアンケートに答える必要なし?」

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Comments

改善コンサルタントさんのコメント等、いろいろありがとうございます。
私の場合、自分の机管理を完璧にしながら作業用のパソコン内部整理が出来なかったりする方がほめられたりすることが悔しかったかもしれませんね。アハハ
5sはそれなりに効果があると思いますし、効率的だと思います。ですが、どこから始めるかがポイントでしょう。開発部門の場合、机の整理より、プロジェクト開発用の書類(殆どが電子ファイルかと思います)整理とバージョン管理等をメインにして進める方が効果的でしょう。
バージョン管理等の行為を拒むプログラマーはいないでしょうから。机においてるのは勉強用の本とペンやノート、食い物、タバコ、携帯ぐらいですからそこを何とかすることで効率が上がると思いません。お客様からの訪問みたいな場合は論外です。

Posted by: Park yongjin | January 15, 2008 06:10 PM

「改善」と言うは易しですが、実践は大変だと思います。Park yongjinさんのご苦労、お察し申し上げます。

オフショア開発に限らずITやサービス産業では、どの要因が生産性向上やコスト削減に寄与したのかを正確に測定するのが難しいです。その最大の理由の1つが「データ収集」が難しいからだと思います。

大企業では、営業や品質保証部門で顧客満足度、品質や5S推進に関するデータ、アンケート結果を持っているものの、誰も主体的にデータ分析するものがいない。さらに、データ収集に時間がかかる割には、即時性のある改善効果が望めないなどの理由が考えられます。

中小企業の場合、そもそも、分析・評価の元になるデータが組織的に蓄積されていない、担当者によって帳票フォーマットが変わる、バグ識別基準が変わるなどで、仮にデータがあったとしても使えない、なんてことも少なくないでしょう。

Posted by: 幸地 司 | January 16, 2008 09:31 AM

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