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総集編「オフショア開発に失敗する方法」

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2008年9月に出版した拙著「オフショア開発に失敗する方法」に関するエントリが無かったことに気づき、急遽ここに作成しました。

この本は、中国の話題を中心としたオフショア開発を成功に導くための実務者向けガイドブックです。ソフトウェア技術者向けの社内研修では語られなかった国際社会で通用するマネジメント技法やオフショア開発実務者による体験談が豊富に詰まっています。 自分の体験を通すことで、本書に書かれた内容がすっと腹の奥底に落とし込まれる感覚を味わうと思います。オフショア開発プロジェクトの現場には必ず1冊置いて、袋小路に陥りそうになったら、そっと本書を手に取り、一服の清涼剤として利用するとよいでしょう。また、本書はプロジェクトマネジメントに興味を持つ設計者向けのOJT(On the Job Training)教科書としてもお使いになれます。

出版社からのコメント 本書は、オフショア開発の現場の最前線に携わってきた著者の経験から、中国を中心としたオフショア開発の実践法を、多くのケーススタディを交えながら解説した実務書です。既にオフショア開発に取組み、苦慮されておられる方、またこれからオフショア開発に取組む方にとっても、是非とも読んでいただきたい必須の一冊といえます。

[2008/2/15] 『ITプロジェクトを失敗させる方法』中村文彦 (著)
本書が生まれるきっかけは、この本との出会いです。著者の中村さんとは以前からの付き合い。オフショア開発勉強会にも、過去に2度ゲスト講師として登場していただきました。中村さんの出版をお祝いする過程で「じゃ、私も本を出そうかな」とふと思い立ちました。そこで、同じ出版社に声をかけたところ、とんとん拍子で話が進んだというワケです。

[2008/4/3] 出版契約を交わす
おかげさまで、無事に出版社を出版契約を交わしました。当初は4月末までに原稿を書き上げて、7月下旬の店頭発売を目指していました。ですが、さすがに断念。この頃は、拙著のボリュームが338ページに膨れあがるとは思っていませんでした。

[2008/7/10] 筆者校正(初校)
この日から、筆者による原稿チェック(校正)がはじまりました。「初校は1週間でお願いします」と出版社から丁寧なご要望メールが届きました。2週間の猶予があると思っていたのですが、軽くショックでした。

[2008/8/19] 拙著タイトル正式決定!(校正完了)
この日、第二回目の著者校正を終えました。と同時に、本のタイトルが正式決定したと連絡がありました。9月後半から10月にかけて、出版記念セミナーと称して、本を片手に全国行脚したいと意気込んでいます。

[2008/9/9] 拙著下版
私の校正作業はだいぶ前に完了していましたが、出版社側の編集担当者が今日まで厳重な原稿チェックを行っていたようです。出版社の鈴木様、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございます。

[2008/9/19] 刷り上がったばかりの20冊を持って上海へ
338ページもある分厚い書籍「オフショア開発に失敗する方法」を20冊どかんと上海にお持ち込み。当日夜、上海市中山公園ビジネスセンターにて拙著「オフショア開発に失敗する方法」の出版記念セミナーが開催されました。事前の参加申込みは14名でしたが、当日になって予期せぬほど大勢の人が集まってくれました。おかげさまで、会場はぎっしり人で埋め尽くされ、持参した拙著20冊も見事に完売。ありがとうございます。

[2008/9/23] アマゾン初登場
いよいよ「オフショア開発に失敗する方法」がネット書店最大手アマゾンに登場。その他にも、セブンアンドワイでも発売が開始されました。配送が間に合わず、注文しても10日後しか届かないというハプニングが起こってしまいました。今となっては懐かしい思い出です(笑)。

[2008/11/4] 日経コンピュータ 2008年11月1日号に書評掲載
日経コンピュータ 2008年11月1日号 149ページの書評欄で拙著「オフショア開発に失敗する方法」が紹介されました。日経BP様、ご紹介ありがとうございます。

中国オフショア開発の教科書的な一冊「失敗する方法」というやや意表を突くタイトルだが、どうすれば中国でのオフショア開発を成功に導くことができるのかが主題だ。・・・・・・など、すぐにでも実践で使えそうなノウハウを整理している。

[2008/12/3] オフショア開発メディアが出揃いました
2008年3月末創刊の「オフショア開発PRESS」。出版社の在庫はすべてはけたそうです。次いで、2008年9月末に出版した拙著「オフショア開発に失敗する方法」。出版社の担当者曰く、本が売れなくなったと言われて久しいですが、中身がしっかりした専門書なら、多少値段が高くても売れ続ける、と拙著に太鼓判を押してくれました。季節性が高い旬な話題は、業界誌グローバルソーシング・レビューでお伝えします。


第1部 中国オフショア開発プロジェクトの現場で実際におきた様々な問題を取り上げます。発注側と受託側それぞれの視点から、実際に中国で発生した失敗事例を検証して、失敗原因や教訓について言及します。

第2部 外国人技術者に向けた設計書の作成法、外国人ブリッジSEへの指示伝達の留意点を述べます。前半では、オフショア開発の問題解決を妨げる思い込みや先入観を排除するために欠かせない論理的思考の重要性を強調します。次いで、後半にはオフショア開発で頻繁に遭遇するケースを題材に、「書いてなくても専門家として気がつくべき」という日本的商慣習は通じないことを前提とした文書作成の技法を紹介します。

第3部 異文化コミュニケーションの基礎理論とフレームワークを問題解決プロセスに適用する際の注意点を解説します。これまで経験則でしか語られてこなかった"文化の壁"を克服する方法や異文化コミュニケーションに関する問題解決フレームワークを紹介します。実践ケースでは、組織行動の基本概念を踏まえて、オフショア開発の問題解決を議論します。

第4部 オフショア開発コーディネータの行動特性モデルを元に、業務命令や作業依頼ではなく信頼や促進・協調によって外国人技術者に影響力を与えるオフショア開発コーディネート業務を提案します。第4 部では、オフショア開発プロジェクトの屋台骨を支えるオフショア拠点との窓口調整役に必要な4つの行動特性について言及します。

第5 部 第三者的にプロジェクトの外側から事業戦略としてのオフショア開発を成功に導くPMO スタッフやシニアマネージャに欠かせない2つの行動特性を提示します。どんなことがあってもオフショア開発を嫌がる"オフショア開発抵抗勢力"をやる気にさせる方法など、技術者が苦手とされる組織 行動論や社会心理学に基づくフレームワークが特徴です。

最後に第6部 事業戦略としてのオフショア開発の意思決定に欠かせないマクロ的な概況を包括的に解説します。一般論から入り、中国やインド、ベトナムの個別具体論に切り込みます。

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