深夜の大騒音にも大人の対応
昨夜、私が住む集合住宅で火災警報が暴走する騒ぎが起きました。
時刻は深夜0時をとっくに過ぎています。
「火事です。避難してください」
けたたましい警告音と共に、音声合成による女性アナウンスが深夜のご近所に響き渡ります。かなりの騒音です。近所迷惑な火災警報は、この後30分以上も続きました。
しかし、建物からは火の気は全く感じられません。火災警報装置の故障か、それとも悪質な誤報か? しばらくすると、ほのかに焦げた香りが漂ってきます。もしかしたら気のせいかもしれませんが。
やがて、通報を受けたお巡りさんがやってきて、事情聴取を始めます。しばらくして、ようやく某警備会社の車が駆けつけました。火災警報が鳴り響いてから30分後の重役出勤です。ずいぶんと呑気な警備体制ですな。
5分ほど調査して、原因を突き止めました。どうやら誤報ではなく、ちゃんと火災警報装置が正常動作していたようです。
「○○○号室の住民が部屋を閉め切り、換気もしないまま料理をしていたところ、火災警報装置が反応したらしいです。住民の皆様、もう大丈夫です。お騒がせいたしました」
警備会社の方から、小さな声で状況説明がありました。
ということで、すごすごと自分の部屋に引き返す住民とご近所の皆様。その間、人々の間には笑顔こそあれ、パニックや苦情(夜分遅く何やってるんだー、賠償責任だー)などは皆無でした。
英語でおしゃべりする住民もいらっしゃいましたが、総じて大人の対応をみせる日本社会の安定さにプチ感動。
はるか昔のオイルショック時、日本人消費者はトイレットペーパー騒動という集団パニック症状を起こしました。今でもその集団性質は脈々と受け継がれているはずですが、自然災害への集団対応力はお見事という他ありません。
阪神淡路大震災、東北地震、台風襲来、雷雨豪雨と何かと自然災害の多い日本列島ですが、地元住民の落ち着いたあっぱれな姿が印象的です。その反面、政治への醒めた対応に物足りなさを感じることもありますが、その辺はご愛嬌ということで。
今では、韓国からスターが来日したときに、最も激しい集団パニック症状を起こします。・・・冗談です。
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