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東京では本当に中国人IT技術者が余っているか?

第28回オフショア開発勉強会のテーマ
ブリッジSE再考。現在、東京で職を求める中国人IT技術者がだぶついている現状を踏まえ、ブリッジSEに求められる要件を改めて見つめ直します。
(2008年8月26日・東京日本橋/幸地司)

第28回オフショア開発勉強会の質疑応答で盛り上がった話題より。


――中国オフショア開発の今後の見通しはどうなっていますか?

◇大手企業と中小企業を比較すると、オフショア開発に対する取り組み姿勢の違いがより鮮明になってきました。力のある大手企業は、これまで以上にオフショア開発を積極的に推進します。一方、中小企業では、オフショア開発を一時断念する企業が増えてきたような気がします(参加者Bさん)


――なぜ、一部の中小企業では、中国オフショア開発が停滞しているのでしょうか。

◇現在のやり方では、短期的な利益には直結しないからだと思います(参加者Bさん)

◆とても粗い粒度で恐縮ですが、オフショア開発成功の条件は2つあります。1つ目は発注規模。2つ目は発注の継続性。あくまでも一般論ですが、中小企業がオフショア開発で利益を出せないとしたら、これらの条件を満たせないからではないでしょうか(幸地)


――東京で中国人IT技術者が余っているとの噂は本当ですか?

◆私はそう聞いています。他の方のご意見はいかがでしょうか(幸地)

▽外国人に限らず、日本人の仕事も減っています(参加者Cさん)

■これまで中小企業からの孫請けや単純な人材派遣に頼ってきた中国系ソフトハウスは、特に苦労しているのではないでしょうか?(参加者Dさん)

◆米国サブプライムローン問題の長期化や日本のIT産業が抱える構造的な問題も見逃せません。ですが、東京で中国人IT技術者が余っていることが事実だとすれば、その原因は彼らの個人的な事情によるところが大きいと分析しています(幸地)


■問いかけ

「東京で中国人IT技術者が余っているとの噂は本当ですか?」

この噂は本当ですか? それとも間違っていると思いますか。適当な仮説をたてて、あなたの持論を展開しなさい。

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Comments

はじめまして、中国技術者です。
中国IT技術者は余ってるという疑問、事実と思います。ただ、それは量的な過剰、質的にまたまた足りません。それはスキルの問題ではなく、コミュニケーションの問題です。

Posted by: 王 れい | September 24, 2008 at 02:38 PM

王 れいさん、こんにちは幸地司です。

>それはスキルの問題ではなく、コミュニケーションの問題です。

初級プログラマを卒業すると、ソフトウェア開発の大半は他者との交渉・意見調整・確認・連絡ですから、コミュニケーションの問題は重大ですね。

もう少し具体的に「コミュニケーションの問題」を教えてください。日本語能力はあるのに、お客さんと意思疎通できないのでしょうか? 技術力・語学力ともに十分なのに、日本企業に適応できないという意味でしょうか?

Posted by: 幸地司 | September 28, 2008 at 11:09 AM

こんにちは、オウレイです。
確かにコミュニケーションは現場でも大事なことですね。
私はコミュニケーション能力は日常生活コミュニケと仕事用コミュニケを二つに分けると思います。
日本にきた中国技術者は少なくとも3年以上の現場開発経験、日本語試験が2級以上のレベルをもつ、それは日本で就職の条件です。
ほとんどの技術者は日本に来てすぐに現場へ派遣されました。技術面が問題ないけど、最低限のコミュニケーションしかできません。現場ではブリッジエンジニアを通じて、すぐに仕事できますが、言葉のせいで他のメンバーと普通の会話もできない、そして日本人と日本文化に対する認識が足りない、チームに融合したいのに、なかなか難しくて、結局落ち込んでしまいました。4,5年で仕事しても日本語がうまくならないの原因はこのような悪循環だと思います。
スキルと日本語を両方できる技術者は少ないのは現実です。
他の業界で、留学生を採用してその問題がなさそうですが、IT業界は要検討と思います。
文章を書くのは苦手ですが、以上ご参考してください。

Posted by: 王 れい | September 29, 2008 at 01:31 PM


王 れいさん、こんにちは幸地司です。

> スキルと日本語を両方できる技術者は少ないのは現実です。

その通り。これが現実ですね。

日本で4~5年も仕事したのに日本語がうまくならないなんて・・・、ショックです。でも、このような中国人IT技術者は、予想以上に大勢いそうな予感。

Posted by: 幸地司 | September 30, 2008 at 12:09 AM

幸地司 さん、おはようございます、王 れいです。

>日本で4~5年も仕事したのに日本語がうまくならないなんて・・・、ショックです。

4,5年日本にいるのに、日本語をうまくならないのはもちろん個人的な問題がありますが、派遣会社と現場の教育が足りないですよね!

このブログをこれから見るようにします、頑張ってくださいね~

Posted by: 王 れい | October 01, 2008 at 09:58 AM

王 れいさん、がんばってくださいねー。

Posted by: 幸地司 | October 01, 2008 at 06:27 PM

横からすみません。
少しだけ補足させていただきます。
日常生活の日本語と仕事用の日本語は確かに違います。私の感覚から言うと、(恐らく他の中国人も同じかもしれない)、仕事用の日本語はより簡単です。なぜというか、言葉の範囲は限っているからです。
残念だけど、日常生活の日本語が通じず、職場で低く評価されている中国人は少なくはないと思います。
結果として、両方クリアしないと、日本社会で生存できないです。

Posted by: 班 | March 04, 2011 at 07:16 PM

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