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fly me to the moon なんとタイムリーな一冊

2008/08/06(第899号)編集後記より。

ここのところ、無料動画サイトに投稿された宇宙関連のドキュメンタリー番組にはまっています。すべて外国で制作された60分間程度の作品です。太陽系の歴史に始まり、地球と月の関係、超新星爆発、さらに はブラックホール誕生の謎など、暑い夏の夜は科学のお勉強に限ります。恒星の核融合エネルギーと重力のせめぎ合いに手に汗を握る、夢とロマンにあふれた至極の時間。


今年もペルセウス座流星群がやってきます。日本では、今夜から翌13日明け方にかけて、夜空に流れ星が数多く観測できるようです。日ごろ、PCとの格闘に明け暮れるあなたへ、たまには私と同じ夜空を見上げましょう(^^)。

こんな感じでロマンチックな気分に浸る今日この頃。くそ暑い真夏の東京・恵比寿で打ち合わせしていると、ビジネスやオフショア開発とは無関係な一冊を入手しました。

『私を月に連れてって ~宇宙旅行の新たな科学』
発表された当時は「黒魔術」とまで言われたアイディアが、宇 宙開発の歴史をドラマチックに変えた。その鮮やかな発見と科 学界における格闘、そして最新の宇宙科学のトピックを、第一 線で活躍する科学者が、専門用語を使わず、わかりやすく物語った傑作サイエンス・ノンフィクション。(アマゾンより)


『私を月に連れてって』の著者は、予測不能な複雑さを扱う「カオス」が得意な数学者。

実はわたくしも、学生時代にはお堅い数学を専攻していました。学生時代の私は、今と同様に真面目な学生でしたが、大学数学というと教科書と黒板を睨めっこするだけの灰色なイメージでした。

当時の指導教官は「その命題の前提となるdefinitionは何か?」と曖昧な私を見透かしたように揺らぐ足元を突っついてきます。不確実性を一切排除した演繹的な推論ばかりなのに、普段はとっても創造性豊かな私の指導教官。数学者とは不思議な存在です。

前出のサイエンス・ノンフィクション『私を月に連れてって』では、数学の新理論カオスを利用して、ほとんど燃料を燃やさずに、日本の月探査衛星「はごろも」の窮地を救った実話が紹介されています。

1ヵ月前なら、このような話題には全く関心がありませんでした。なのに最近の私は、北京五輪をほったらかして、毎晩のように科学番組を視聴しています。運命って面白い。シンクロニシティってか。

Eベルブルーノ(著)、私を月に連れてって、英治出版 (2008/7/8)

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