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怨霊が怖いので結果よりもプロセスを重視

中国人はミスを犯しても絶対に責任を認めない
潔く罪を認めてしまえば、後から厳しく罰せられることはないの に・・・、と憤慨する日本人。
禊ぎを済ませば過去は水に流せます

宗教は日本人にはなじみの薄い領域ですが、ソフトウェア開発には多大な影響を及ぼします。今日は、オフショア開発に影響する宗教関連知識の第5弾をお届けします。


●御霊信仰(ごりょうしんこう)

御霊信仰とは、非業の死を遂げた人間の魂を沈めることで祟りを免れようとする日本古来の信仰です。

日本では、時として敗者の魂は「怨霊」になります。映画「もののけ姫」に登場する乙事主(おつことぬし)も怨霊の一例です。

日本人が結果よりもプロセスを重視する理由の一端は、御霊信仰で説明できます。日本では、手段を問わず結果だけ追い求める者は嫌われます。仮に勝者になったとしても、勝利の過程で弱者や敗者を作ってしまうと、御霊信仰により民衆の支持は得られません。

むしろ、「判官贔屓(ほうがんびいき)」から、敗者の側に同情が集まります。最終的に「結果」に対する正当な評価が得られないことがしばしばあります。


【オフショア開発でよくある御霊信仰の例】

・失敗案件の反省会で「とにかく全て日本が悪い。オフショア開発を成功させたければ、日本側がちゃんとした仕様書を作らなければダメだ」と中国側を擁護する日本人。(判官贔屓)

【番外編】

・首相の靖国参拝を非難する中国政府に対して、気分を害する日本人(禊ぎと御霊信仰の合わせ技)


■問いかけ

現代の日本社会に脈々と受け継がれる御霊信仰が下記のセリフを生み出しました。それぞれのセリフの根拠を合理的に説明しなさい。

<問1>
「アテネ五輪に落選した女子マラソン高橋尚子、がんばれ!」

<問2>
「幼稚園の徒競走では全員で手をつないで一緒にゴール」

<問3>
「日本人は劉備が好き。曹操は嫌い」

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