« 那覇空港→羽田空港 | Main | 組込み現場の「C」プログラミング »

仕様変更、30%増なら許容範囲

仕様変更は随時受付ます
当社が受注する範囲は基本設計から結合試験までです。仕様変更は随時受け付けますが、成功したプロジェクトでは30%くらいです。
(上海独立系ベンダ/中国人総経理)

3年前に上海で創業した、対日オフショア開発を専門とする独立系小規模ベンダの中国人総経理から聞いた話より。

・見積もりと実績がずれる最大の原因は「仕様変更」です。次に、お客様の都合で最初から予算枠が決まっていることがあります。取引実績を増やすために、やむを得ず少ない工数で見積もりを出します。

【工数超過の原因分析】

仕様変更過多 60%
予算枠の制限 30%
予想外の展開  2%
見積もり甘い  1%
その他の要因  7%


■成功の勘所

小規模プロジェクトの見積もりは、現場のリーダーに任せっきりになるため、どうしても仕様確認の詰めが甘くなりがち。この場合、工数超過分は全てオフショアベンダ側が負担するという。

それでも、30%までの工数増なら許容範囲となるように生産性を高める努力を怠らない。小規模ベンダの創意工夫を垣間見た。


|

« 那覇空港→羽田空港 | Main | 組込み現場の「C」プログラミング »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 仕様変更、30%増なら許容範囲:

« 那覇空港→羽田空港 | Main | 組込み現場の「C」プログラミング »