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すっぴん派ブリッジSEが化粧を始めたきっかけ

「仕事ができれば化粧なんて不要」という中国人ブリッジSE
来日間もない中国人ブリッジSE(女)は、お化粧で自分を飾る女性を「弱い存在」だと心の奥で考えていました。仕事で成果を出せば、むしろ素顔のままでいる方が素晴らしい。「私はすっぴんですが、何か問題でも?」という姿勢でした。


【問1】この考え方は、中国人女性に共通する文化的特徴でしょうか。
それとも、単なる個体差でしょうか。

◆「仕事ができれば化粧なんて不要」は中国的文化
◆「仕事ができれば化粧なんて不要」は単なる個体差

○結果を見る
○コメントボード

【コメントボードより】

・デニム不可、ノースリーブや生足不可、など、お客様内のドレスコードに反することは「ビジネスマナー」「客先ルール」として守ってもらいますが、それ以外は強制する必要はないと思います。もちろん、リーダー格でお客様の偉い人と直接交渉、プレゼンなどするならスーツに化粧は必須でしょうけれど。立場とお客様次第でしょうか。私も日本人女性SEですが、時々社内ではすっぴんです。社内作業のSEは、結構すっぴん率が高いと思います・・・。

・以前日本で留学するとき、常に美を追求するのは、女の生き甲斐と思った。中国に帰ったら、化粧しない女性にがっかりした。

締切:2008年08月06日18時00分
協力:クリックアンケート


来日2年目、日本企業にすっかりとけ込んだ中国人ブリッジSEの日常会話より。

◆:主人公の中国人ブリッジSE(女)
◇:最近、職場に顔を出すようになったベテラン女性マネージャ

ある日のお昼休み。最近、現場でよく見かけるようになった、いかにも仕事ができそうな綺麗な女性マネージャから突然声をかけられました。


◇こんにちは、お疲れ様です
◆あ、お疲れ様です

◇あなたは、中国人でしょう?
◆はい、そうです。どうして知っていますか?

◇ハハハ。見たらすぐに分かります
◆何ですぐに分かりますか?

◇雰囲気から、何となくそうかなと思いました
◆そうですか

◇あなたはきっと日本に来たばかりでしょ、違う?
◆いいえ違います。“2年”くらいです(2年を強調)

◇実は、私も中国人です
◆本当ですか(驚)


来日2年目、日本企業にすっかりとけ込んだ中国人ブリッジSEですが、相変わらず“すっぴん”勤務を続けています。そんな彼女に声をかけた女性マネージャーは、日本語を流暢に操るだけではなく、お化粧した姿も日本人と全く同じでした。


※関連する過去記事を参照

Vol.893 「日本行きを希望する理由」を質問する狙い
http://www.ai-coach.com/backno/cip0893.html

Vol.894 仕事ができれば女性のお化粧なんて不要
http://www.ai-coach.com/backno/cip0894.html

Vol.895 連日残業、顔色の悪さを化粧で隠す日本人同僚に唖然
http://www.ai-coach.com/backno/cip0895.html


■問いかけ

「化粧する女性」=「日本人」と思っていた主人公の中国人ブリッジSE(女)は、一般的な中国人とはまるで違う女性マネージャの出現にとまどいました。

この後、主人公は職場でも徐々にお化粧するようになりました。いったい、彼女の心境にどのような変化が起こったのでしょうか?

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深夜の大騒音にも大人の対応

昨夜、私が住む集合住宅で火災警報が暴走する騒ぎが起きました。
時刻は深夜0時をとっくに過ぎています。

「火事です。避難してください」

けたたましい警告音と共に、音声合成による女性アナウンスが深夜のご近所に響き渡ります。かなりの騒音です。近所迷惑な火災警報は、この後30分以上も続きました。

しかし、建物からは火の気は全く感じられません。火災警報装置の故障か、それとも悪質な誤報か? しばらくすると、ほのかに焦げた香りが漂ってきます。もしかしたら気のせいかもしれませんが。

やがて、通報を受けたお巡りさんがやってきて、事情聴取を始めます。しばらくして、ようやく某警備会社の車が駆けつけました。火災警報が鳴り響いてから30分後の重役出勤です。ずいぶんと呑気な警備体制ですな。

5分ほど調査して、原因を突き止めました。どうやら誤報ではなく、ちゃんと火災警報装置が正常動作していたようです。

「○○○号室の住民が部屋を閉め切り、換気もしないまま料理をしていたところ、火災警報装置が反応したらしいです。住民の皆様、もう大丈夫です。お騒がせいたしました」

警備会社の方から、小さな声で状況説明がありました。

ということで、すごすごと自分の部屋に引き返す住民とご近所の皆様。その間、人々の間には笑顔こそあれ、パニックや苦情(夜分遅く何やってるんだー、賠償責任だー)などは皆無でした。

英語でおしゃべりする住民もいらっしゃいましたが、総じて大人の対応をみせる日本社会の安定さにプチ感動。

はるか昔のオイルショック時、日本人消費者はトイレットペーパー騒動という集団パニック症状を起こしました。今でもその集団性質は脈々と受け継がれているはずですが、自然災害への集団対応力はお見事という他ありません。

阪神淡路大震災、東北地震、台風襲来、雷雨豪雨と何かと自然災害の多い日本列島ですが、地元住民の落ち着いたあっぱれな姿が印象的です。その反面、政治への醒めた対応に物足りなさを感じることもありますが、その辺はご愛嬌ということで。

今では、韓国からスターが来日したときに、最も激しい集団パニック症状を起こします。・・・冗談です。

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連日残業、顔色の悪さを化粧で隠す日本人同僚に唖然

「仕事ができれば化粧なんて不要」という中国人ブリッジSE
来日間もない中国人ブリッジSE(女)は、お化粧で自分を飾る女性を「弱い存在」だと心の奥で考えていました。仕事で成果を出せば、むしろ素顔のままでいる方が素晴らしい。「私はすっぴんですが、何か問題でも?」という姿勢でした。


【問2】あなたのプロジェクトに「仕事ができれば化粧なんて不要」と考える中国人女性SEがいるとします。来月から日本で客先常駐することが決まりました。さて、あなたはどうしますか?

◆本人の意思を尊重する
◆化粧するよう働きかける
◆その他

○結果を見る
○コメントボード


【コメントボードより】

・理由は聞きませんでしたが、確かに現地の中国人SEは化粧をしていない人が多いですね。日本では女性の化粧は「身だしなみの1つ」だと考えられるので、相手に不快感を抱かせないためにも必要だと伝えたいです。

・お客様先に常駐というパターンがないので想定になりますが、お客様先であれば「日本のビジネスマナーなので」とお願いすると思います。自社勤務で特に指示したことはありません。自分自身最低限の化粧しかせず、たまに寝坊してすっぴんだったりします。ビジネスマナーが守れておりません・・・。もちろんお客様先に伺うときはきちんと化粧します。

締切:2008年08月06日18時00分
協力:クリックアンケート


来日間もない中国人ブリッジSEの日常会話より。

◆:主人公の中国人ブリッジSE(女)
◇:同僚の仲良し日本人SE(女)


ある日の夕方、会社のトイレで化粧直しをする日本人同僚との会話。

◆お疲れ様です
◇お疲れさま~

◆最近、いつも仕事が忙しそうですね
◇うちの本番リリースが近づいているから

◆今夜も遅くまで残業ですか?
◇そうなの。最近は仕事が忙し過ぎて、本当に疲れたよ
(いそいそとお化粧直し)

◆大変ですねぇ! 体調は大丈夫ですか?
◇あまり大丈夫じゃないけど、忙しいので仕方がないよ
(おしゃべりしながらも、化粧を続ける)

 ・・・・・・

◆あなたとても疲れています。休んだ方がいいですよ!!

              ※

主人公の中国人ブリッジSE(女)は、いそいそとお化粧直しする日本人同僚の顔色が悪い事に気づきます。「いくらお化粧を直しても、その顔色は隠せないよ」。心の中でそう呟きます。

最後はお節介と知りつつも、つい「休んだ方がいいよ」と直接的に提案してしまいました。また“中国式”に強く言いすぎたかな?と自己反省する主人公でした。


■問いかけ

仕事に追われて体調ボロボロの日本人女性SE。お化粧で顔色の悪さを隠す姿に、どうしても納得いかない来日間もない中国人ブリッジSE。

あなたが日本人同僚なら、「化粧より休むべき」と親切心から提案する中国人ブリッジSEに向かって、どのように答えますか?

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雷の匂い

国際サッカーの試合が雷雨のため試合中止へ。

「これから雨が降りますよ」という匂いは何となく分かるものですが、最近の集中豪雨は雲行きが怪しくなる前に爆発します。鼻が利く前に水に流されます。

中国ビジネスで品質意識を鍛えられたある人は、スーパーで売られる豚肉の臭いをかいで、品質をチェックするそうです。肉パックを手にとって、おもむろに鼻に近づけて、1秒後には品質検査完了。店頭でスイカをポンポンと叩く要領です。

それにしても、世界の壁は厚かった(アルゼンチン戦)。

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仕事ができれば女性のお化粧なんて不要

「日本行きを希望する理由」を質問する狙い
中国で働くIT技術者を日本に呼び寄せる時には、「日本行きを希望する理由」を必ず質問します。その理由を答えなさい。
(本誌 2008/07/28(第893号)より)

来日間もない中国人ブリッジSEの日常会話より。

◆:主人公の中国人ブリッジSE(女)
◇:同僚の中国人オンサイト要員(女)


◆今日も通勤電車は満員ですね
◇ねぇ、また日本人女性が電車の中でお化粧しています

◆大変そうですね、私もよく見かけます
◇日本の男は辛いけど、日本の女はもっと大変そうですね

◆中国には絶対ありえないことですね
◇理解できないですね

              ※

主人公の中国人ブリッジSE(女)は、日本と比べて中国では化粧する若い女性は少ないとの認識を持っていました。特に電車で化粧する日本人女性の神経がまるで理解できませんでした。

ここまでは、よくある異文化体験のひとコマだと笑い飛ばせます。
本題はこのあとすぐ。


■問いかけ

来日間もない中国人ブリッジSE(女)は、お化粧で自分を飾る女性を「弱い存在」だと心の奥で考えていました。仕事で成果を出せば、むしろ素顔のままでいる方が素晴らしい。「私はすっぴんですが、何か問題でも?」という姿勢でした。


【問1】この考え方は、中国人女性に共通する文化的特徴でしょうか。
それとも、単なる個体差でしょうか。

◆「仕事ができれば化粧なんて不要」は中国的文化
◆「仕事ができれば化粧なんて不要」は単なる個体差


【問2】あなたのプロジェクトに「仕事ができれば化粧なんて不要」と考える中国人女性SEがいるとします。来月から日本で客先常駐することが決まりました。さて、あなたはどうしますか?

◆本人の意思を尊重する
◆化粧するよう働きかける
◆その他

○結果を見る
○コメントボード


締切:2008年08月06日18時00分
協力:クリックアンケート

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これはメルマガに書かないでね

昨日は、偶然にも「これはメルマガに書かないでね」と前置きを2回つづけて耳にしました。いずれも貴重なお話を伺い大満足ですが、この後に少し考えさせられました。

もしや、「幸地と話をすると、内容をすべてメルマガに書かれるのでやばいのでは?」と考える方が大勢いらっしゃるのではないかと。

もしそうなら、ピンチです。
生活態度を改めなくてはいけません(なんのこっちゃ!)。

以前も、そしてこれからも、機密情報や個人情報の扱いには細心の注意を払います。そして、情報提供者の気持ちや雰囲気を察して「これはちょっと・・・」という内容に関しては一切口外しないことを誓います。

ですので、これからも、あなたの周囲に転がっている“小ネタ”をご提供ください。日常の何気ないTIPsこそ、私の大好物です。

・日―中、日―越、日―印のちょっとした時差の使い方
・食生活や休日の過ごし方の些細な違い
・電車でお化粧する女性への感想
・中国語の効果的な学習法
・出張トラブル(軍事演習でJAL便引き返す!など)
・ベトナムのインフレ対策
・中国から「進捗率 80%」と報告されたときに実態を把握する小技
・日本のマスコミ報道と現地情報との温度差
・うちの現地法人の男子トイレにはこんな貼紙があります
・昨日の雷雨でサーバダウン。みなで大慌てしました!
 ・・・・・・


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「日本行きを希望する理由」を質問する狙い

採用面接時に判定する6項目
「日本語能力」「技術知識」「ヒューマンスキル」「基本動作」「資格、就学実績」「成長環境」
(上海オフショア開発フォーラム会員企業)

中国人ブリッジSE採用面接の一コマより。


ある日本企業では、日本の客先にオンサイト常駐させる中国人ブリッジSEを選抜するために、日本と中国を結ぶテレビ電話で最終面接を行いました。


――あなたは、なぜ日本に行きたいのですか?(日本人の面接官)

ええと、木村拓哉に会いたい(中国人の応募者)。

(日本側の面接官は大爆笑)


――俺でも木村拓哉と会ったことがありません。あなたが木村拓哉に会えるかどうかは、残念ながら約束できませんが。

すみません。。。。

(顔を真っ赤にして謝る中国人応募者。もちろん女性SE。日本のドラマを見過ぎたと後悔したそうです)


■問いかけ

中国で働くIT技術者を日本に呼び寄せる時には、「日本行きを希望する理由」が必ず聞かれます。その理由を答えなさい。また、応募者から、どのような回答を引き出せば、採用合否の判定に役立つでしょうか。

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よかれと思って残業 → 不良在庫の山

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先週金曜日は、第27回オフショア開発勉強会(東京場所)。受講者19名、講師陣2名、そして私を加えて総勢22名で会場を埋め尽くしました。日本橋セミナールームがぎっしり満員となる大盛況に大感激です。

当日になっても全く連絡せずに無断欠席された方が2名いました。一両日中に連絡がないと、次回から当社主催のあらゆるイベントにご参加になれませんのでご注意を。
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テーマは、サルでもわかる CCPM (Critical Chain Project Management)。たっぷり3時間、巧妙に設計されたゲームを通して、TOC の制約条件を徹底的に活用することを体験しました。短時間で理屈を体に叩き込まれて、すがすがしい気持ちになりました。

*TOC(Theory of Constraints=制約条件の理論)
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CCPMにより「残業が大幅に減った」、「納期遅延がなくなった」などのお話がありましたが、あながち嘘ではなさそうです。ただし、強烈なトップダウンで現場を改革する強い意志が欠かせません。

あまりにも簡単に改善効果が得られるため、つい“なぁなぁ”の興味本位で取り組んでしまいそうですが、生兵法は怪我のもと。顧客を含めた利害関係者への根回しが不十分だと、すぐに化けの皮がはがれて大怪我します。

名著ザ・ゴールを読んだ人は覚えているでしょうが、TOC の実践では、あくまでも制約条件の能力改善にのみ集中します。つまり、TOC では、プロジェクトの足を引っ張るボトルネック以外には基本的には興味がありません。

ですから、プロジェクトメンバが制約条件に無関係な場所で一生懸命に頑張っても、TOC の観点では全く評価されません。むしろ、全体の生産性を悪化させる原因になるので、何もしない方がましだと叱られます。プロジェクトメンバの一体感を醸成する効果がある、善意の“つきあい残業”もCCPMでは御法度です。

連日、無謀な残業を繰り返すあなたへ。TOC の観点では、活動目的に直結しない努力は、全て無駄な在庫を作り出す行為です。そろそろ、あなたの残業をやめませんか。残念ながら、ほとんどの場合は、あなたが頑張って残業しても仕事の納期短縮にはつながりません。さらに、残業すればするほど損失が拡大します。人材も疲弊して潰れます。

日本側がボトルネックなのに、中国に増員を要請して人海戦術で乗り切ろうとしてもパフォーマンスが改善されないことが、CCPM的に説明がつきます。

ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か、ダイヤモンド社 (2001)

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ウイークリーニュースダイジェスト(2008/7/25)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2008/7/5 - 日本貿易会
グローバル時代に求められる人材

知識社会化、グローバル化する中で求められている人材の2要件
(1)自律的に思考し、合理的、客観的に問題を解決する能力
(2)異質の人と対等な立場で付き合いながら、新しいエネルギーを彼らの中に吹き込む力


・2008/7/5 - 日本貿易会
日系多国籍企業の人材マネジメントの諸課題と展望


・2008/7/5 - 日本貿易会
グローバル時代の人事システムはマルチコースで


・2008/7/5 - 日本貿易会
欧米企業の人材マネジメントの最新動向とこれからのグローバル人事の方向性


・2008/7/5 - 日本貿易会
海外派遣者に求められる役割とスキル


・2008/7/5 - 日本貿易会
日本企業に必要なグローバル人材とは


・2008/7/5 - 日本貿易会
グローバル人材の育成と登用について―豊田通商の場合―


・2008/7/5 - 日本貿易会
外国人商社マンに聞く

海外現地法人の陣容規模は大きくはなく、ナショナルスタッフが昇進できないことで自身の将来設計上の不安から、ある程度の年齢になるとやめてしまう。事業規模に合った、あるいは将来のあるべき姿を見込んでの人員構成から、将来の幹部候補であるナショナルスタッフの採用人数を適正に管理すること。定着を図るうえで、もう一つ大事なことは、やはりメンタルヘルスケアではないでしょうか。


・2008/7/18 - 産業経済研究所
日本企業の海外アウトソーシングを解剖する

4割が自社海外子会社にアウトソーシング。


・2008/7/25 - ITpro
中国にみる経営現地化戦略 - 管理職人材のローカライズがカギ

「購入より賃貸」の常識を覆す本社ビル購入
世界のトップ500社のうち、300社が北京に事務所を設立
現地スタッフの雇用に加え、キャリアパスの提供が必要

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いよいよ大詰め

今夜は、第27回オフショア開発勉強会。会場はいつもの東京日本橋セミナールームです。現在の申込みは22名。きっと、直前のキャンセル連絡があるだろうと思って多めに申込みを受け付けました。今のところ、キャンセル連絡はなしですが、本番はいかに?

今週末には、いよいよオフショア大學グループ課題の提出期限を迎えます。顔が見えない分散作業、まさに大詰めの一番です。書籍『クラウドソーシング(*)』で紹介されたような集合知を作りだせるか、それとも個人作業の成果を合体させただけのやっつけ仕事で終わるのか、今から楽しみです。

1チーム4名なので、1+1+1+1>4 の相乗効果を生み出せるか。
そこに興味があります。

(*)クラウドソーシング、英治出版 (2008/7)

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日印両拠点が稼動する時間帯の使い方

インドオフショア開発の長い一日

(1) 日本側のみ稼動する時間帯
(2) 日本側/インド側、両拠点が稼動する時間帯
(3) インド側のみ稼動する時間帯


日本向けインドオフショア開発の現場から、日本人ブリッジSEが体験した小ネタ&TIPSをお届けします。


~インド現場便り vol.9~

【インドオフショア開発における時差(3.5H)】

インドと日本の間には3時間半の時差があります。日本時間13時頃にインド側の始業時刻となり、日本時間22時頃にインド側は終業時刻を迎えます。

インドオフショア開発では、一日の稼働時間を大きく3つに分類します。

(1) 日本側のみ稼動する時間帯
(2) 日本側/インド側、両拠点が稼動する時間帯
(3) インド側のみ稼動する時間帯


【時間帯特性の解説】

(2) 日本側/インド側、両拠点が稼動する時間帯

インド側では、日本からのフィードバックを確認。日本側とインド側両方で必要な打合せを実施。さらに、緊急度の高いQ&Aに対応。


(3) インド側のみの稼動時間帯
 (日本時間18:00~21:30 インド時間14:30~18:00)

インド側では引き続き通常業務に取り組みます。そして、一日の終わりには、その日の進捗状況、成果物ならびにQ&A票を日本側にメールして帰宅。


このように、日本側とインド側に効率よく作業を配置する事で、総稼動時間を標準8時間から標準12時間30分に拡張できます。


情報提供:向井永浩 Softbridge Solutions (Japan) Co Ltd.
http://www.softbridge.jp


■問いかけ

提出期限など“時刻”について話し合う時には、必ず日本時間なのかインド時間なのかを明言します。可能なら、両国の時間帯を併記します。

「今週の金曜日終日までにお願いします」

ではなく、

「金曜日の日本時間の終日、インド時間14:30までにお願い」

と明確に指定します。誰もが一度ははまってしまう単純ミスです。
単純ですが、いざ実行しようとすると意外に面倒なのがミソです。


ここでいつもの問いかけ。

オフショア開発プロジェクトで、時刻指定に関する単純ミスを避けるためのフールプルーフ(fool proof)な仕掛けを1つ考えなさい。


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上海オフショア開発フォーラム「人事評価」

Dsc00864
昨夜は、上海オフショア開発フォーラムの定例会にオブザーバー参加しました。東京で定期開催される「オフショア開発勉強会」とは全く違う雰囲気で運営されています。やはり、幹事さんの個性が色濃く反映されるようです。

 上海:ワイワイがやがや座談会、飲み会は必須
 東京:講師役と受講生の対話型学習、ただし飲み会は任意

コミュニティとして運営するのか、それとも業界の研究会として歩むのかは、それぞれ思惑が異なります。上海場所は完全に前者型。東京場所は、どちらかといえば後者を指向しています。

善悪の問題ではなく、好みの問題です。

先日の大阪オフショア開発実践セミナー&ワークショップでは、どちらかといえば前者の“コミュニティ“を求める声が多かったような気がします。

ここで一つの仮説をたてました。

 発注権限を強く持つ側=研究会指向
 受注者の意識を持つ側=コミュニティ指向

あ、大阪はどっちやろか。
Dsc00861


ちなみに、昨夜の上海オフショア開発フォーラムの議題は「人事評価」について。中小零細が大半を占める中国市場のオフショア受託企業には、完成した人事システムというのが存在しません。

そのため、“声の大きな人”が有利な評価を受けたり、交渉次第で社内の人事ルールを逸脱するなんて日常茶飯事。

「なぜ、Bさんと私は同じ仕事をやっているのに、Bさんの方が給料高いか?」

「たくの息子は、社命で日本出張させられたのに、帰国後の給料がちょっとしか上がらないのはおかしい。もっと上げろ」(母親)
Dsc00865

かといって、大企業や役所のように、杓子定規に規則を適用しても、中国人従業員には全く通用しません。実際、中国企業で成果を出す一部のハイパフォーマーには、明文化されない特別な報酬が払われているようです。

昨夜、上海オフショア開発フォーラムで議論された皆さんへヒント。

・「成果」とは、プロジェクト成功だけですか?
・「能力」とは、日本語能力検定や技術力だけですか?
・「報酬」とは、お金や地位だけですか?
・現場をよく知るプロマネが配下のメンバを評価する仕組みは、常に正しいと思いますか?
Dsc00868

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インドオフショア開発、日本側のみ稼動する時間帯の使い方

インドオフショア開発の長い一日

(1) 日本側のみ稼動する時間帯
(2) 日本側/インド側、両拠点が稼動する時間帯
(3) インド側のみ稼動する時間帯


日本向けインドオフショア開発の現場から、日本人ブリッジSEが体験した小ネタ&TIPSをお届けします。


~インド現場便り vol.8~

【インドオフショア開発における時差(3.5H)】

インドと日本の間には3時間半の時差があります。日本時間13時頃にインド側の始業時刻となり、日本時間22時頃にインド側は終業時刻を迎えます。

インドオフショア開発では、一日の稼働時間を大きく3つに分類します。

(1) 日本側のみ稼動する時間帯
(2) 日本側/インド側、両拠点が稼動する時間帯
(3) インド側のみ稼動する時間帯


効率的に作業を実施するには3つの時間帯の特性を考慮し、作業を配置する必要があります。以下に1つの一例を記載します。


【時間帯特性の解説】

(1) 日本側のみ稼動する時間帯
 (日本時間9:00~12:30 インド時間5:30~9:00)

日本側ではインドから報告された前日の進捗状況を確認。さらに、成果物をレビューして、Q&A票に回答します。そして、日本 時間13:00までに、日本からインドへメールにてフィードバックします。

(2) ・・・つづく

情報提供:向井永浩 Softbridge Solutions (Japan) Co Ltd.
http://www.softbridge.jp


■問いかけ

インドとのオフショア開発を実施する日本企業では、時差を考慮して昼食時間を13:00以降にずらすべきでしょうか?

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気になる中国語学校

昨日は、上海市内の中国語学校を表敬訪問しました。代表者は日本人。極めて真面目で健全なカリキュラムだな、というのが第一印象。

オフショア大學とのコンテンツ共同開発を打診したところ、快くOKをいただきました。

そのあとに中国全土の大学を行脚する変ったご趣味の日本人男性と会談。IT分野はさっぱりとのことでしたが、中国における大学教育の実態を垣間見ました。本人いわく、大学行脚は趣味ではなく仕事とのこと。失礼しました。

9月頭でも再び教室を訪問したいと思います。体験型突撃取材です。
何だか楽しくなりそうな予感。

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オフショア拠点との温度差を縮めたい

日本人の率先行動が中国の組織を動かす
中国の管理者や作業員との間に良好な信頼関係を築くためには、何より自分から率先して問題に取り組む姿勢をみせること。
(古き良き日本人駐在員)

先週の名古屋・大阪オフショア開発実践セミナーで聞いた話より。


・ときどき、日本と中国オフショア拠点との温度差に悩みます。日本では、顧客から厳しい要求を受けて必死にかけずり回っているのに、中国ではモジュールを納品したら後は知らん顔。問題が指摘された後の中国側の対応には満足していますが、緊張状態での“待機”や“問題を未然に防ぐ取り組み”への姿勢については、日本との温度差を感じます。


■問いかけ

あなたは、どちらの意見を支持しますか?

「中国では信頼関係が何よりも重要です。リーダが率先して問題に取り組む姿勢をみせることで信頼が生まれ、その結果、周囲の雰囲気も変化します。日本人リーダの率先行動によって、日本と中国の温度差は徐々に縮まります」

「口先だけの“信頼”などは信用できません。同じパートナーに継続発注しても、担当者が頻繁に替わり、形だけの品質管理システムがまるで機能しません。日本人リーダの率先行動は、中国オフショア拠点の士気には影響せず、日本と中国の温度差は縮まりません」

【読者アンケート】

☆中国では信頼関係が何よりも重要です。リーダが率先して問題に取り組む姿勢をみせることで信頼が生まれ、その結果、周囲の雰囲気も変化します。

◆日本人リーダの率先行動が何より大切
◆日本人リーダが率先行動しても、独り相撲で空回りばかり
◆その他

○結果を見る
○コメントボード


締切:2008年07月30日23時00分
協力:クリックアンケート

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7月23日上海昼食会メンバーを募集

昨夜、1ヵ月ぶりの上海上陸。上海市内の友人宅にお邪魔して、図々しくメールマガジンを発行してます。

22日は上海市内の某所を視察。夜は知人と食事会。
23日は未定。
23日夜は、上海オフショア開発フォーラム定例会(会員制密会)。

というわけで、23日の上海昼食会をご一緒する方を募集します。
現在の参加者はわたし一人のみ。
場所は上海市内なら、たいがいOKです。

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ウイークリーニュースダイジェスト(2008/7/18)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2008/7/10 - JETRO
大連市、東京にソフトウエアパーク設立へ

大連市が東京にソフトウエアパークを設立することになった。6月20日の「第6回中国国際ソフトウェア・情報サービス交易会(CISIS)」のアウトソーシングサミットで、大連市戴玉林副市長が発表した。


・2008/7/11 - @IT情報マネジメント
過剰接待をしなくてもオフショア開発で生き残る方法

今回は月平均5~7人の規模で若い中国人プログラマを活用し、そのメリットを享受したい企業へ向けて、今回は中国でオフショア開発専門のソフトウェアベンダを経営する現役総経理に話を聞いた。


・2008/7/11 - インド新聞
「日本はインドIT分野にとって魅力的な国」:JETRO幹部

日本の労働人口は急速に減少しており、2010年までには全人口1億2,700万人のうち30%が60歳以上になっている。IT業界のほかに利潤性の高い分野として航空業界を挙げた。


・2008/7/11 - nikkei BPnet
中国「市場参入」すら見据えるNECグループの「オフショア開発」

中国がオフショア開発の9割を占める2006年度の数字ではソフト外注費の総額が470億円。6年間でほぼ6倍となった。オフショアに出しているのは全体の売り上げの約9%にしか達していない。やはり、自社にとって一番売りとなる部分、中枢の技術を海外に出すわけにはいきません。毎年1回開催されている「海外パートナーズデイ」、テーマの1つは「受け入れ検査ゼロ化」。


・2008/7/16 - BusinessWeek
Outsourcing the Offshore Operations

Western companies are increasingly getting away from running their own offshoring operations, handing the jobs over to Indian tech-services specialists


・2008/7/18 - アクセンチュア
オフショア人材開発・育成における成功要因

保守業務が増えた。必ずしも優秀な大学から優秀な卒業生を採用する必要はない。なぜなら、中国において、特に有名大学からの卒業生は、仕事の内容・収入に対する要求・期待も高く、その要求・期待に応じられない場合は、離職率が高くなる傾向があるからである。

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今日は大阪オフショア開発実践セミナー

今朝はしとしと雨の大阪。台風の影響でしょうか。雨にもマケズ、風にもマケズ、今日もオフショア開発実践セミナーとワークショップを張り切ります。

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KPI設定の落とし穴

中国語が話せるからオフショア担当になりました
私は、たまたま中国語ができるので、いつの間にかオフショア開発を推進する部署に異動になりました。具体的には、何から着手すればよいのでしょうか?
(学生時代に第二外国語で中国語を学んだ普通の日本人従業員)

オフショア開発推進を手段とする組織改革では、成果に直結する重要業績指標(Key Performance Indicators: KPI)を設置して、監視コントロールを機能させます。ところが、KPIの設定で陥りがちな誤りが3つあります(*)。


1.誘因が弱い指標を設定してしまう

「オフショア発注件数」を見ているだけでは、なかなか変化が感じられないため、活動も盛り上がりにくい。たとえば、その年の「オフショア○○○○○」を見たほうが、変化が見えやすくなる。

2.間違った誘因になる指標

「オフショア発注人月」を目指しても、生産性を無視して行えばパフォーマンスの低下につながりかねない。むしろ、数値目標を達成するために、現場が無理してかえって副作用を招く恐れがある。

3.誘因にならない指標

オフショア開発の目的が「組込系人材の確保」だったのに、いつの間にか「原価削減率」などで成果を評価するような例。


*『実践ダイバーシティマネジメント』英治出版(2008/7)p213参考
http://amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862760376/aicoach-22/ref=nosim


■問いかけ

社内に根づくオフショア開発推進活動への抵抗感を和らげるには、一部に起きている変化を大々的に紹介することです。「多くの部署で変化が起きている」という認知を意図的に作り出します。このために、あなたの組織で実現可能なアイデアを思いつく限り挙げなさい。

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午後は名古屋ワークショップ

正午に名古屋入り。13:45 から名古屋会場にてオフショア開発ワークショップをはじめます。気軽な勉強会なので、飛び入り参加OK。

勉強会が終わったら、18:00 過ぎに新幹線に飛び乗って大阪入りします。明日は、10:00 から新大阪会場にてオフショア開発実践セミナー&ワークショップ。

土日は東京に戻って、出版原稿の初校にあけくれます。
そして、来週月曜日は上海へ。

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日本滞在中は大活躍なのに、中国に戻ると手抜きする人

キャリア豊富な中国人リーダなのに不安いっぱい
日本企業での勤務経験を持つキャリア10年以上の中国人リーダが満を持して登場したにもかかわらず、受け入れ側は不安でいっぱいのご様子。考えられる原因を全て挙げなさい。そして、適切なリスク対策を計画しなさい。

東京と北京でオフショア開発を進める友人からのおたより。


【キャリア豊富な中国人リーダなのに不安いっぱい】

・うちにも似た事例がありました。中国から呼んで基本設計から参画してもらった中国人リーダ。日本にいるときには、日本人よりパワーがありました。それで、安心して中国に戻したのですが、それからが大変。

なかなか本人のレベルに相応しい納品物があがってこないのです。チェックしたところ手抜き作業がいっぱい見つかりました。毎日遅くまで、休日出勤も良く見えているのになぜ?

その後、問題の中国人リーダは、当該プロジェクト以外に個人的なことをやっているとの噂を耳にしました。しかし、作業時間の請求はこのプロジェクトに来ています。中国のプロジェクトリーダーをどこまで信用してよいものか、いまだに迷っています。

    (独立系ソフトハウス・東京・プロジェクトマネージャ)


※文意を変えない程度に文章を修正済み


■問いかけ

中国オフショア拠点で働く優秀なリーダの多くは、複数の業務をかけもちしています。組織ぐるみで隠ぺい工作を図る場合もあれば、あっけらかんと“内職”を明かすこともあります。

あなたの立場でリスク対策を考えなさい。「リーダを交代させる」などと絵に描いた餅でお茶を濁すのではなく、現実的で即効性のある対策を講じなさい。

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来週の上海出張が決まりました

7/21(月) 夜に上海入り
7/24(木) 朝に東京戻り

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キャリア豊富な中国人リーダの不安要素

期待のブリッジPMが来日
中国から開発リーダが日本にやって来ます。ブリッジSEというよりも、さらに進化した“ブリッジPM”の役割を期待しています。ここだけの話、来日前にやりとりした日本語による的外れなQ&Aメールが気になりますが。
(日本側のプロジェクトマネージャ/日本人)

中国オフショア開発の立ち上げ期によく聞く話より。


・当社のオフショア開発は、単なる人件費削減が目的ではありません。当社にとって中国パートナーは、将来に渡り重要な戦略拠点として成長してもらいたいと考えています。そのため、詳細設計から担当すべきところを、わざわざ余分な費用を出して基本設計の早い段階からプロジェクトに参画してもらいます。

そこで今回は、中国の開発リーダを日本に呼んで基本設計から参画してもらいます。その後、製造工程を中国に持ち帰ります。この開発リーダは、4-5年の日本勤務経験を持つ10年選手です。ところが、実際に会ってみるとがっかりしました。なぜなら...。


■問いかけ

日本企業での勤務経験を持つキャリア10年以上の中国人リーダが満を持して登場したにもかかわらず、受け入れ側は不安でいっぱいのご様子。考えられる原因を全て挙げなさい。そして、適切なリスク対策を計画しなさい。

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7/14はあの日です

昨日7/14は、記念すべきアイコーチ社の創設日です。
自分自身におめでとうございます。

2003年に設立されたアイコーチは、とうとう5年目を迎えました。ある読者曰く、アイコーチ主催セミナーの受講申請を出すと、上司から「それって何の会社?」みたいに冷たくあしらわれることもあるそうですが、それでも元気に毎日頑張っています。

昨夜は、東京の立川駅周辺で、お友達とお祝いしました。
(本来は、別の目的で開催された宴席でしたが・・・)

ノン・アルコールのこぢんまりとした宴席でしたが、嬉しいプレゼントをいただきました。それは、8月後半に出版される私の最新本の出版記念講演をやりたいとのオファーです。もちろん、非公式の会話ですが、予期せぬ展開に大感激です。

今日と明日が、第1回筆者校正の山場です。5年分の魂を込めて書き下ろした渾身の1冊です。みなさん十分に期待してくださいね。

ところで、社内メンバを対象に、オフショア開発新刊の出版セミナをやって欲しいというご要望はありますか? “のぞき的”というよりは正統派の内容となっているため、本格的な社内講座のテキストとしてお使いになれると思います。

北京オリンピックが終わる頃にお読みいただけると嬉しいです。
栄光の第1弾「オフショア開発PRESS (技術評論社)」もお忘れなく!
http://press.1offshoring.com/

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ウイークリーニュースダイジェスト(2008/7/11)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2008/7/3 - @IT自分戦略研究所
日本人が知らないフィリピン系ITエンジニアの実力

BPO 市場で現在23万人が働いている」と語る。フィリピンのソフトウェア企業400社のうち300社以上は輸出志向企業で、フィリピンの人材も英語能力の高さや優秀さで世界的に注目されている。
1:日本から近く、ほぼ同じタイムゾーンに位置している
2:ホスピタリティがあり、コミュニケーション能力が高い
3:英語人材が豊富
4:ITエンジニアは理工系の高等教育を受けている
5:国内産業は発展途上段階であるため、ITエンジニアが上流工程などのキャリアを考える場合、海外勤務を選ぶことが多い


・2008/7/5 - 富士通総研
サービス機能のオフショアリングを成功させるために

(1) オフショアリングが、現場主導で進められているのではなく、経営戦略に組み込まれていること、(2) ジョイントベンチャーなど多様な資本戦略をとっていること、(3) オフショア拠点の高付加価値化・収益化を指向していること、(4) 米国→インド、日本→中国という単純な図式ではなく、特性に合わせてオフショア先を組み合わせていること、(5) 成功事例には欧米企業が多いが、日本企業でも成功している例はあること


・2008/7/8 - 中国情報局
安価な見積書に落とし穴 念入りな仕様説明がカギ

トラブルを未然に防止するため、査定工数よりも見積工数が小さい場合、差異のある部分についてのみ、再度、仕様説明を詳しく行うべきだと思います。


・2008/7/8 - 野村総研
アジアの人材マネジメント

日本の22歳人口をみると、1995年の204万人から、2005年には148万人に大きく減少している。2015年には122万人へと減少し、2035年には90万人と、100万人を下回る。これまで以上にアジアの人的資源の活用を考えなければならない。


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ワークショップと交流会を組合せた「場」の提供

来週の木・金は、それぞれ名古屋と大阪でオフショア開発実践セミナーを開催する予定でしたが、今のところ正式な申込みがありません。非公式な問い合わせが数件あるのみ。実務者を対象とするセミナーには、皆さん興味ないのかしら。

それとも受講料が高すぎるか?(東京基準の物価は高すぎ?)
http://www.ai-coach.com/seminar/academy_pr.html

値段の張る本格的な実践セミナーよりも、ワークショップと交流会を組合せた安価な「場」の方が好まれるのでしょうか。

今日のお昼ごろ、大阪と名古屋の方限定にメールしますので、よろしければご意見をお寄せください。それでも反応が無ければ、残念ながら来週の名古屋と大阪場所は中止します。会場のキャンセルなど、ちと面倒で後ろ向きな作業が発生するのが悲しいです。

 ご意見上等! → mailmag@ai-coach.com


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バグ管理システム(Bug Tracking System:BTS)

BTS導入実績あり
評判が良いものとしては Mantis である。環境構築も比較的容易であり、インドオフショア開発に欠かせない三機能を網羅しています。

Mantis Bug Tracker
http://www.mantisbt.org/
PHP、WebServer (apache、IIS)、MySQLにて動作。Windows、OS/2、MacOS、Unix互換OSにて稼動可能


日本向けインドオフショア開発の現場から、日本人ブリッジSEが体験した小ネタ&TIPSをお届けします。


~インド現場便り vol.7~

最近は、インドオフショア開発でも使えるオープンソースの開発支援Toolが増えました。今回はバグ管理システム(Bug Tracking System:BTS)の話題を紹介します。

インドオフショア開発では、日本側とインド側の双方からバグが報告されます。なぜなら、単体テスト及び結合テストはインド側、運用テスト&クライアントテストは日本側で実施される事が多いからです。

従来、MS-Excelで作成した管理シートを共有サーバ上で(もしくはメールで)運用しましたが、その管理はとても煩雑でした。そこでバグ管理システムの出番となります。双方で正確に伝達し修正する為に、以下の3つの機能が重要です。

1.メール通知機能がある事 
バグが報告された事をメールにて確実に伝える為

2.添付ファイル機能がある事
画面ハードコピーなどで、視覚的にバグ現象を伝える為

3.画面インターフェースが日本語/英語のマルチ対応している事

情報提供:向井永浩 Softbridge Solutions (Japan) Co Ltd.
http://www.softbridge.jp


■問いかけ

オフショア開発の立ち上げ期には、OJT と称して若い外国人プログラマにバグ管理システム(Bug Tracking System:BTS)を作らせることがあります。実際には「使えないシステム」として、ゴミ箱へ直行なんてことも珍しくありません。なぜだと思いますか?


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今日から筆者校正

来月の下旬あたりに、私が書いたオフショア開発本が出版されます。今日から、筆者による校正がはじまります。
Dsc00797

ここのところ、オフショア開発事務局担当者がお疲れでダウンし、私に負荷が集中しています。さらに追い討ちをかけるように「初校は1週間でお願いします」と出版社から丁寧なご要望メールが届きました。2週間の猶予があると思っていたのですが、軽くショック。
Dsc00796


私に限らず、現代人は誰しも多忙な日々を送っていますが、働く意義や目的を見失うと、すぐに仕事を放り投げてニートやフリーターになってしまいます。

壁にぶつかったとき、いやなことから逃げ出したい気持ちは理解できます。責任感や丁稚奉公などと自分に言い聞かせて、惰性で仕事を続けるのは高度成長期までの古き良き日本の職業観。

人は明確な目標や目的を見失ってしまうと、足に鉛がついたように動きが止まってしまいます。他国より先に成熟した日本社会ならではの悩みかもしれません。開発途上国なら、ニートしながら”人生の目的を考える”なんて悠長なことを言っている暇などないので。

閉塞感が漂う日本企業を尻目に元気はつらつな中国オフショア開発の現場。日本の高度成長を支えたおじいちゃん達は、昔取った杵柄を後生大事に拝みなが、「なぜ日本のITプロジェクトは元気がないのか。ワシらが若いころは・・・」と歯ぎしりしているかもしれません。

幸か不幸か、高度成長もバブル期の華やかさも知らない私ですが、(沖縄でのんびり過ごしていたので・・・^^;)ちょっとくらい忙しくても、今のところは全く苦になりません。おかげさまで好きな仕事を思う存分続けさせていただいています。

さて、今日もコツコツと張り切ってがんばります。

でも、さすがに人手が足りないので、そろそろアイコーチ社でも人員を募集します。業務拡大です。


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作業標準の賞味期限

形だけの作業標準
製造業では、作業標準書などが作成時から何年経っても改訂されて いないと、その工程は全く改善されていないとみなします。
(オフショア大學/根本隆吉)

いよいよ佳境に差しかかってきたオフショア大學「コーディネート概論」。中国製造業に学ぶ事例研究の授業のひとコマより。


中国のある工場では、定められた作業標準に従っていないことが判明した。ところが、工場に足を運んで現場の状況をよく確認すると、そもそも作業標準の設定に無理があることが判ってきた。刻々と変化する現場の実態に作業標準が追い付いていないのだ。作業標準がアテにならない以上、作業者は自分の経験と思いこみに頼って作業を続けていた。


なぜ、作業標準で決められた”理想”と”現実”に乖離が生じたのでしょうか。この会社では、正義感を掲げる一人のキーパーソンが、現場をみないまま作業標準に「理想状態」を記載してしまったことが原因です。


■問いかけ

オフショア開発で作業標準は絶対に欠かせないものですか。それとも、特定の条件を満たせば無くても構いませんか。次に、もし、オフショア開発で役立つ作業標準というのがあるなら、その賞味期限はどれくらいだと思いますか。


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中国大手めぐり第1弾

昨夜は、中国でも有数のソフトウェア企業の日本法人を訪問しました。これまで、同社の担当者とは非公式に会ったことがありますが、トップとの正式対談はこれが初めて。

オフショア開発PRESS を紹介して、10月上旬に開催されるオフショア開発者シンポジウムへの協力を要請しました。さらに、オフショア開発勉強会などの定期会合への参加も呼びかけました。

オフショア開発PRESS
http://press.1offshoring.com/


意外に盛り上がったのは、沖縄IT津梁パークの話題です。中国のソフトウェアパークと比較すると規模は小さいですが、かなり期待していいですよ。なぜなら、私が戦略策定の段階から全面的に協力するからです。(自信満々)

日本法人トップの了承が得られたので、今後は具体的な話を持ちかけますよ。私の顔を立てて、ぜひともご協力くださいね。

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ベトナム事情:IT音痴のコミュニケータを有効活用する工夫

ベトナム企業のコミュニケータとは
日本企業から提供されるドキュメントの翻訳や、日本企業へ納品する成果物の翻訳、TV会議などで日本とベトナム間の通訳を専門に行なうスタッフです。
(オフショア大學/霜田寛之)

オフショア大學の霜田寛之講師より。

ベトナムオフショア開発で活躍するコミュニケータの大半は大学で専門的に日本語を専門に学んできた人たちです。日本語能力検定の1~2級を持っています。ただし、ITに関しては素人同然です。研修や実プロジェクトの翻訳・通訳作業を通じて、IT用語を覚えます。


IT音痴のコミュニケータを有効活用する工夫の数々。

・社内DB整備
IT用語データベース、プロジェクトの用語データベース、顧客企業の社内用語データベースの蓄積と活用

・経験豊富なコミュニケータとのペア作業

・重要文書を二人でダブル翻訳することによる正確性の確保

・翻訳後、逆方向翻訳して元の意味が保持されていることを確認


■問いかけ

一括請負契約において、コミュニケータ(IT音痴の日本語通訳)の人件費は、どのように見積もられると思いますか。一般に、ベトナムオフショア開発の総人件費に占めるコミュニケータの割合は、どれくらいだと思いますか。


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実践ダイバーシティマネジメント

先週読んだ本では、ダイバーシティ推進を野球やゴルフのスウィングのフォーム改善にたとえてうまく説明してくれました。


~無意識的な不適切行動を無意識的な適切行動に転換させる~

コーチから自分のスウィングに問題があることを指摘されなければ、フォームを変える必要性を自覚するのは難しい。また、指摘を受け、納得したとしても、それだけで新しいフォームが身につくわけではない。

これまでに体に染みついてきたスウィングの感覚にとっては不自然な、新しいフォームを強制的に繰り返し、何百回、何千回と繰り返して、はじめて無意識に新しいスウィングができるようになるのである。

問題を自覚しなければ、意識的に行動を見直そうという思考が働かない。意図的に望ましい行動を促さなければ、体に馴染んだ習慣からなかなか抜け出せないということだ。

*『実践ダイバーシティマネジメント』英治出版(2008/7) p129-130


ダイバーシティとは、多様性を意味する流行語です。「ダイバーシティ」を「オフショア開発」を読み替えるとしっくりくるかもしれません。

「無意識的な不適切行動」とは、曖昧な作業指示、曖昧な評価基準、無意味な過剰品質の要求など日本企業が自覚していないオフショア開発を阻害する行動です。

「無意識的な適切行動」とは、プロジェクトチームに外国人がいても、あたかも東京人と大阪人が一緒に仕事をしているくらいの違いしか感じられず、何の違和感もなくオフショア開発を成功に導くことができる行動です。

遠く離れた海外発注であっても、あたかも2階と3階のフロアが違うだけで、無意識のうちに一体感を持ってオフショア開発に従事する状態です。夢のような世界ですが、これが無意識的な適切行動がとれる状態です。

ダイバーシティについては、今年3月に出版した『オフショア開発PRESS』にも書かれていますので、初心者はこちらから入ると理解が深まるでしょう。
 
『オフショア開発PRESS』公式サイト
http://press.1offshoring.com/

これまで、ダイバーシティ推進=女性の社会進出支援 と考えられることが多く、実際に上記書籍でも”女性活躍”を中心に展開されています。

ところが、この本を直々に紹介してくださった英治出版の原田社長は、この本を従来の女性活躍本と位置づけることに懸念を示します。


幸地「ダイバーシティ本というと、どうせ女性支援でしょう?」
原田「我々は、そんなつもりで出版したのではありません!」


出版社の社長が自信を持ってお勧めするので、さっそく本を持ち帰り、じっくり読み進めました。
・・・
私にとっては、実にタイムリーな内容が満載でした。(あくまでも、私にとって)この時期に出会って大正解の本です。


従来のダイバシティ推進は、ある意味において経済合理性を無視してきました。経済合理性のみを追求して、個人の尊重を無視し続けたオフショア開発推進とは対照的です。

オフショア開発の立場からすると、なぜ従来の女性活躍を主目的とするダイバシティ推進が成功しないのかが良く理解できました。一方で、世界的に研究が進んだダイバシティマネジメントの立場からすると、日本のオフショア開発現場の遅れ、未成熟さが身にしみて実感できます。

ダイバーシティ推進というと、PMBOK的なプロジェクトマネジメントとはかけ離れてしまいます。どちらかといえば組織改革、風土改革といった観点から、オフショア開発にアプローチしたい人向けの話題です。

最近、脚光を浴びる「対話」や「働く意義」「生活の質(QOL)」、そして使い古された「学習する組織」の観点からオフショア開発事業の経済合理性を追求したい人は、ぜひともダイバーシティマネジメントを勉強してください。


[PR]今月のオフショア開発実践セミナー(6時間集中コース)でも、ITプロジェクト環境におけるダイバーシティ推進に触れます。
http://www.ai-coach.com/seminar/academy_pr.html


[PR]今月のオフショア開発勉強会は、名著ザ・ゴールでお馴染みのITプロジェクト環境のボトルネックを制御する技法を学習!
http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html

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人材流動の激しい中国メンバーと信頼関係を築く法

「信頼関係」の意味は、国や文化によって異なるか?
異なる。
(幸地司/オフショア大學第3期にて)

「信頼関係」の意味は、国や文化によって異なります。全く違う意味になることはありませんが、信頼の拠り所は歴史・宗教観、社会情勢に左右されます(*)。

*詳細は先週のプレミアム版マガジンで紹介しました
http://www.ai-coach.com/magpre.html


したがって、中国オフショア開発で語られる「信頼関係」の意味は、日本と中国では微妙に異なると考えた方が安全です。「信頼」と「関係」を二つに分割して、それぞれの意味を考えると理解しやすいでしょう。

私が主宰するオフショア大學では、信頼や文化といった抽象的な概念の議論に時間を割いています。この理由は、「信頼が大事」や「文化の相互理解」などと問題解決の場面でお茶を濁したくないからです(*)。

*オフショア大學では、しつこく”行動レベル”に焦点を当てます
http://www.offshoringleaders.com/


■問いかけ

人材流動の激しい中国(特に上海などの大都市)では、オフショア開発に次々と新しいメンバーが投入されて、そしてプロジェクト終了後には即座に去っていきます。

新しく入ってきた中国人メンバーに対して、日本人上司や日本側のキーパーソンと信頼関係を築くために、あなたはどのように助言しますか。年上の日本人技術者と中国の若いメンバーが信頼関係を築くためには、どのような言動が効果的でしょうか。


              ※

オフショア大學では、さらに次の問いかけが続きます。

 「オフショア開発では、皆が言うほど信頼関係は重要ですか?」

私の答えは・・・「  」。

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ニコニコ宇宙探索

週末は、インターネットで科学・宇宙に関する番組を観まくりました。地球の成り立ち、地球外生物の探索、太陽の秘密など。海外には、たまに優れたサイエンス番組がありますな。


[PR] オフショア開発勉強会・東京・CCPM(Critical Chain PM)
http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html


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ウイークリーニュースダイジェスト(2008/7/4)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2008/6/26 - ZDNet Asia
India still top choice for offshoring

Bangalore has retained its position as the ideal global delivery location for businesses, according to a new report from IDC.
中国勢の勢いはあるが、大連は昨年の4位から今年は9位に転落。北京は第4位。上海は第6位。


・2008/6/27 - ITpro
中国の求人広告に見る開発者の就職事情

名門大学の不人気専攻より,二流大学の人気専攻を卒業したほうが良い職業に就けると考えています。「開発能力がなくても,語学力があれば,管理職にはなれます。残業が多く,ストレスがたまりやすい開発職をやりたい人間はいませんよ! どんなに開発経験と実績があっても,語学力が優れていなければ,結果的に開発エンジニアにしかなれないし,給料もいずれ頭打ちになります」。中国の開発者は,一つの会社で2年間も仕事をし続ければ,安定性のある人材として評価されるわけです。


・2008/7/2 - ITpro
決算にみるITサービス企業「二番手グループ」の明暗

インドIT企業は日本の下請けに甘んじる考えは毛頭ないだろう。それを、技術者不足を補うためのオフショア開発という位置付けで進めれば、提携の魅力は薄れる。それどころか成果を生まない可能性すらある。


・2008/7/2 - ITpro
【IT Japan】世界の中で「日本が違う」

『と』と『が』の違いを認識しなければならない。海外へ旅行に行くと『日本と違う』と思う人が多い。一方,海外生活を長く経験した人は『日本が違う』という。グローバルの中で『日本だけが違う』という視点を持った上で,日本型の良い部分をいかに取り入れてゆくかが重要だ。


・2008/7/2 - ZDNet Asia
Indian outsourcers losing shine?

インドITサービス企業は、相対的に評価を下げつつある。2008 Black Book of Outsourcingの格付けでは、インド大手企業のInfosys は2007年度の10位から今年は59位に格下げ。ちなみに富士通は第44位。IBMは第48位。中国企業への期待は高まるものの、格付け上位50社にはランクインせず。グローバルなアウトソーシングの世界で中国がインドを脅かすには、まだ時間を要する。


・2008/7/4 - オフショア大學
オフショア開発に欠かせない異文化コミュニケーション能力

今すぐ全ての日本企業が中国オフショア開発に取り組むべきかといえば、オフショア大學の見解は「否」です。 その根拠は、本セミナーで紹介するオフショア開発最新動向を分析するとわかります。主に2つの理由から、後発組としてオフショア開発に参入する企業の危険性を指摘します。


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オフショア大學応援ファンド

今朝も早起き3:00起床。

早朝の時間帯は誰にも邪魔されず、じっくり腰を据えて作業に没頭できます。集中しすぎて、眠くなることもしばしばですが。

アイコーチが主体となって運営するオフショア開発リーダー育成のオフショア大學と沖縄IT津梁パークの仕組みの親和性が高いことが判明し、益々おもしろくなってきました。

ただし、熱い思いだけが先走っても予算の制約にしばられたり、当面の運転資金不足や手続・許認可に悩まされる可能性があります。

さらに、本格的に人が足りなくなってきました。

そろそろ我が社でも、企画職・マーケティング職・コンサルタント職の人材を募集しようかと真剣に検討中。

にもかかわらず、今日の午後には、某出版社と最新オフショア本の打ち合わせ。執筆することが決まったら、さらに時間が足りなくなることは必死。

やはり、早急に資金調達して、組織的に動ける仕組みを整備します。社債やファンドを小口債券化して、アイコーチの活動意義に共感してくれる企業や個人からの応援を募ろうかな。

例えば、沖縄好きな個人から1口ウン万円の小口投資を受け付けて、沖縄IT津梁パークにおける人材育成プログラム開発の資金にあてる。

例えば、幸地の応援団から1口ウン万円の小口投資を受け付けて、新規出版プロジェクトの活動資金にあてる。本が売れたら、配当金が増えるようにする。

これらは、アイコーチ社への第三者割当増資ではなく、個別プロジェクトを応援するためのファンドです。活動目的が明確なので、応援しやすいかなーと思って。思いつきに過ぎませんが。

しかし、そうなると、しっかりとしたファンド管理者が必要かな。
うわ、また手間が増えそう。

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ダイヤの原石のままで社会に出される大学生

責任ある立場に中国人を登用しない日系企業
大学院を修了し、博士号を持っていたとしても、日本企業で中国人が役員に出世する確率はゼロに近いでしょう。能力があり、努力を重ねてもやがては挫折し、失意のうちに帰国した中国人は数え切れません。
(海野恵一/スウィングバイ2020株式会社 代表取締役)

ブルーカラーを敬遠する「小皇帝」と「小公主」

中国では1979年から、人口抑制を目的としたいわゆる「一人っ子政策」が採られています。望めばすべて手に入る環境で育てられた「小皇帝」や「小公主」は、汗水たらして働くこと、いわゆる「きつい」「汚い」「危険」の3Kを極端に敬遠する傾向があります。わがままでプライドばかりが高い点も中国の就職氷河期に拍車をかけています。

中国の新卒者のほとんどが膨大な知識を頭に詰め込んだだけの状態で大学を卒業しますが、暗記にひたすら時間を費やしてきた彼らは社会人としての教育を何一つ施されていません。「小皇帝」と「小公主」の大半が自信過剰です。

中国では、まっさらな原石のまま大学を出てきます。原石を磨けばダイヤモンドになる、といった発想は中国には一切ありません。要するに教育のインフラが全くない状態です。

出典『本社も経理も中国へ』海野恵一著、ダイヤモンド社(2008/5)
http://amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478082804/aicoach-22/ref=nosim


■問いかけ

就職氷河期が続く中国。この影響は、中国でオフショア開発を推進する企業にとって、どのような影響をもたらすだろうか。原因と結果の関係に注意しながら、影響をもたらす構造を明らかにしなさい。

[例] 就職難→ 初任給の低下→ 人件費上昇の頭打ち→ 利益率向上

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霞ヶ関で沖縄IT津梁パーク会談

お昼は、久しぶりに東京は霞ヶ関の内閣府を訪問して、沖縄IT津梁パークと人材育成を含めた青写真について意見交換しました。我ながら大風呂敷を広げたと苦笑いです。これも、中国人オフショア関係者と対話を重ねてきたおかげです。ありがとうございます。

第1段階 沖縄IT津梁パークに産業集積
第2段階 沖縄IT津梁パークを中心とした□□□□を構築
第3段階 ・・・秘密

これは、でかい構想です。しかも夢物語じゃないし。

それにしても、霞ヶ関には沖縄のかりゆしウェアを着た人は皆無でした。よれよれしたシャツを着たチンピラ風の自分に酔いました。


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BPO要員の採用条件:日本の祝祭日にあわせて就業すること

「中国人に忠誠心はない」は日本人の思い込み
日本でも人気の高い小説「三国志演義」に出てくる劉備玄徳と諸葛亮孔明に代表されるように、中国には一度惚れ込んだ相手にはとことんついていく、という風土があります。
(海野恵一/スウィングバイ2020株式会社 代表取締役)

大連に進出した日本向けBPO (business process outsourcing)ベンダでは、会社立ち上げを担う第一期中国人の求職者に対して、次の三つの採用条件を提示しました。

1.日本語を話せること。日本語能力検定1級取得者のみ
2.ある程度の期間にわたって日本に滞在できること
3.正式採用後は日本の祝祭日にあわせて就業できること

特に、3番目の条件が重要です。中国には二月の春節(旧正月)と毛沢東国家主席によって中華人民共和国の成立が宣言された10月1日を祝う国慶節(建国記念日)という、国民にとって最も重要な法定祝日が二つもあるからです。

出典『本社も経理も中国へ』海野恵一著、ダイヤモンド社(2008/5)
http://amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478082804/aicoach-22/ref=nosim


■問いかけ

アメリカでは、社員に対して1年ごとに、短いところでは3ヶ月毎に勤務評価が下されます。将来に対する会社のビジョンやキャリアパスが明示されます。10年後にはこうすることが可能です、と企業側が明言する習慣が根付いています。

あなたの会社では、外国人従業員に対してどのような未来像を提示すべきでしょうか。特に、責任ある立場に中国人を登用するための条件を列挙して、それぞれに重要度をつけなさい。

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朝マック絶賛大会

今日は東京都内の某所で終日セミナー講師を務めます。年に2~3回ほど、ある会社から声をかけられて1日セミナーを受け持ちます。少し早めに家を出て、朝マックでもしようかな。

朝メニュー(日本マクドナルド)
http://www.mcdonalds.co.jp/sales/morning/bf_menu.html

というのも、昨夜コンサルティング仲間との4名飲み会で、朝マックを絶賛する人が参加者の過半数を超えたからです。さらにもう1人が、マクドナルドの100円コーヒーの費用対効果を力説します。

普通そこまでいうか! と思いましたが、信頼する仲間が言うから仕方がない。それにしても、そこまで朝マックにほれ込みますか~。

関西では"朝マクド"ですか? まさかね^^;


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実費精算契約(time and material contract)が望ましい局面

概算予算確保のための「どんぶり勘定」は悪習か?

問1
概算予算確保のための「どんぶり勘定」の依頼は、日本独特の商習慣だと思いますか?

問2
オフショア開発に積極推進する組織では、「どんぶり勘定」を極力なくすべきだと思いますか?


(本誌発行人)

日本向けインドオフショア開発の現場から、日本人ブリッジSEが体験した小ネタ&TIPSをお届けします。


~インド現場便り vol.6~

どんぶり勘定をオフショア側に押し付けても、ろくな事がありません。プロジェクト中盤で要件が変更し、再見積や金額交渉が発生した場合、その交渉に時間ばかりが過ぎてしまい、プロジェクトは泥沼化してしまう可能性が高くなってしまいます。

どんぶり勘定が世界基準であれば、インド企業にも強要できるでしょう。ですが、残念ながら日本だけのローカル文化なのです。牛丼チェーン店等は海外に進出していますが、日本IT業界のどんぶり勘定文化は間違いなく、世界標準にはならないでしょう。

要件定義が曖昧な時点では、オフショア側とは実費精算契約(time and material contract)等にすべきです。オンサイトチームを構築するなどし、要件定義&仕様が明確化した後、見積もりを実施した方がお互い納得でき、よい結果につながると思います。

情報提供:向井永浩 Softbridge Solutions (Japan) Co Ltd.
http://www.softbridge.jp


■問いかけ


今日の本文から、事実と憶測をそれぞれ抽出しなさい。

回答例
どんぶり勘定が日本だけのローカル文化である」という主張は、一見もっともらしいが、事実を裏付ける証拠が提示されていないため、この段階では憶測に過ぎない。

あなたは、いくつ憶測部分を見つけられましたか。

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JAL遅延対応

昨日の午後、沖縄の那覇空港から東京羽田空港に飛びました。

某JAL 便を利用しましたが、ちょっとした珍しいトラブルに遭遇しました。

私の便(JAL918) は那覇空港を16:40に出発する予定です。予定通り何の問題もなく出発、無事に定刻通り東京に着きました。

前出の珍しいトラブルとは、私の搭乗便ではなく、私よりも先に出発するはずの前のJAL便で起きました。

16:15 出発時間の少し前に那覇空港の出発ロビーに到着した私の目の前は、黒山の人だかりで溢れていました。さすがは観光シーズン到来の沖縄♪ と思ったのですが、いささか事情が異なるようです。

案内板をよくみると、定刻12:45 発、沖縄から東京羽田空港に向かう便が、何らかの事情により未だに離陸できず数多くの客が足止めを食らっているようです。

「もしや、私の搭乗便も出発の目処すら立たないのでは・・・」

一瞬あせりました。だって、先発するはずの同じJAL便が4時間経っても動く気配すら見せません。

遠くから罵声が飛んできます。
申し訳なさそうに謝りながら対応する地上乗務員のみなさん。


無駄に待ち時間を過ごしたくなかった私は、本日の予約を変更して明日以降にずらそうかと本気で検討しはじめました。

ところが、まもなく私の出発便(16:40)の搭乗案内が始まります。どうやら、問題の定刻12:45発JAL便に予約した者だけが足止めをくらい、後続のJAL便はすいすいと通常通り運行されているようです。

この様子をみて、また激怒する客が現れます。

納得です。
たしかにこれは厳しい。

怒りやあきらめ顔の人々を残し、16:40出発の私たちJAL918 便は無情にも離陸しました。

私は、いつもの癖で問題解決の糸口を探りました。そして、なかなかいける解決策を思いつきました。

あなたが、JALの顧客対応責任者なら、上記のトラブルに際してどのように対処しますか。

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