書店めぐり2008/3/31

出版社との打ち合わせで高田馬場に行った帰り道、近くの大きな書店に立ち寄ってオフショア開発PRESSが陳列されているかどうかを確認。ありました。
こうやって並べられると、きれいな表紙が目立って味のある雑誌となります。

出版社との打ち合わせで高田馬場に行った帰り道、近くの大きな書店に立ち寄ってオフショア開発PRESSが陳列されているかどうかを確認。ありました。
こうやって並べられると、きれいな表紙が目立って味のある雑誌となります。

無事、東京の羽田空港に到着しました。なぜ「無事」かというと、今朝の沖縄県地方は大型台風並みの大雨だったからです。思わず、朝6:00ごろJALに電話して「今日の便、だいじょうぶねー?」と聞きました。
案の定、沖縄の離島便はキャンセルが相次いだようですが、幸いにも東京便は全く問題なく平常運行でした。本当に大型台風並みでした。写真をとっときゃよかったです。

今週の金・土・日は、二泊三日の沖縄旅行です。出張ではなくプライベートな用事で。
前日、東京の新宿では桜がほぼ満開でした。

沖縄の実家では、違う意味でお花畑です。
先週から、米国に住む妹が運転免許更新のため実家に帰省中。このタイミングで、父73歳のトゥシビーお祝いをしようということで、何年かぶりに両親と兄弟妹が沖縄に集結しました。この写真では、英語しかしゃべれない米国生まれ、米国育ちの姪っ子と純粋な沖縄人の父が仲良く並んでいます。

朝のぶれっくふぁーすとの様子。なんとなく米国っぽいですが、これは我が実家の標準朝食。さすがにイチゴは特別仕様ですが^^;


昨夜のオフショア開発PRESS創刊記念セミナーもおかげさまで大盛況。この業界では、おそらく過去最大級のイベントでした。
参加者63名に加え、招待客、プレス、スタッフ一同を加えると80名を超える関係者で会場は熱気ムンムン・・・


ムンムン?
実は、たまたま私は会場の最前列に座っていたため、背後の雰囲気を察することができず、いつもと比べるとざわつきが感じられませんでした。
ですが、セミナー終了後の名刺交換の長いこと。そして回収したアンケート用紙には文字がぎっしり。安心しました。最大120名収容の会場が私には大きすぎて、空気を読み違えたようです。取り越し苦労でした。



肝心のオフショア開発PRESSの中身ですが、創刊号ということもあり、有料広告は一切ありません。しいていえば、オフショア大學の紹介記事が広告っぽいですが、裏表紙の邪魔にならない空間に遠慮気味に置いているだけです。
一部の人は、アンケート用紙で広告の少なさを指摘されました。お見事です。さらにマニアックな方は、技術評論社の他の雑誌よりも紙質がよいことをずばり言い当ててくれました。技術評論社の編集担当者は大喜びです。
参加者からオフショア開発PRESSの第一印象の声を集めましたので、ほんの一部を紹介します。
・少しページをめくったところ、かなりおもしろそうである。わくわくしている。早く読みたい。ぜひ、IT産業の向上、改善につながるよううなメッセージを発信してほしい。
・中身が充実していてこの価格(1,974円)は安いと思う。
・オフショア事情のトレンド等を伝える雑誌はなかったので、期待しています。早速、熟読させていただきます。第二弾以降も続刊されることを望みます。1,000円程度の価格であれば、個人のポケットマネーでも買いやすくなるのでありがたいです。
・全体的に茶色
・密度が濃く、大満足です。他のオフショア開発関係者にも読んでもらいたいと思わされるものです。
・内容が濃いせいか、ちょっと重い。少し張り切りすぎて、続くかどうか心配。
↑編集部一同、爆笑&ウンウンと頷き顔を見合わせる(幸地)
・予想以上に盛りだくさんの内容だった
・ついにオフショア開発の雑誌が出ましたね。オフショア開発自体がどんどん一般的になると嬉しいです。この本に救われる人は、たくさんいると思います。
・熱いメッセージ、心に強く届きました。今後も期待しています。
・知識なくしては何もできません。知識の上に経験が必要になるから役に立つと思います。異文化を体験すると、このような雑誌の良さが身にしみて分かります。期待しています。

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。
・2008/3/21- 東洋経済
インドIT企業が東へ進むワケ
インド大手の日本向け売上高はここ数年、各社の年商の2~5%にとどまる。業界4位のサティヤム・コンピュータ・サービスは今春、日本進出のインドIT業としては初めて九州に開発拠点を開設する。さらに機運が高まるのが、中国のIT産業とパートナーシップを組み、日米のIT需要を“丸呑(の)み”しようという「シノ‐インディアモデル」だ。
・2008/3/24 - @IT
インドオフショアが、いままた熱い
2007年初頭の低迷期を経てアウトソーシング市場はさらなる拡大へインド経済の見通しと、中国との連携強化。インド・オフショア受託業界の課題。
↑本誌発行人の記事です。くしくも上記の東洋経済と同じ論調となりました。ですが、分析の深みがまるで違う、と自画自賛(幸地)。
・2008/3/24 - ITpro
中国で「カンバン方式」に挑んだソフト会社
社員数は約100人。同社の技術者は出社すると、まずはプロジェクトリーダーから1日の作業書を受け取り順次、作業をこなす。1日にどこまで作業が進んだのかについて作業記録が残るので、タスクごとの品質評価も分かる。これらは人事評価にもつながる。
日本語があっという間に上達する人
うちの技術者はみんな日本のアニメファンです。
(上海オフショア開発交流会より)

以前、中国人の初級プログラマに日本式ビジネスマナーを教える講師に出会ったことがある。驚いたことに、この講師は一度も日本に行ったことがないという。
では、日本式マナー講座で何を教えているのかを聞いたところ、お辞儀や挨拶といった基本中の基本に特化しているとのこと。失礼ながら、その場は失笑しそうになったが、後から冷静に考えるとあながち悪い試みではないような気がしてきた。
オフショア開発PRESS「成功する日本語研修(p142)」では、初心者を相手にする授業なら、必ずしも日本講師にこだわらない方がよいと具体例を挙げて指摘する。
※ちなみに、昼食後の研修は最悪である。特に北方では要注意。
理由は当該記事をご覧ください。
■成功の勘所
すべての外国人プログラマに通用する万能な日本語学習法はない。ところが、日本好きな若手IT技術者に対しては、効率よくにカタカナを教える手段がある。日本のドラマやゲーム、アニメを活用する手法だが、さらに一手間加えることで効果倍増とのこと。それ以上は営業秘密ということで。
今日、3時までは事務所でオフショア開発PRESS創刊記念セミナーの準備です。その後、技術評論社で新品ピカピカのオフショア開発PRESSを受け取って、17:00までに会場入りします。
さすがにこの業界はお忙しい方が多いようで、10名近くからキャンセル連絡が届いています。私が主催するセミナーでは、常に100%キャンセルを認めますので、全く問題ありません。むしろ、わざわざキャンセル連絡を入れていただき、嬉しく思います。
会場近くは桜の名所なので、今が見所です。
可能なら、デジカメ持参ですよ。
最近は、動画サイトで昔の歌謡曲をよく聴きます。
「卒業」
に関する歌を何曲も続けて流します。
菊池桃子、斉藤由貴、尾崎豊、ユーミン、おにゃんこクラブ・・・
ああ、歳がばれてしまう。
「カタカナ英語」を減らして、漢字もしくは英語で書くべき?
発注者(日本人)が「カタカナ」を減らす努力をすべき (33票)77%
オフショア開発PRESS創刊記念セミナー講師より
――中国では、すでにUMLがフル活用されているのでしょうか?
・私の感覚では、中国でのUMLによるシステム設計の教育はほとんど行われていません。UMLについては、大学の授業で少し見たことがある程度です。中国側での教育の問題もあります。
中国のエンジニアは、スキルと給料が強く関連しているため、日本よりかなり強い学習意欲を持っています。受講生の学習への取り組みは、日本よりも真剣です。また、過去の非オブジェクト指向の考えを持っていないため、素直に頭の中に入っていきます。日本では古い考え方が壁となって、新しい考え方を受け入れない人が多いのですが、中国ではこのようなことはありません。
ただし、中国で実施されるUML資格試験問題をみると、UML関連の中国語訳がまだ統一されていないようです。したがって、UMLに関しては、下手に漢字で書くくらいなら、英語表記のままの方がよいでしょう。
■成功の勘所
欧米でのUMLの普及率は7割を超えている。日本ではまだ1割程度。中国にいたっては、用語統一に課題が残る状態。
先日の中国出張用に買い換えたデジタルカメラ。
どうせなら、中国でも人気のあるブランドがいいと、某S社製品を購入。
使い勝手がいいので、常に携帯してバシバシ撮りまくっています。はっきり言って、携帯電話より携帯しているかも・・・。
これからは、ちょくちょくブログに写真をアップするので、よろしければご覧ください。
http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/
(おふざけコメント、茶々&突っ込み、お待ちしています!)
ついにオフショア開発PRESSが完成しました。
先ほど技術評論社にいって、見本誌のできばえを確認。
大満足です。

雑誌の裏表紙をみると、ちゃんと私の名前も載っていました。
「編集協力 幸地司」

全ての記事に目を通して監修してくださた北島氏、倉田氏に改めてお礼申し上げます。また、わがままな執筆者にも最後までお付き合いくださったオフショア開発PRESS編集部 野口氏にも最大級の賛辞と感謝を贈りたいと思います。
技術評論社からの帰り道、桜がきれいにほころんでいました。思わず立ち止まってカメラを手に取りました。桜って異国情緒あふれるよい景色ですね。わたし、富士山や桜をみても、日本人魂を呼び起こされることのない沖縄人ですが、この風景は大好きです。


「カタカナ英語」を減らして、漢字もしくは英語で書くべき?
どちらが理解すべきか、という観点で言うなら、受注者側で理解してもらいたいなぁと思います。当然、発注側も、辞書的なものを整備する必要があると思います。用語集というのでしょうか。
(読者アンケート掲示板より)
日本の仕様書から「カタカナ外国語」がなくなることはない。恐らく、激減することもないだろう。そこで、カタカナを許容する前提で用語集の必要性がうたわれる。
先日の上海オフショア開発勉強会でも、用語集の必要性を議論した。実際に、多くの開発現場で用語集を準備しているが、いくつかの問題がすぐに思い浮かぶ。
・用語集作成の費用を誰が負担すべきか?
・用語集を更新する適切な頻度は?
・用語集を更新することで得られる個人的な報酬は?
■成功の勘所
用語集を作成するにせよ、結局のところ同じ悩みに行き着く。どこまで用語集に登録すべきか、その判断が難しい。あなたは、下記のカタカナ外来語を用語集に登録するだろうか。
「パフォーマンス」「エンハンス」「タイミング」「アプリ」
もし用語集に登録するつもりなら、それぞれどのように翻訳するか。
日本橋オフィスの若手弟子に「いつものお菓子を買ってきて」と千円札を渡したら、要求仕様どおりの三点セットをご購入。日常の小さな感動を味わいました。
・歌舞伎あげ
・イカせんべい
・ピーナッツチョコ
「おいしさ見つけた!お買得気分」シリーズです。あうんの呼吸って、すばらしい。
次は、もっと高度な技に挑戦だ。お覚悟を!
日本初のオフショアリング専門誌「オフショア開発PRESS」が技術評論社から創刊されます。創刊号の発売は2008年3月下旬予定。これにあわせ、「オフショア開発PRESS創刊記念セミナー」を開催します。
本セミナーでは、オフショア開発PRESS創刊号に寄稿された中国やインド・ベトナムとの分散開発に従事する第一線の現場で働く方々を講師に迎え、オフショア開発ですぐに役立つ文書作成術、UML&アジャイル開発手法の活用事例、並びに、日本式改善手法を中国拠点に展開する方法などを解説するものです。
経営の立場からグローバル・ソーシング戦略を論じるのもいいですが、たまには技術者の立場でオフショア開発の真実の姿を語ってほしい。日ごろから、そんな思いをもつ方に強くお勧めします。IT業界よりも遥かに成功した異業種の成功秘話も飛び出すかもしれない(!?)、楽しく役に立つセミナーです。是非ともご参加ください。
日時 2008年3月27日(木) 18時30分~20時30分(開場18時)
受講料 3,000円(税込み)
※オフショア開発PRESS創刊号を漏れなくプレゼント!
会場 東京しごとセンター 地下2階 講堂
定員 80名 *定員になり次第締め切らせていただきます。
詳細 http://www.ai-coach.com/seminar/academy_pr.html
日本から「ブリッジSEを投入したい」と言われたら
受け側から見た場合には、逃げの言い訳を最初につくるものでしかありません。顧客の要求仕様を理解し、文化の違いを前提としてコミュニケーションすれば、ブリッジSEなんて必要ありません。
(中国人総裁)
日本企業では、新人は15年ほどかけて1人前の技術者やマネージャーに育つ。一方、中国では、オフショア開発にあたる従業員は一人前ではないし、会社もどんどん伸びて組織形態も激変する。したがって、最初からブリッジSEの個人技に頼る組織は甘えている。
これが、前出の中国人総裁の基本姿勢である。
果たして、中国ベンダに日本のソフトウェア開発業界に特有の暗黙知を移転できるのだろうか。「あうんの呼吸」が通じるとか、通じないとかの話ではなく、中国は組織学習するだろうか。
この種の議論をする際、日本人の団塊世代が持つ”暗黙知”と、オフショア拠点のSEが持つ”ノウハウ”は次元が違うことに気をつけたい。このままの状態で、「中国にノウハウは溜まらない」と一方的に相手を非難しても、何の解決にも結びつかないだろう。
■成功の勘所
先週の上海オフショア開発勉強会講師からのアドバイス。
中国人技術者と会話する際には、単なる仮説や想像と事実を切り分ける工夫が必要である。もし、「報告の際には、結論を先に述べよ」と指導したいなら、大事なポイントを行動レベルで書き出し、社内の目立つところに掲示して何度も何度もしつこく指導し続けること。
言葉だけではなく、紙に書いて見せれば、組織は変わり始める。

☆オフショア開発では、「カタカナ英語」を減らして、極力漢字も
しくは英語で書くべきだといわれます。ところが、忙しい発注者へ
の負担増は避けたい。さて、どうすべき?
◆発注者(日本人)が「カタカナ」を減らす努力をすべき
◆受注者(外国人)が「カタカナ」を理解すべき
◆その他
締切:2008年04月01日23時00分
協力:クリックアンケート
上海オフショア開発勉強会の講師から聞いた面白いネタ。
「今の発言は事実ですか?」
中国人部下との会話で雲行きが怪しくなってきたら、すぐに中国語で「今の発言は事実ですか?」と書かれた紙を指差します。社内スローガンの威力を思い知らされました。
上海オフショア開発勉強会の会場はこんなところです。

割と中心街にあるのですが、こんな風にぐーと奥に向けて歩いてゆくため、一般人にはほとんど目につきません。

会場は熱気むんむんでした。

先週末、オフショア開発PRESS創刊記念セミナーへの申込みが2件、キャンセル連絡が1件ありました。
今朝は、国際運転免許を申請します。午後は、たまった仕事を一気に片付けます。3/27準備も進めなきゃ。
●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。
・2008/3/12 - 大和総研
医薬品研究のオフショア・アウトソーシング先として中国
欧米での研究生活を経験した研究者や留学生が続々と中国へ帰国し、公的研究所、製薬企業、あるいはバイオベンチャーの要職につき、精力的に研究活動をはじめている。国内でも大学などでライフサイエンス分野の技術者や研究者の養成にも余念がない。加えて、国や地方政府はファンドなど組成し、研究のみならず事業化をも支援している。
・2008/3/18 - @IT
もう1つのガラパゴス「受託開発」
おそらく携帯向けの組み込み市場から始まるオフショア化は、ノウハウの成熟に従って他の組み込み領域、そしてその後は業務アプリ分野にも進展していくものと考えられる。
↑組み込みが先、業務アプリが後。珍しい主張ですね。(幸地)
昨夜の上海オフショア開発勉強会は、いつもより少なめの12名。ゲスト講師の経験を元に一般的な問題分析を示して、その流れの勢いで個別の具体的な対策に迫る講演でした。
Q&Aに関する話題は尽きません。特に興味深かったのは、「質問をためらう中国人技術者」の話。いくつか原因を考察しましたが、参加者から次々にご意見が出されて、私も新しい発見がありました。

夜9時過ぎに終わった後は、恒例の打ち上げ交流会。参加者は7名。会場すぐ脇の日本料理屋で24:30過ぎまで騒いでいました。
中国ラボ契約を成功させる秘訣について喧々諤々と議論した結果、2つの条件に落ち着きました。人材流動への対策とモチベーション維持の対策です。詳細は、2次会参加者のみの秘密ということで。
手詰まり感の漂う中国オフショア開発の打開策
・Q&A遅延の責任所在
・Q&A遅延防止の一般的対策
・Q&A成熟度モデル
・日本語と日本人の曖昧さ
(第7回上海オフショア開発勉強会/ゲスト講師より)
第7回上海オフショア開発勉強会のゲスト講師より。
中国オフショア開発で語られる問題点の数々。
・業務知識不足
・日本語能力不足
・日本の慣習の理解不足
・離職率が高い
対策として「各種教育」「標準化」「日本出向」等を推進。効果はあるが、期待ほどではない。
知識不足は研修で補える。経験不足は時間を要するため、特効薬はない。文化や常識の違いを克服するには、相互理解に加えて共通の測定基準が必要だ。
例えば、中国の現場から次の報告が上がってきたとき、上長はどのように対処すればよいだろうか。
「製造完了しました」
「明日、完了します」
「納期は守れます」
・2008/3/20 - 上海
上海オフショア開発勉強会(申込数 11名)
上海周辺の方には強くお勧めします。出張でたまたま上海を訪れた方にも、この勉強会の案内を転送してあげましょう。
■成功の勘所
現場からの報告とよくある実態の例を示す。常識の相違があることを認識して、掘り下げた質問、現物確認が必要である。一部の優良企業を除いて、現状の中国オフショアの現場には、日本語と技術を兼ね備えた人材は皆無であることを前提に対策すべきである。
「製造完了しました」→「単体テストをしていない」
「明日、完了します」→「一週間やっても完了しない 」
「納期は守れます」→「品質は考慮されない」

杭州駅に翌日の新幹線の切符を買いにいったら、3番窓口だけが閉まっていました。目の前に看板がぶら下がっています。
「お昼ごはん休憩中」
・・・絶句。
工作時間をよくみると、なんと11:30~13:00はご休憩とのこと。
杭州駅よ、人手不足ですか~~!!!
杭州では、お昼休みにちょっと抜けて「新幹線の切符を購入」というわけにはいかないようです。
とはいえ、電子化された我が国の東京証券取引所だって、しっかりお昼休みを取るので、あまり他国の文句を言えませんが。

リーン製品開発でムダな工数を30%削減する
設計自体の造詣がないために、結局莫大なコストの掛かる手戻りが発生することも否めません。エース級の日本人設計者が、現地技術者より10倍以上高いコストを掛けて、火消しに回るということもあります。非常に残念ですが、結果として、海外人材は使えないという印象がトラウマとなります。
果たして、中国企業にノウハウは蓄積されるのか。今日は、この問いかけへのヒントを得るべく、国際分業体制にいち早く移行した製造業の声に耳を傾けてみる。
優秀なエンジニアはあっという間に設計を終えます。初心者は試行錯誤します。同じテーマを与えても、作業工数に5倍も10倍もの格差が出るのはよくあることです。
これからは、設計者もグローバル規模で最適調達すべきという認識を、皆さんのような現場の技術者自身は認識しておく必要があります。
ところが、行き過ぎたコスト低減の反動で、設計者同士の関係はばらばらになってしまいました。これでは、プロセス同士が分断され、人の付き合いも希薄となります。
結果として、ものづくりの全体の情報を把握するために、過剰な調整業務が莫大な設計工数として加算されてきます。これは明らかにムダな工数です。
そこで、設計業務の短納期化に成功した会社にプロセスのムダを取る秘訣を尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。
・業務に関する「現状と目標」を明らかにする
・標準化に尽きる(テンプレート化)
・標準テンプレートを毎週カイゼンする
しかし、それは人材育成に相当の力を入れていることが前提。人材の流動性が極めて低く、一度入社したら事実上の終身雇用となる制度の中で、設計者たちが手厚く雇用されている場合に通用することです。

@IT MONOist「日常業務に隠されたムダをとことん洗い出す」
(本誌発行人のお友達の記事です)
製造業から夢のような特効薬が得られるかと思いきや、現実は厳しい。製造業で活躍する業務改革のプロは、長期雇用を前提とした”純和風”な組織では、昔ながらの”優れた”カイゼン手法を採っても、劇的な生産性向上は難しいと指摘する。
今週の読者アンケートのテーマは「個人に蓄積されるノウハウ、組織に蓄積されるノウハウ」である。途中結果では、中国ベンダには、「個人にはノウハウ蓄積されるが、組織には根付かない」と答えた人が65%を占める。
■成功の勘所
中国ベンダに「ノウハウが蓄積されるか?」を議論する前に、前提条件をよく確認しよう。純和風な意味での「ノウハウ蓄積」なら、中国の組織には「ノウハウは根付かない」が事実であっても、落胆する必要はない。
もし、オフショア開発業務の大半がルーチンワークだとしたら(仮に80%)、ノウハウ蓄積よりも先にやる事が他にあるはずだ。それは標準化+αである。
この仮説が正しいなら、あなたが考えるプラスαの要素とは何?

上海から杭州行きの新幹線に乗りましたよ~。私の周りのオフショア関係者は、みな「新幹線」といいますが、本当は新幹線とは全く別物ですよね?
かっこいい車両を背景に記念写真を撮る人が大勢いました。私も賑やかな集団を構成する一員でした。
中国企業の個人にはノウハウは溜まらないが、組織には溜まる?
私の感覚だと逆ですね。もちろん私の感覚は製造業での感覚なので事情が違うのかもしれません。私が現場で感じるのは、個人にはノウハウがたまるが,会社にはノウハウが残らない。優秀な人間がやめてゆくと,会社ががたがたになる。優秀な人間でも部下や仲間にノウハウを教えるのはへたくそ。
(オフショア開発PRESS 執筆者)

伸びる中国企業では、幹部社員は会社を辞めない。定着率はほぼ100%である。ダメな会社は、いつまで経っても幹部社員が定着しない。これは、オフショア関係者の間で静かに語られる定説である。
では、幹部が辞めない中国企業では、個人にノウハウが蓄積されて生産性が理想的に改善されるのかというと、一概にそうとも言い切れないという。
先日、私と一緒に横浜市経済観光局の講演会で質疑応答の場に立った中国人経営者は、その理由を次のように述べた。
・一つの会社で長く働く優秀な中国人幹部社員は、瞬く間に出世して開発現場から離れてしまう。場合によっては、20代後半で百名以上のプログラマ集団を統率する副総経理クラスに昇進することがある。
■成功の勘所
一つの会社で長く働く有能な中国人エンジニアは出世魚である。時間をかけて特定の個人に貴重なノウハウを移転しても、出世とともに現場から離れてしまう。
☆中国オフショア開発企業にはノウハウが蓄積されないと噂されま
すが、真実はいかに? あなたの過去の経験をもとにお答えください。
◆個人にはノウハウ蓄積されるが、組織には根付かない
◆組織にはノウハウが根付くが、個人には蓄積されない
◆個人にも、組織にもノウハウは蓄積される
◆個人にも、組織にもノウハウなんて蓄積されない
◆その他
締切:2008年03月26日23時00分
協力:クリックアンケート
まるで耳が遠くなったお年より同士の会話
日常会話なら問題無いですが、間違ってはいけない場面でのコミュニケーションでは中途半端な言語能力が危険です。お互い通じていると思っていても実は通じていないことがあります。
(アンケート掲示板より)
今日から私は4泊5日の中国出張。杭州と上海で、それぞれオフショア開発イベントを主催する。オフショア開発フォーラム in 杭州と上海オフショア開発勉強会。
最近の私は、取材と称して外国人へのインタビューを頻繁に行う。使用言語は日本語だ。大多数は中国人だが、最近はインド人も増えてきた。
インタビュー中、互いにテンポよく会話が弾む。ところが、文章におこして取材相手に確認を促すと、互いの意図が全く伝わっていないことにしばしば気がつく。
さらに、会話中で多くの矛盾を発見する。すなわち、相手の言い分を適当に解釈して「はい」「そうです」と気軽に返事するものの、後から平気で正反対の意見を述べる場面に出くわすのだ。
例えば、先日、横浜市経済環境局が主催したオフショア講演会の質疑応答でこんな会話があった。
中国人「中国企業にはノウハウが蓄積されない。・・・・」
日本人「先ほど、中国にはノウハウが溜まらないとおっしゃいましたが、・・・」
中国人「いや、そんなことはありません」
日本人「だって、あなた、先ほど自分でそういったじゃないか」
中国人「中国企業の個人にはノウハウは溜まらないが、組織には溜まるという意味です」
日本人「・・・・・・」
■成功の勘所
話し手の頭の中では筋が通った論理を展開しているつもりだが、母国語ではない言葉で会話するため、聞き手の日本人は混乱しまくり。こうした事態を避けるために、第三者を雇って会話がきちんと成立しているかをチェックすべきか、それとも別の妙案があるか。
※
【オフショア開発PRESS創刊記念セミナーへの期待の声】
・オフショア開発におけるコミュニケーション管理方法について聞きたいです。
・オフショア開発も以前と比べ、かなり定着しているものの、多くの問題が常に起こっています。今起こっている様々な問題とその解決策について、生の声を聞きたいと思っています。
・中国オフショア開発において、現場主導の品質管理を行なうために、セミナーなどは有効に機能するのか?・小規模のプロジェクトでも、オフショアによるコスト低減は望めるのか?どうすればよいか?・離職率の低減施策に、有効な手段は?
・上海でオフショア開発を事業の一つとする会社を春に起業します。私自身開発経験に乏しく、オフショア開発に携わることも初めてです。現地ではプロマネを担当予定で事前に多くの知識を得るべく勉強中です。オフショア開発とは?というところから、現状、勘所などお伺い出来れば幸いです。
今朝、中国東方航空MU522便で上海入り。久々の午前便なので、超早起きです。天気予報によると、今週の上海の最高気温は12~15度。これなら、東京並みの防寒装備で大丈夫。てか、思いっきり、雨マークついているじゃないっすか。またタクシー難民になるのか。
●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。
・2008/2/29 - @IT
HP大連コールセンターに見る「集約」と「品質」のバランス
日本向けのカスタマーサポートを行っているのは、採用試験での合格率が3%という狭き門をくぐり抜けてきた中国人スタッフだ。常に現地同業他社の上位20%に入るよう設定しているという高い給与水準と、強いブランド力で、向上心のある優秀な人材が集まる。
・2008/3/3 - ITpro
中国に偏る日本のオフショア開発
人月ベースで見た国内ITベンダーのオフショア開発規模は、2007年度に2005年度の1.5倍、2010年度に2.4倍に拡大する。オフショア単価の上昇率を年率5%と仮定すると、2007年度からの3年間でオフショア金額はほぼ倍増する見込みだ。
・2008/3/3 - ITmedia
ソフト開発のニューウェーブ、エンピリカルソフトウェア工学
ソフトウェア開発の実証データや実績データを定量化/評価し、それをフィードバックすることでソフトウェア開発を効率的かつ確実なものにしていこうとする同研究。
・2008/3/5 - ITpro
加速する「国内オフショア」開発
ユーザー企業にも、現在の人手不足は異常事態という認識がある。2006年の前半ぐらいから、これまで地方での開発を認めていなかったユーザー企業も、今では理解を示すようになった。
・2008/3/5 - 琉球新報
独自のソフト開発を IT津梁パークシンポ
中国で日本企業のソフトウエア開発業務を受注している団体、3Winのリン・チェン氏は、津梁パークと連携することで、今後成長が期待できる中国市場で事業展開を図りたいとの意向を示した。
自分の役割を「日中双方の状況を“見える化”すること」と認識している。見える化の対象は,それぞれのタスクや進ちょく状況だけでなく,メンバーの精神状態も含まれる。
・2008/3/7 - nikkei BPnet
終わりが見えた?「インドへのアウトソーシング」
かつて、インドに外注するコスト上のメリットは最低でも1:6だった。現在は1:3がいいところだ。外注を削られる危機が迫っている。「サービスとしてのソフトウエア」(SaaS)という大きな流れも、インドにとっては逆風となっている。
・2008/3/10 - オフショア大學
オフショア開発専門誌「オフショアPRESS」創刊記念講演開催
経営の立場からグローバル・ソーシング戦略を論じるのもいいですが、たまには技術者の立場でオフショア開発の真実の姿を語ってほしい。日ごろから、そんな思いをもつ方に強くお勧めします。
・2008/3/10 - ITpro
さらば“日の丸ベンダー”
ユーザー企業のCIO(最高情報責任者)やシステム部門長への国内取材と、中国、インド、南アフリカ、フィリピンでの現地取材に基づき、グローバル・ソーシングに取り組むユーザー企業17社の決断に迫る。
・2008/3/14 - 中国情報局
発注先パートナー選定:実績よりも将来性を買うべき?
実績よりも将来性を重視した場合、この中国パートナーが発展することができたら、皆さんは、プライオリティーNO.1のお客様となり、常にトップクラスのリーダーをアサインされるようになることでしょう!
4月にアイコーチの社内合宿をやろうかと検討中。昨年は、わざわざ上海に飛んで、週末の二日間をかけて、じっくり議論しました。
そのおかげで、オフショア大學が生まれ、オフショア開発PRESSが創刊され、いまの愛コーチ社が存在します。誤変換された「愛コーチ」ですが、ちょっとかわいいです。
冗談はさておき、今年10月に、オフショア開発に特化したシンポジュームを計画中。
真剣に中身を詰めるべく奮闘中です。
ベトナム人IT技術者は日本語を学ぶ意欲に欠けるか?
いいえ。ベトナム人は非常に向上心が高く真面目に勉強するので、勝手にスキルアップをしていきます。終業後に自分の伸ばしたい分野の専門学校に行く技術者も多くいます。本誌 第811号より
http://www.ai-coach.com/backno/cip0811.html
オフショア開発PRESS特集2、インドとベトナムの最新記事より。
――インドの日本語人材の数は?
◆2006年、インドの日本語能力検定試験の受験者数は5,368人。人口が10分の1以下のベトナムよりも、受験者数は少ないです。
――ハッキリ言って、インドIT企業は、日本語対応するつもりはないと考えてよろしいですか?
◆インドが日本に歩み寄る姿勢がないと決めつけるのは間違いです。そうではなくて、インド人技術者に難しい日本語をきちんと理解させる努力よりも、日本人が英語でコミュニケーションするように努力する方が効率的ではないでしょうか。それは、意識の問題ではなく、語学学習の費用対効果で判断すべきです。
――ベトナム企業も、本音としては日本語よりも英語の仕事を好むのではないでしょうか?
◆一概にそうとも言い切れません。実は、元々ベトナムは漢字文化から発展した国であり、中国の影響を非常に強く受けています。現在の公用語はベトナム語ですが、その多くは漢字に由来する言葉です。日本語と似た発音のベトナム語も多くあります。
「注意→チューイー」
「公安→コンアン」
「日記→ニャッキ」
「準備→チュアンビ」など。
――では、ベトナム人技術者は、漢字を読めますか?
◆中国人との比較において、ベトナム人は漢字を読めるとはとてもいえません。ベトナム語の表記については、フランス支配時に普及した、アルファベットに似たクオックグーと言われるものです。外国人にとってはほとんどの文字を(発音は別にして)そのまま読むことが可能と言えます。多くのベトナム人が自身の漢字名を知っていることから、漢字文化にもアルファベット文化にも親和性の高い国であることが伺えます。
■成功の勘所
アンケート掲示板によると、中国オフショア開発では、専門性の低い「ただの日本語通訳」は不要である。しかしながら、漢字が読めないインドやベトナムでは若干事情が異なるようだ。
インドIT大手は「学びながら働くという意識を保てる環境」の整備に力を注いでいる。会社の敷地を大学と同じように「キャンパス」と呼び、充実した研修プログラムに加え、研修センター、図書館や自習室などの教育施設も完備するという。
新3K職といわれる日本人IT技術者に、「英語を学べ!」「もっと自己啓発せよ!」と煽るのは酷な話か。
ベトナム企業の日本語教育事情
日本向けの仕事を行う技術者は朝7時半から日本語を勉強してから通常業務に就くなど、週のうち何時間かを日本語教育に費やします。ある企業では、半年間フルタイムで日本語を勉強させたりと、さまざまです。
(オフショア開発PRESS 特集2より)
オフショア開発PRESS 特集2「ベトナムオフショア開発最新事情」より。
――ベトナムの日本語人材の数は?
◆2006年、ベトナムの日本語能力検定試験の受験者数は8,045人。一方、中国の受験者は約17万人。両国の人口比率よりも大きく、20倍以上の差があります。
――日本語人材が豊富な中国では、技術力のない「ただの通訳」はお払い箱になるのではないかと懸念されます。ベトナムではどうでしょうか。
◆ベトナム企業の多くではコミュニケータと呼ばれる日本語の専門家がプロジェクト毎に配置されます。大半は大学で日本語を専門に勉強してきた人達で、IT関連用語はコミュニケータとして働く過程で身に付けます。
――要するに、ベトナムオフショア開発では、技術音痴の日本語通訳を使うわけですね。中国人IT技術者と比べて、ベトナム人IT技術者は日本語を学ぶ意欲に欠けるのでしょうか?
◆基本的にベトナム人は非常に向上心が高く真面目に勉強するので、勝手にスキルアップをしていきます。終業後に自分の伸ばしたい分野の専門学校に行く技術者も多くいます。そのため、基本的には、あまり残業をやりたがりません。
――アンケート掲示板では、「ただの通訳」は不要になるとのご意見が圧倒的多数を占めます。ベトナムでは??
◆・・・・・・
■成功の勘所
掲示板やMLに投稿された「ただの通訳」不要論のご意見を一部抜粋する。
・言葉だけではなく、日本の文化や考え方、ビジネス等の側面からサポートできるコンサルタント的な要素が必須ではないか。
・対人力、コミュニケーション能力、業務理解など、簡単に身につけられない方向に頑張る。
・SE能力があっても、 今までの経歴や実績から、社内で通訳しか認識されていないのではないか。周囲に頭をさげて、興味のあるプロジェクトに本格的に参画するとよいだろう。
・「技術を身につければ市場価値が上がる」とは言っても、もともと興味がないと、身につけるのは大変だと思います。それより、今の仕事の中で、語学以外の仕事で得意なことを増やしていくのが大事かな?と思います。
昨夜は、沖縄から上京された琉球大学の研究員との食事会。
餃子が自慢のお店だったので、思わず2皿ぺろりと平らげました。店内には、「例のギョーザ事件とは無関係です」との張り紙が。
思わずニヤり。
相変わらず禁酒生活を続けているため、この日も水と食後のホットココアでお茶を濁す私。久々に食べ過ぎたかもしれません。
3/17から今年初めての中国出張です。この時期は、何を食べたらいいのかしら。
【回答】語学はだめでもSE資格あり
語学で勝負するならネイティブレベルになるか、いっそのこと広東語か上海語も、普通話のほかに、覚えること」とか「語学なんか下手でも問題解決力と技術を」です。
(日本人)
近い将来、技術力のない中国人通訳の仕事は、他のものに取って代わられるのだろうか。読者アンケートは、通訳兼アシスタントとして働く非技術系の日本語人材の市場価値は、次第に低下すると示唆する。
※第809号 市場価値が下がる非技術系の日本語人材
http://www.ai-coach.com/backno/cip0809.html
中国では、専門性の高い職業であっても、需要と供給のバランスが崩れると給与水準は驚くほど低迷することがある。
・大学教授
・医者
・公務員
・中国会計担当
したがって、日本でコミュニケーション能力のないIT技術者の市場価値が下落したように、中国での日本語しかできない通訳&雑用のビジネスパーソンの存在価値は、そのうち急落するかもしれない。
■成功の勘所
オフショア開発PRESSにも寄稿した日本語教育の専門家は、中国人IT技術者がいくら日本語能力試験の対策に力を入れても、実務で使えないことが多いと
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