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初対面のインド人技術者を安心させる自己開示の3項目

インド人、打ち合わせ後「いったい、あの人の役割は何?」
日本では、名刺交換の際に「○○会社の○○と申します。宜しくお願いします」で済ませます。インド人からすれば、名刺に肩書きも書いてなく、会社名と名前を名乗られても戸惑うかもしれません。

無料メルマガ 2008/12/15(第973号)より
http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/2008/12/post-52ae.html


日本向けインドオフショア開発の現場から、日本人ブリッジSEが体験した小ネタ&TIPSをお届けします。


~インド現場便り vol.21~

初めて会うインド人技術者と打ち合わせする際には、挨拶がてら下記3項目を補足説明してはいかがでしょうか。

・肩書き:自分は何者であるか
・役割:自分は何をしているのか
・目的:会議に参加した目的


例えば、設計担当の一般社員がインドから来日したメンバーと初めての会議に参加する場合。

「○○○会社の○○と申します。○○システムのソフトエンジニアです。現在は設計を担当しています。オフショア導入を検討しているので、設計者の視点でこのミーティングに参加しました」

このように挨拶すれば、初対面のインド人技術者もきっと安心するでしょう。

情報提供:向井永浩 Softbridge Solutions (Japan) Co Ltd.
http://www.softbridge.jp


■問いかけ

インド人の肩書き好きはよく分かりました。この手の文化的背景は、拙著「オフショア開発に失敗する方法」第3章に詳しく説明されています。

理屈を知りたい方は、拙著をご参照ください。

このような文化的相違は、善悪ではなく、単なる「違い」として認
識する方が精神衛生上よいとされます。でも、ここは日本です。

いくらインド人が安心するからといって、本来は存在しない肩書きを名乗る日本人平社員の姿は不自然です。郷に入りては郷に従え。忙しい日本人が相手に媚びるなんて、非合理的ではないでしょうか。市場原理に従い、インド人が日本的商慣習に馴染むべきではないでしょうか。

さて、あなたの考えはどっち?

◆日本人がインド式にあわせて肩書きを名乗るべき
◆インド人が肩書きなしの日本式商習慣に馴染むべき
◆その他

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締切:2008年12月24日18時00分
協力:クリックアンケート

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