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私の速読法

最近の休日の過ごし方といえば、もっぱら近所のファミレスJさんにこもって打ち合わせや読書三昧です。

移動中に本が読める上海出張も手伝い、未読だった2,000ページ分の書物の大半を読み終えました。ビジネス書や教科書は、巷で有名な怪しげな速読法を駆使してさっと頭に放り込みます。一方で、歴史小説は、じっくり時間をかけて味わいながら、心と理性の両方で愉しみます。

といいつつも、わたくし、速読法を完璧に身につけているワケではありませんので、昨日491ページの教科書を読破するには2時間かかりました。

目標読破タイムは1時間でしたが、大事なポイントが満載すぎてあっという間に時が流れてしまいました。その代わり、491ページの3分の1以上は熟読せずに軽く流し読みです。

はたして、1~2時間の速読で分厚い教科書の内容をきちんと理解できるのでしょうか。いいえ、無理です。昨日の私の読書目的は、正確な内容把握ではありません。コンテンツを暗記するのではなく、コンテクストを把握することが重要なのです。

簡単にいうと、ビジネス書や教科書の速読で大事なことは、長年使い込んだ辞書のようにさっと逆引きできる態勢を作ること。昨日の例だと、「組織改革の手順は何ページ目を開く」「インタビューにおける文化的要素の着目点といえば第○節の事例を参照」という具合に辞書的に使いこなせるようになれば、読書の目的は達成です。

かつて『7つの習慣』を速読したことがありますが、あれは大失敗でした。そもそも1度読んだだけで、世界的な啓蒙書を理解できるはずがありません。『7つの習慣』の上っ面を覚えたからといって、人生に大した影響があるわけでもありません。私の場合、自分の肌に合う世界的名著はじっくり何度も読み返す派です。


今のところ、ピーター・ドラッカーの著作は、なぜか自分の肌にしっくりあわないので、軽く速読してポイ捨てです。その辺のおじさんに怒られないか心配です。


そうこうしているうちに、先月衝動買いしたPMO関連の洋書が西新宿の事務所に届きました。ハードカバーで 752ページ。分厚い本には慣れましたが、よくもまあこんなに詳しく書けるものだと心から感心します。拙著338ページですら、出版社から「大変でしたよ~」と苦笑いされたのに・・・。

これからも、マイ書斎のファミレスJさんにお世話になる機会が増えそうです。

それにしても、ファミレスJさんに設置されたドリンクバーのお茶セットは革命的に素晴らしいですね。ファミレスJさんのお茶担当者に拍手です。

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