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サニタイジング処理(sanitizing)をやらないインド技術者

お祭り期間中は散髪しないインド人技術者への対応
7月下旬から8月下旬にかけて、ヒンズー教のお祭り Shravan Month がやってきます。この期間、一部のインド人は散髪を避けるそうです。私は、お祭り期間に入る直前の休日に、慌ててインド人技術者の仲間を理容店へ案内しました。

参照) http://www.ai-coach.com/backno/cip0898.html


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●日本向けインドオフショア開発の現場から、日本人ブリッジSEが体験した小ネタ&TIPSをお届けします。

~インド現場便り vol.11~

日本のITベンダと開発する場合、設計書にわざわざ明記しなくとも暗黙の了解として開発ベンダ側の作業と決まっているものがあります。例えばWEB開発のクロスサイトスクリプティング(XSS)対策としてのサニタイジング処理(sanitizing: 無害化)が該当します。

しかしながら、オフショア開発では、作業項目や作業分担に明示し、事前に確認する必要があります。日本側からすれば、WEB開発時におけるサニタイジング処理は当然で、わざわざ明確化しなくとも考慮できないのはプロフェッショナルではないと思われるかも知れません。一方、インド人技術者にとって、作業分担を明確にしない発注者は、プロフェッショナルでないと感じる事が多いのです。

日本では、“宗教上”の理由で1ヶ月間も散髪を自粛するなんて考えられませんが、他の国や地域では現実に起こりえます。オフショア開発では、暗黙の前提や制約条件が違うという事を肝に銘じておかねばなりません。


情報提供:向井永浩 Softbridge Solutions (Japan) Co Ltd.
http://www.softbridge.jp


■問いかけ

プロフェッショナルに対する日印の認識の違いの一例。

日本企業の発注者
「プロのIT企業なら、仕様書の行間を読んで最適解を提案すべき」

インド企業のIT技術者
「プロの発注者なら、仕様・役割分担と責任範囲を明確化すべき」


あなたの組織と海外拠点との間には、“プロフェッショナル”に対する認識の違いは存在しますか?

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