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強化すべき項目、あえて手放すべき項目

汝自身を知れ
あなたの会社が戦略的に強化すべき領域を下記から選びなさい。

・ソフトウェアアーキテクチャ
・ツール
・プロセス
・外注
・要求管理
・組織構造
・戦略
・パフォーマンスマネジメント
・スキル能力
・社風、心構え


米国のコンサルティング会社「マッキンゼー社」が発表した、ソフトウェア企業の成功要因に関する短いレポートを紹介します。

              ※

ソフトウェア開発では、全分野で過不足なく遂行する能力が求められます。ただし、あらゆる領域で卓越する必要はありません。

大規模なソフトウェア開発が成功する秘訣は、一部の重要な「製品」と「顧客」に焦点を絞ることです。

では、あなたの会社が焦点を絞るべき領域を見極めるには、どうすればいいでしょうか。

調査では、ソフトウェア企業(組織)には4つの異なる路線があることを示されました。さらに、路線ごとに、それぞれ、異なる領域に注力すべきだと示唆しました。

・低価格路線(Cost champions)
・革新路線(Innovators)
・職人路線(Perfectionists)
・インテグレータ路線(Integrators)

例えば、低価格路線を標榜するソフトウェア企業では、1に標準化、2に標準化、3,4がなくて5に標準化。全ては、原価削減のため。

一方、インテグレータ路線の会社でも、成功のカギは標準化です。ですが、標準化の目的は、原価削減ではなく「○○○○」に力点を置くのがポイント。

出典:Janaki Akella and Nazgol Moussavi (2008) "Where
software vendors should focus", The McKinsey Quarterly
http://www.mckinseyquarterly.com/

              ※

先日オフショア大學でも「オフショア開発成功と失敗」の定義について議論が交わされました。

【顧客が要求するQCDを満たした】
・成功 グループ全員が頑張って納期&品質を厳守した
・失敗 でも、結局は残業だらけの人海戦術でメンバーは疲弊した

同じ状況を観察しても、ある人は成功と捉えますが、別の人は失敗と認識します。どちらが正しいのでしょうか。


オフショア大學では、さらにソフトウェア構造に対する価値観の違いについても議論されました。

・保守メンテナンスしやすい事を優先する
・不具合が少ない事を優先する
・最小限の手間でプログラミングすることを優先する
・パフォーマンスを優先する

同じソフトウェアを評価しても、ある人は自分の価値観に沿って満足しますが、別の人は「要求未達成」と不満を漏らします。


■問いかけ

<問1>
あなたの会社・組織が目指す路線を1つ選びなさい。

・低価格路線
・革新路線
・職人路線
・インテグレータ路線

回答欄:我が社は(      )路線です。


<問2>
次に、あなたの会社・組織が強化すべき活動領域を1~3つ選びなさい。

回答例:我が社は低価格路線の会社なので、徹底的にツールと開発プロセスの標準化を図り、内部コストの削減に挑みます。


<問3>
上記の問1,2を踏まえて、あなたの会社がオフショア開発を更にうまく活用するために、「やってはいけないこと」「あえて自社が手を出さないこと」を1~3つ選びなさい。

回答欄:我が社があえて手を出さない領域は、(      )と(      )です。なぜならば(       )だから。

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