フィリピンIT輸出:中国の20分の1、印の50分の1、越の3倍
あなたは、次の質問に即答できますか?
Q. フィリピンの人口は?
Q. フィリピンのIT技術者人口は?
Q. 対日オフショア分野でのフィリピンの売り上げは?
Q. 中国、インド、ベトナムと比べた時のオフショア売上高は?
Q. フィリピンの英語人口は世界で第何位?
Q. フィリピンソフトウェア産業協会が自覚する対日業務の課題は?無料メルマガ 2008/10/06(第936号)より
http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/2008/10/psia-59d0.html
フィリピン在住の日本人から、フィリピンソフトウェア産業協会(PSIA)がまとめた調査結果に関するレポートが届きました。
▽フィリピンのソフトウェア産業の売上高(2006年)
約7億ドル
▽フィリピンから海外へのソフトウェア輸出額(2007年)
約4億ドル
▽主な輸出先 (2005年)
アメリカ(45%)、日本(25%)、ヨーロッパ(24%)
▽2007年~2010年のソフトウェア輸出成長見通し
年平均成長率 44%
▽ソフトウェア開発企業数
400~500社
▽フィリピンにおけるソフトウェア開発技術者数
約8万人
▽うち日系企業での雇用者数
約2,800人
▽PSIA会員企業におけるソフトウェア開発技術者雇用数
約30,000人
▽IT関連学科卒業生数
年間約3.7万人~4万人前後
フィリピンのソフトウェア輸出額規模は中国の20分の1、インドの50分の1、ベトナムの3倍前後というのがざっくりとした数字です。また、フィリピンのソフトウェア産業の売上高は、国内市場での売上と輸出売上がほぼ半分ずつと推定されます。
情報提供:安部妙/SpiceWorx Consultancy
http://www.spiceworx.com
■問いかけ
規模を追求するならインドと中国。市場の魅力なら中国。コンサルを含めた上流工程や高度なR&Dはインド。価格競争力や日本語人材育成の熱意などの将来性を買うとベトナム。
では、日本にとって、フィリピンITの魅力は何でしょうか?
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