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カタカナ「エンドユーザ」の使用を禁ずる理由

年末から現在にかけて、私はもうすぐ出版されるオフショア開発教科書の執筆に没頭しています。

2008年に出版された「オフショア開発に失敗する方法」は私の単独出版でしたが、今回は志願者を募って執筆チームを構成しました。1冊の本を10名近くで共同執筆します。オフショア開発教科書をチームで共同執筆するにあたり、私が留意したことをまとめます。

完成責任を明確化した

原稿を書き上げて脱稿する責任を幸地一人が負いました。


品質基準を、手を変え品を変え何度も示した

「図面は不要なので文章を50%の完成度でお願いします」
「箇条書きレベルでいいので、その代り網羅性を高めてください」
「箇条書きの粒度は揃えること」
「箇条書きにダブりが無く、全体をあわせると7割を占めること」
「20代後半の日本人SEにとって役立つこと」
「詳細設計以降ですぐに使えるTipsを盛り込むこと」
「5年間売れ続ける教科書を作ること」


執筆ガイドラインを展開した

・箇条書きの執筆方針
カタカナを出来るだけ減らす
・参考文献の引用方法
・用語定義の方針
・・・・・・


私が定めた執筆ガイドラインから、特に面白い項目を紹介します。

・「・・・と思います」は使用不可

教科書なので、個人的な意見は不要。

副詞・形容詞を減らす

「できるだけ」「もう少し・・・」「かなり重要です」・・・などの曖昧な表現を避けること

・次のカタカナは原則使用禁止

エンジニア:技術者と言い換えられるから
プレゼン:発表する、講演するなどで言い換えられるから
エンドユーザ
アプローチ
エスカレーション
ドラフト版
アクション
ローカル
エンハンス
トレース
トレーサビリティ
ユーザビリティ
クライアント
リソース
SIer
ブローカー
ネームバリュー
コスト
スキル
スタイル
キャリアパス
~サイド
シフト
ネゴ
バランス
ビジネスマン


■問いかけ

私が定めた執筆ガイドラインでは、カタカナ「エンドユーザ」の使用を禁止しました。いったい、なぜでしょうか?

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