ウイークリーニュースダイジェスト(2009/2/13)
●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。
・2009/2/6 - CNN
IBM、北米でレイオフの従業員にインドなどで雇用提供か
北米でレイオフした従業員に対し、インドやナイジェリアなどで雇用機会を提供している。「プロジェクト・マッチ」と呼ばれるもので、「十分な能力があり、現地での待遇で働ける人」を対象にしている。引っ越し費用はIBMが負担し、就労ビザ取得も援助する。
・2009/2/9 - Indiatimes
US workers' unions oppose offshoring as IT cos trim jobs
米国のIT労働者組合は、自分らの雇用を守るために政治的圧力を加えます。米国市民を解雇する前に、H1Bビザを持つ外国人IT技術者を解雇せよ。
・2009/2/10 - McKinsey & Company
Five trends that will shape business technology in 2009
2001年当時の景気後退は、インドITの躍進につながりました。さて、今回の景気後退はオフショアリングを後押しするでしょうか。オフショア事業者の大規模な合併統合、そして主要プレーヤーの退出など、2009年も業界動向から目が離せません。
・2009/2/10 - China Business Success Stories
India & China: The R&D Offshoring Race
いくつかの数字を把握しておくように
1.Total Number of MNC R&D Centers
2.Total R&D Talent Pool
3.Work Profile and Ownership Structure
4.Cost Advantage
5.Service Provider Market
参考→http://www.zinnov.com/event.php?ev_id=31
・2009/2/12 - マイコミジャーナル
ゼロから始めるUMLモデリング講座
UMLの利用によって得られる最大のメリットは、開発に携わる人たちが共通の言葉でコミュニケーションできることです。オフショア開発に見られるように、開発の役割分担はグローバル化が進んでおり、共通の言葉によるコミュニケーションは開発プロジェクトにおいて重要です。
・2009/2/12 - NIKKEI NET
景気対策が効きだしたインド経済 IT産業はいつ復活するのか
身内、友人に仕事を回すというのはインドでは普通のことである。サティヤムだけでなく、インドIT全体が信頼を損ねてしまった。インドIT企業が再び飛び立つのは3月では無理であろう。しかし、基本的な流れそのものは変わっていない。
・2009/2/12 - Daily Times
Offshoring in trouble ?
インドITは売上の40%を金融セクターに依存します。2008年度の売上は前年比30%減。不況の長期化や米国保護主義の台頭、インドIT大手のスキャンダルにより、今年も厳しい情勢が続きます。中国ITはチャンスですが、知的財産軽視/文化的相違/英語力不足/高騰し続ける人件費などの問題が山積です。
・2009/2/7 - IESE Business School - University of Navarra
Offshoring: Nothing to Get Alarmed About
珍しいスペインネタ。
Nota d'Economia, Departament d'Economia i Finances,
Generalitat de Catalunya, No 90, 1r quadrimestre, 2008,
pags. 69-83
→http://www.gencat.cat/economia/doc/doc_22568670_1.pdf
・2009/2/7 - Duke University CIBER
Getting Serious About Offshoring in a Struggling Economy
厳しい経済状況ですが、結局オフショアリングを推進すべき、というありきたりな結論。役員向けに提案書をまとめる人は、一度ご覧あれ。
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Comments
Greatings,
Thanks for article. Everytime like to read you.
Have a nice day
Pett
Posted by: Pett | March 03, 2009 05:19 AM