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米国が金融危機でもオフショアリング(Offshoring)をやめない4つの理由

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欧米100社あまりの経営幹部に対するアンケート調査によると、世界的に景気後退が深刻化する状況においても、米国企業はOffshoringを推進し続ける意思があることが確認されました。

日本では、オフショアリング(offshoring)の理由として「コスト削減」と「人員確保」くらいしか理由が思いつきませんが、グローバルソーシング(global sourcing)が日常的に叫ばれる米国市場では事情が異なるようです。

とはいいつつも、米国が金融危機でもOffshoring推進をやめない最大の理由は、やはり「コスト削減」に他なりません。この場合の「コスト」とは、当然ながら人件費(labor cost)です。

最新の調査から見えてきた、米国が金融危機でもOffshoring推進をやめない代表的な4つの理由を列挙します。

1. 人件費削減(74%)
2. 業務プロセス再設計による効率化(51%)
3. 市場参入するスピード向上(41%)
4. 企業のグローバル戦略の一環として(39%)

その一方で、不況により米国には優秀な人材がだぶついているため、Offshoringによる「タレント確保」は重視されないようです。

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米国のオフショア発注企業は、大規模プロジェクトの実施延期やキャンセルするなどによってコスト削減に努めます。特に、ソフトウエア開発(オフショア開発)プロジェクトは、見直しされる可能性が高いとのこと。また、プロジェクト運営の資金面のやり繰りも不安がいっぱいです。

diamond Center for International Business Education
diamond Offshoring Research Network (ORN)

出典:PricewaterhouseCoopers, Duke University (2008), Offshoring plans not slowed by financial crisis


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