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仕様決定権を持つ日本人SEがQ&A窓口に立つべきか?

【読者アンケート】中国企業の管理者は米国と似ているか?
ある人から「中国企業の管理者(ボス)は、米国と似ているのか?」と質問されました。私は、どのように回答したでしょうか。

・はい、その通り    (11票) 26%
・いいえ、違います   (20票) 48%
・どちらとも言えません (11票) 26%


(オフショア開発フォーラム調べ)

無料版メルマガ 2008/09/18(第924号)の一部を改変して紹介します。

中国では管理者は「管理」だけ、その部下は「作業」だけするという慣習が残っています。上の人間は「ふんぞり返る」といえば、そのニュアンスが伝わるのではないでしょうか。

そういった意味から、中国人管理者の態度は米国人と似ています。ただし、外面的な「態度」が類似するからといって、内面的な「動機」まで同じだと判断する考えは誤りです。

出典:無料版メルマガ 2008/09/18(第924号)
「中国企業の管理者(ボス)の態度は米国と似ているか?」


オフショア大學では、行動の裏に隠された「動機」に着目します。
上記問いかけへの私の見解を発表します。

「中国企業の管理者(ボス)の態度は米国と似ている。ただし、行動や態度の裏に隠れた動機は明確に異なる」

いかがでしょうか?


一般に、中国人プログラマ集団は、人事権を有する唯一絶対の管理者(ボス)に管理されます。同様な発想から、オフショア拠点のメンバーは、仕様決定権を持ち、設計を熟知する日本人リーダの指示にはよく従います。ですから、仕様決定権を持つ日本人SEが中国とのQ&A窓口に立つと効果的です。

一方、仕様決定権を持ち設計を熟知する日本人リーダにQ&A窓口業務を兼務させることのリスクも認識すべきです。仕様を理解した数少ない貴重なキーパーソンに負荷が集中しがちな現実とどう向き合えばいいでしょうか。


■問いかけ

ここでいつもの問いかけ。

「仕様決定権を持つ日本人SEが中国とのQ&A窓口に立つべき」

あなたは、この意見に賛成ですか? 忙しい日本人SEが窓口業務で潰されてしまうリスクを考慮しつつ、賛成/反対を表明しなさい。

◆賛成(仕様決定権者がQ&A対応の窓口になるべき)
◆反対(仕様決定権なしでも、Q&A対応の窓口は務まる)

○結果を見る
○コメントボード


締切:2008年10月09日18時00分
協力:クリックアンケート

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Comments

反対派です。
仕様決定権を持つ日本人SEはお客さんとの対応など忙しいので、普通はこの役割はブリッジSEまたはです。但し、仕様決定権を持つ日本人SEはブリッジSEに仕様を理解させるべきです。ブリッジSEは要件定義、基本設計から参入するのはベストです。

Posted by: レイコ | October 04, 2008 01:23 AM

仕様決定権がある方が担当した場合、その場で誤った決定をする可能性がある。

Posted by: 九山隆司 | October 06, 2008 07:07 PM

反対です。(優秀な日本人SEがたくさんいる場合はいいですが)
仕様を理解している必要はないですが、決定権は不要と考えます。
仕様を決定しなければいけない質問が多発するという時点で危ないプロジェクトのような気がします。

Posted by: おおさけ | October 06, 2008 07:08 PM

レイコさん、こんにちは幸地司です。

>ブリッジSEは要件定義、基本設計から参入するのはベストです。

ですね。もしそうなら、投入するブリッジSEには、業務歴6年以上(年齢アラサー以上)がほしいところ。プログラマを卒業したての自称ブリッジSEには厳しい要求かもしれません。

ということは、詳細設計から下請け・孫請けされる会社から、さらにオフショア発注ってのは、ありえない選択ですね。だんだん条件が厳しくなってくるなー。

Posted by: 幸地司 | October 06, 2008 07:09 PM

九山隆司さん、こんにちは幸地司です。

>仕様決定権がある方が担当した場合、その場で誤った決定をする可能性がある。

これは、海外発注とは関係ない理由から「反対」ですね。幅広い視点からご意見をくださり、ありがとうございます。

Posted by: 幸地司 | October 06, 2008 07:10 PM

おおさけさん、こんにちは幸地司です。

>仕様を決定しなければいけない質問が多発するという時点で
>危ないプロジェクトのような気がします。

これって・・・(笑)
ほとんどのプロジェクトは危ないというご指摘ですね。

最近は「オフショアの失敗事例ではなく、成功事例を教えてください」と要望があります。

このときに「成功プロジェクトでは、要件定義からブリッジSEを投入して、早い段階に仕様確定して、要所でレビューをきっちりして、Q&Aには即対応して、進捗は常に数値で報告させて、危ないと思ったら現物確認することを徹底しました」と答えたら、質問者はガクッとくるかも。

Posted by: 幸地司 | October 06, 2008 07:11 PM

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