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週報でアーンド・バリュー分析は可能か?

計画的にサンプルチェックしました
中国側のPG開始スケジュールより前に規約書を一式送付し、主要PG数人にプロトタイプの作成を依頼し、その後現地に向かってチェックする事で一定の品質を保つことに成功しました。ただプロジェクトの規模的に日本人SEが訪中する費用を計上できないものが多々あるのが現状です。
(アンケート掲示板より)

現地に行って、現物を観ると、オフショア開発の成功確率はぐんと高まる。とはいえ、中国に子会社を設立してオフショア拠点に日本人駐在員を送り込んでも、なかなか成果が出せない会社もある。

プロジェクトの規模が小さいうちは、頻繁に海外出張するわけにも行かない。だが、卓越した個人が縦横無尽に活躍することで小規模プロジェクトを楽々成功させることが出来る。

何かと引き合いに出されるインドと米国のオフショア開発だが、彼らはいったいどのように日々の進捗を管理しているのだろうか。

気になってインド―米国間の実態を調査したところ、プロジェクトマネジメントの技法を駆使して、現実の姿を把握している様子がうかがえた。
(米国企業は、ちゃんと現物確認しているのだろうか?)

【インド―米国 週報で特に気になったところ(※)】

・アーンド・バリュー分析(Earned Value Analysis)
- CPI(Cost Performance Index)
- SPI(Schedule PerformanceIndex)
- ETC(Estimate to Complete)

・key metrics and SLAs
- 人材流動率(たとえば月率5%以下)
- スキル経験(たとえばメンバーの75%以上は3年以上の経験者)
- オンサイト/オフサイト比率
- 最新の不良率(工程ごとに異なる複数の指標)
- 最新の変更率(たとえば10%以下)

※日本の週報でよくある項目はほとんど網羅されています


■成功の勘所

インド―米国のオフショア開発では、週報でこのような実績データ・各指標が交わされているという。もちろん、大規模かつ長期契約を前提としたオフショア開発での話。

小規模・単発プロジェクトが目立つ中国―日本のオフショア開発でも、プロジェクト管理ツールを整備して中国側にデータ解析スタッフを配置すれば、EVAや資源情報を週報で扱えないだろうか。

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Comments

以前、欧米の企業と仕事していた時、Progress Reportの凄さに驚きました。
何かの統計データ(論文)を読んでいるようでしたね。

様々な「事実(結果)」と「想定(予定)」が、
様々な観点で数値化され、全部読むのに一苦労でした・・・

ただ、リスクの値がXX以上にならないとアクションを起こす必要は無いとか、
1週間以内に指摘が無い場合は承認されたとみなすとか、
そこら辺の欧米らしさも驚きました(笑

Posted by: しみけん | January 29, 2008 at 08:56 PM

しみけんさん、こんにちは幸地司です。

> Progress Reportの凄さに驚きました。
> 何かの統計データ(論文)を読んでいるようでしたね。

Report作成者は委託先のプロマネですか。それとも、専門スタッフですか。統計データ収集とレポート出力機能は、かなり自動化されているのでしょうか。それとも、人間の手でコツコツと書かれたものでしょうか。

いろいろ質問して恐縮ですが、しみけんさんが体験された凄いProgress Reportはプロジェクト成功にどれくらい寄与しましたか? 主観的な感想でよいので、よろしければお聞かせください。

Posted by: 幸地 司 | January 30, 2008 at 09:42 AM

恐らく、PMです。
Excelはマクロが組んであって、
色々なデータ・グラフがいっぱいありましたね。


成功には寄与していないと思います(笑


結局、何か物理的なモノを作ってしまうと、
(XX管理ツール・XXレポート・XXルール)
それをチェックするタスクや、
納品物との差異を把握するというタスクが生まれ、
今度はそれをチェックするツールを作り、それが正しいかチェックする必要があり・・・
となってしまいますからね。
本来の「納品物を作る」という時間が割かれてしまうかと。。

Posted by: しみけん | January 31, 2008 at 09:04 AM

しみけんさん、こんにちは幸地司です。

>> Progress Reportの凄さに驚きました。
>> 何かの統計データ(論文)を読んでいるようでしたね。
> 成功には寄与していないと思います(笑

納品物を作る時間と同様に、監視コントロールの時間も正式にプロジェクト計画で考慮しておけばよさそうですね。そうすれば、少なくとも本来「納品物を作る」ための時間が管理業務に割かれてしまう、といったマイナスの心理影響は避けられそう。

Posted by: 幸地 司 | February 08, 2008 at 05:25 AM

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