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職務経歴書に穴があくまで読み込む

Dsc01958

日本型OJTは中国で通用しない
彼はいつか分かってくれるだろう。まだ会社に慣れていない、慣れたら本領を発揮する。いつもユニークな発想から発言する、もう少し会社全体が見えるといい戦力になる。もう少し様子を見よう。こうした考え方は、一言で言えば日本人が自己満足するための美しき幻想にしか過ぎません。
(グローバルソーシング・レビュー 2009年2月号、p46)

●業界専門誌グローバルソーシング・レビュー 2009年2月号より。

中国での人材育成 ~第3回「石の選別」

日本でも「黙って俺について来い」式のOJTだけに頼った人材育成は見直されています。中国ではもっと難しい。なぜなら、中国では良い人材とダメな人材の差が非常に大きいからです。

ダメな人材は採用しないのが一番です。ダメな人材を見分ける比較的に簡単な判断基準の場は、採用面接の場で「少し調べれば判明するような、その場限りのうそや言い逃れをしない」ことです。

中途採用の面接に際しては、前もって提出された履歴書を穴のあくまで読みこなすことです。学歴や職歴の虚偽申請がないか、能力の誇張はないかなど、面接で確認すべきところを整理します。

・日本語能力の誇張を見破る
・日本留学の○○○を見破る
・相手の年齢と○○を比べて○○○を見破る
・前職の在職証明書を提出させて○○○を見破る

(グローバルソーシング・レビュー 2009年2月号、p46-47)


日本の2008年10-12月期の実質GDPは、前年比12.7%減となり、第1次石油危機以来の減少率となりました。そのせいで、外国人派遣プログラマは、次々と職を失っています。ところが、そんな不景気にも、積極的に人を採用するニッポンのIT企業があります。

参考「不況に強いOffshoringと不況に弱いOffshoring」


ところが、最近の外国人(主に中国人)スタッフの求人状況を観察すると、明らかに「おかしな」応募者がノイズとして混ざっています。

・前に不採用通知を出したのに、何度も応募する中国人求職者
社名をみずに、求人サイトから一斉応募してるでしょ!

・日本人の名前で応募する中国人求職者が急増中・・・
「中国語はネイティブレベルです」って、そりゃ当たり前だろ


■問いかけ

プライドが高く強い上昇志向を持つ外国人ブリッジSEの一部は、自分の能力を過信するあまり日本の職場環境に馴染めない者も少なくありません。

特に問題となるのは、IT技術者としての基礎的な知識不足、語学力とコミュニケーション力の混同、そして、身の丈を超えた権限を持ちたがる強い管理者指向が挙げられます。

と同時に、技術力よりも日本語能力を優先する採用担当日本人の偏った人材鑑定基準も見逃せません。悪いのはどっちもどっち。

ここで問いかけ。

あなたの人材鑑定技術は、今の時代に適応していますか?特に、中途採用者の面接で役立つ「足きり条件」を書き出しなさい。

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Comments

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。

Posted by: 職務経歴書の書き方 | October 09, 2010 at 03:48 PM

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