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外国人技術者は雇用調整弁、オフショア開発は需給調整弁

中国オフショア企業の雇用形態
1年間の短期契約では、従業員にとっても、会社にとっても、大変リスクが高い制度だと思います。日本のオフショア開発が垂直統合モデルである以上、中国でも長期雇用契約に移行するべきではないかと考えています。
(オフショア開発勉強会参加者)

日本人技術者向けIT研修サービス会社を経営する竹田孝治は、NIKKEI NETの有名コラムでこう述べます。

『西葛西ではインド人の姿が急激に減ってきている。「半分くらいになったのでは」。正確な数字はわからないが、友人はそう言う。もちろん、この不況のためである。中国人技術者だけでなく、インド人IT技術者も職を失っている。職を失えば物価の高い日本になど住みたくない。次々と帰国しているようである。中国人技術者は職探しに頑張って残る人も多いが、インド人の場合は中国人ほど日本にこだわりがない。諦めも早いのだろう。』

第69回 日本を去るインドIT技術者と日本語教育の問題


雇用の調整弁(※)として、日本企業は外国人オンサイト技術者を気軽に活用してきました。昔から、日本のシステムインテグレーション業界では、多数の派遣技術者(偽装請負を含む)が働いています。しかも、派遣技術者は、日本SI企業の競争力の源泉として重宝されてきました。発注企業の指揮下で働くオンサイトの派遣技術者は、利用者側にとって“便利”で欠かせない存在でした。

上記と同じ感覚で、需給の調整弁として「オフショア開発」に目をつけた日本企業ですが、こちらは失敗の連続でした。オンサイト派遣技術者の活用に成功した日本企業ですが、オフショア開発では苦労の連続です。どうやら、従来の人材活用の延長では、オフショア開発を需給の調整弁として活用することは困難なようです。

※雇用の調整弁とは:繁忙期には自動的に人を増やし、閑散期には自動的に人を減らして、日本企業の正社員雇用数を最適化するための仕組み。世界同時不況に陥った昨今は、「雇用の調整弁」=「日本人・男性・正社員の雇用を守る仕組み」として非難の的となっています。


■問いかけ

日本のシステムインテグレータ各社は、オンサイト技術者やオフショア開発を雇用や需給の調整弁として使ってきました。幸いにも、右肩上がりの経済成長が続く間は、古き良き日本的な多重階層構造は、全く問題視されませんでした。調整弁として使われる側も、それなりに自衛策を講じるなどして、長期的には互恵的な関係を築いてきました。

ところが昨年から事態が急変しました。世界同時不況に最も過敏に反応した日本では、各社とも一斉に需給調整弁を閉じました。これが、無数の派遣切りやオフショア凍結を生んだ原因です。

              ※

以上を踏まえて、下記の設問に答えなさい。

<問1>今後、オフショア需給調整弁が頻繁に開閉されることを前提に、自社に必要な人材マネジメント方針を議論しなさい。従来方針との違いを意識して、一般論ではなく自社の事情を踏まえて議論しなさい。

<問2>今後、オフショア需給調整弁が頻繁に開閉されることを前提に、自社に必要な標準化活動方針を議論しなさい。従来方針との違いを意識して、一般論ではなく自社の事情を踏まえて議論しなさい。

<問3>もしも、あなたの会社が「オフショア開発は需給調整弁ではない」と公式見解を発表したら、今までの人材マネジメントや標準化活動はどのように変化しますか。

              ※

念のため、下記アンケートにご協力ください。

「あなたの組織にとって、オフショア開発は需給調整弁ですか?」

◆Yes:オフショア開発は需給調整弁
◆No:違います
◆分かりません
◆その他

○結果を見る
○コメントボード

締切:2009年04月08日18時00分
協力:クリックアンケート

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2009年オフショア開発業界が進むべき3つの道

今日の記事「外国人技術者は雇用調整弁、オフショア開発は需給調整弁」を書くために、5分ほどネット検索して世論やマスコミ報道の概況を確認しました。

日本では、昔から労働者は雇用調整弁でした。第二次世界大戦後から1980年代までの輝かしい日本の経済成長期ですら、間違いなく日本企業は労働者を雇用調整弁として扱ってきました。同じように、大手企業は下請企業を需給調整弁として扱ってきました。

だからこそ、かつて「人を切らない」と公言した日本人経営者は、世間から神様のように崇められました。逆読みすると、「その他」大勢の経営者は不況期には不本意ながら人を切っていたのです。

*人を切る=人員整理と称する非正規労働者の解雇、契約未更新

ここで問題解決のプロセスを誤ると大事です。原因と結果の因果関係をよく分析すると、昔から日本社会は、不景気になると非正規労働者が人員整理される“問題の種”を抱えていたことが分かります。

昨今のオフショア開発者の悩みは、継続発注できないことによる暗黙知の衰退と人的交流の断絶です。問題の原因は、世界同時不況ではありません。これまで説明した通り、世界同時不況は問題を顕在化させた引き金にすぎません。

ならば、2009年オフショア開発業界が進むべき道は3つあります。

(1)景気回復させてオフショア需給調整弁をこじ開ける(対処療法)
(2)オフショア需給調整弁を閉じたまま体力温存して起死回生を図る
(3)自社のオフショア拠点を景気に左右されない筋肉質な体に変える

民間企業の努力では(1)は難しい。でも、(2)と(3)の道は、どちらも「あり」だと思います。

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チャイナリスク研究会「保八」

先週の土曜日、東京の隅田川沿いで開催されたチャイナリスク研究会に参加しました。当研究会の主宰者は、大連BPOオペレータとして活躍する海野恵一氏。「保八」と呼ばれる中国経済成長率8%以上の必達目標をテーマに、みっちり3時間意見を交わしました。

・中国が2009年経済成長率8%に固執する理由
・経済成長率8%を下回った場合のリスク予測と分析
・米国視点から見た中国経済成長への期待と本音
・日本に突きつけられたグローバリゼーションの本質
・中国広東省の玩具工場の将来像
・三農問題
・チャイナフリー問題
・2008年には高騰し続けた豚肉価格が現在は安定した理由

今後、中国では政府の面子にかけて「保八」を実現すべく、ありとあらゆる手段を講じてくると予想されます。

・金融:通貨供給量の増加、金利引き下げ
・財政:国債発行、大型公共工事の断行、内需拡大の刺激策

ただし、中国の「保八」に向けては、次の懸念材料があります。

・物価の乱高下
・外貨準備放出による米国との軋轢
・従業員の過剰保護と人員整理したい企業経営側との軋轢
・ドルペッグ制による輸出競争力の低下(相対的人民元高)


■問いかけ

<問1>
2009年、中国は経済成長率8%以上を達成できると思いますか?

<問2>
もし、「保八」を大きく下回ったら、オフショアリング業界にどのような影響をもたらしますか?

<問3>
もし、「保八」を達成したら、オフショアリング業界にどのような影響をもたらしますか?

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今日からしばらく沖縄県民

今日は、私の生まれ故郷の沖縄ソフトウェアセンターを訪問して、最新の国内アウトソーシング事情をヒアリングしました。ついでに、拙著を沖縄IT業界の重鎮達に献本しました。

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ウイークリーニュースダイジェスト(2009/3/27)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2009/3/17 - VoxEU.org
The limits to offshoring

Limit #1: Geographic distance
- Transferring information is costly
- Offshoring requires complementary inputs from home
Limit #2: Technological complexity
- Offshoring costs have both country- and task-based characteristics


・2009/3/18 - BPOTimes
China R&D Offshore Outsourcing Market To Be $1.3 Billion

Zinnovの新しいレポート"R&D Globalization: Service Provider Landscape in China"を解説。

参考:R&D Globalization: Service Provider Landscape in China


・2009/3/20 - The Globalist
Who Is Afraid of Offshoring?

日本が先進国入りして150年以上経つが、相変わらず米国にイノベーション能力は残っている。オフショア新興国が台頭しても、米国の競争力が落ちるはずがない。


・2009/3/20 - GlobalEDGE
How to Go Offshore ? Set up a Captive Unit or Outsource?

第三者にオフショア外注委託するか、それとも自前のラボを持つか。図解が興味深い。


・2009/3/21 - projectsmart.co.uk
Managing IT Projects Offshore

Understanding the Culture
Selecting the Right Projects to Go Offshore
Defining the Scope
Getting What You Pay For
Effective Communication
Monitoring Progress

参考:Motivating Your Outsourced Offshore Team


・2009/3/23 - ZDNet.co.uk
Gartner: Outsourcing prices to fall 10 percent

先行き不透明な世界経済ゆえ、5%~20%ほどITアウトソーシング価格が下落すると予想。不況によるアウトソーシング契約の見直し、ベンダ間競争の激化、売上高を維持するための安値受注などの環境変化も見逃せない。インドは特にムンバイ同時テロやサティアムの粉飾決算の影響もあり、強烈なダメージを受けている。


・2009/3/24 - 日経ビジネスONLINE
ベトナムのIT、安いだけでいいのか

ベトナムのソフトウェア技術者の年収は1400~6000米ドルで、日本の30分の1以下。ベトナム企業3000社のうち経営が成り立っているのは3分の1以下。


・2009/3/25 - CIO
Can offshore outsourcing vendors innovate?

現在のオフショアリングには活気、興奮、創造、革新が欠けている。

参考:London-based outsourcing service design firm, Crystals


・2009/3/26 - NIKKEI NET
日本を去るインドIT技術者と日本語教育の問題

中国人技術者だけでなく、インド人IT技術者も職を失っている。仕様書の文章を書けないインド人技術者。名刺に「通訳」の肩書きがあるのに会話が成立しない中国人日本語能力検定試験1級合格者。


・2009/3/26 - Buzzle.com
Advantages and Risks of Outsourcing

データ漏洩などのリスク。
納期未達成のリスク。
ノウハウ移転のコストは極めて高くつくリスク。


・2009/3/26 - 日経ビジネスONLINE
アメリカンドリームは終わったのか?
インド人専門職の受け入れを規制する米国

H1-Bビザの発給は現在、年間6万5000件が上限。IT(情報技術)業界を中心とするインド人技術者はその過半数を占めている。状況は遥かに深刻だ。既に何万人もの高度熟練労働者が米国からインドや中国などの母国に戻り始めている。


・2008/12/3 - Alsbridge Inc.

コスト以外のオフショア委託国の評価。
Argentina, Brazil, India, Philippines, Poland, Russia

参考:Alsbridge Research Center

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キングソフト辞書

中国の大手ソフトメーカ、キングソフトが無料翻訳ソフトを公開しました。すぐさま導入して、ちょこっとお試し。

英→日翻訳の精度は中の下。Googleと提携したとのことですが、従来のgoogleツールバーに付随するページ翻訳と同じくらい幼稚な翻訳です。

これなら、日頃からお世話になるYahoo!翻訳の方が4倍くらいましだな。ただし、翻訳速度の早さは満足レベル。

ちんたら遅いYahoo!翻訳を使うか、早いけど稚拙なキングソフト&Google勢を使うべきか。答えは明確ですね。

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サービス残業再考

サービス残業とは
サービス残業とは、雇用主から正規の賃金が払われない時間外労働の俗称であり、賃金不払残業ともいう。雇用主がその立場を用いて被用者に強制を強いる場合が一般化している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

●オフショア教科書執筆チームより。

中国人従業員にサービス残業を期待してはいけません。彼らが、定時帰宅するからと言って、仕事に対する熱意がないとは言い切れません。逆に、本人にその気がなくても、普段からサービス残業する社員もいます。特に(  a  )の社員に多いと思います。


●Global Sourcing Review公認ライターより。

中国のホワイトカラー職は、30歳にもなれば時間的な管理はされず、業績で評価されます。したがって「残業=よくやっている」という評価はあり得ません。むしろ、能率が悪い/要領が悪いというマイナス評価です。ただし、管理者の(  b  )は評価されます。


●オフショア大學より。

オフショア大學では、「残業すると上司から高く評価される」との声が目立ちました。つまり、一生懸命やっている姿を見せる人が、同じ成果出して定時帰宅する人よりも評価されるのです。すなわち、自分にとっての「評価」「昇進」を優先するから、残業が減らないという考えです。

良い面としては、頑張っている人が素直に評価されること。成果は、本人の能力以外に環境や運が大きく作用します。たまたま運よく成果を出した人が、一生懸命頑張る人より評価されるのは不公平かもしれません。一方で、付き合い残業(つれ残)する人が多い組織は、やはり健全だとはいえません。解決する鍵は、評価者の価値観を改革して、評価手法を磨くことだと思います。

家族の観点から、日本人の残業が多い理由を説明できます。米国の奥さんは、旦那が一緒に食事しないと(  c   )の理由となります。明らかに価値観が違います。日本のお父さんは、家族のために残業をいとわず頑張ります。米国のお父さんは、家族のために生産性を上げて定時帰宅します。


●オフショア開発勉強会より。

世界的な景気後退のせいで、中国では従業員を簡単に解雇できないようになっています。これまで急成長してきた対日オフショア企業も例外ではなく、受注量が激減してもプログラマを解雇できません。やむなく(   d  )させています。サービス残業どころの騒ぎではありません。

参考:
国慶節に休日出勤する人いますか
連日残業、顔色の悪さを化粧で隠す日本人同僚に唖然


■問いかけ

上記の空欄(a)(b)(c)(d)を埋めなさい。

ヒント
(a) 定時帰宅してもやることがない、自由な身分の人
(b) 夕方以降の残業は非効率的ですが、その逆はOK
(c) 日本では年間30万件、夫婦の1/3以上
(d) 仕事がないのに人員整理できない苦しい台所事情

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野球三昧の日々

甲子園、沖縄代表。三振取りすぎ。
緊張感のある貧打線です。ちばりよ。

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進捗報告メールで何気なく「スケジュール変更した」と一言

下記の会話文に隠された問題点を指摘しなさい。

日本人窓口(日本勤務)
「プロジェクトは順調に進んでいますか?」

中国人窓口(中国勤務)
「はい。先週提出したスケジュール通りに進んでいます。帳票部分は難しいと思いましたが、郭さんが頑張って作ったので今日終わります」

日本人窓口
「そうですか、それはよかった」

◆問題有り(オフショア固有の問題)
◆問題有り(オフショア無関係、日本でも問題)
◆問題無し
◆分からない

○結果を見る
○コメントボード


締切:2009年03月30日18時00分
協力:クリックアンケート

(出題:オフショア教科書執筆チーム Nさん)


今週の問題の出題者、オフショア教科書執筆チームNさんより。


「先週提出した」と中国から報告されたスケジュールの中身が心配です。当初予定からいつの間にか大幅変更されていることがあります。特に「先週提出したスケジュール」に心当たりがなければ要注意。

さらに、「先週提出したスケジュール」が記載されたエクセルファイルをメールでやりとりする場面では、メール本文の文言に惑わされることがあります。

例えば、中国から報告されるメール本文では「問題ありません」としながら、最後にさりげなく「スケジュールを更新しました」とだけあり他に注意を促す様子がない、など。 

中国側の気持ち:
「日本に報告したけど返事がなかったから大丈夫だと思いました」

日本側の気持ち:
「スケジュール変更という大事な用件を、日々の進捗報告にさりげなく書かれても遅延を認識できません」


■問いかけ

上記問題の原因を分析しなさい。そして、有効な再発防止策を考案しなさい。

<回答例>この問題は「言葉の壁」が原因です。第三者のチェックを受けないメール連絡では、日本語でいちいち詳細報告する手間を惜しんでしまいます。中国人窓口担当者の日本語に難があると、つい最低限の用件を伝えることで満足してしまいがち。

有効な再発防止策は、進捗報告で用いる典型的な日本語の言い回しを雛形として用意することです。

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代々木サイゼリア集結

昨夜は東京代々木で、第29回オフショア開発勉強会でした。関係者を含めて総勢15名集まりました。その後は、会場近くの飲み屋で「オフショア教科書出版記念飲み会」をささやかに実施。禁酒中の私ですが、WBC日本代表の喜びもあって、久しぶりにアルコール乾杯しました。うっぷ。

一部訂正。飲み会の趣旨は「オフショア教科書、次回作執筆キックオフ飲み会」でした。オフショアプロジェクトマネジメント次回作は、今年7月頃店頭に並ぶ予定です。

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「今日終わります」は既に完了済み

下記の会話文に隠された問題点を指摘しなさい。

日本人窓口(日本勤務)
「プロジェクトは順調に進んでいますか?」

中国人窓口(中国勤務)
「はい。先週提出したスケジュール通りに進んでいます。帳票部分は難しいと思いましたが、郭さんが頑張って作ったので今日終わります」

日本人窓口
「そうですか、それはよかった」

◆問題有り(オフショア固有の問題)
◆問題有り(オフショア無関係、日本でも問題)
◆問題無し
◆分からない

○結果を見る
○コメントボード


締切:2009年03月30日18時00分
協力:クリックアンケート

(出題:オフショア教科書執筆チーム Nさん)


●今週の問題の出題者、オフショア教科書執筆チームNさんより。


中国語には時制表現が多くありません。そのため、日本人相手の会話で、誤った時制の使い方をする中国人ブリッジSEがいます。

「今日終わります」
「今週デバッグします」

中国人ブリッジSEから、上記のように報告を受けても、実際には既に終っていることがあります。したがって、「現在時制」を含む会話では、時制を強調する言葉を入れて、再確認するとよいでしょう。

「既に終わりましたか?」
「今デバッグをしているところですか?」
「では、今は残りデバッグ件数は0になったということですね?」


■問いかけ

「時制」の他に、日本語と中国語の文法の違いで気をつけるべき点を挙げなさい。

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今日の私

朝は、錦糸町オフィスで事務作業。お昼はTV観戦。午後から出版会議。夕方は第29回オフショア開発勉強会(追加講演)です。

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クイズ「先週提出したスケジュール通り、今日終わります」

●下記の会話文に隠された問題点を指摘しなさい。

日本人窓口(日本勤務)
「プロジェクトは順調に進んでいますか?」

中国人窓口(中国勤務)
「はい。先週提出したスケジュール通りに進んでいます。帳票部分は難しいと思いましたが、郭さんが頑張って作ったので今日終わります」

日本人窓口
「そうですか、それはよかった」

(出題:オフショア開発教科書執筆チーム Nさん)

◆問題有り(オフショア固有の問題)
◆問題有り(オフショア無関係、日本でも問題)
◆問題無し
◆分からない

○結果を見る
○コメントボード

締切:2009年03月30日18時00分
協力:クリックアンケート

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適者生存

最近の某国営放送はいい仕事をしています。沸騰都市、全8回をコンプリートしました。プーチンのロシアも興味深い。「その時歴史が動いた」お疲れ様でした。

このようないい番組を定期的に配給してくれるなら、税金で運営する国営放送になればいいのに。そして、堂々と世界中に全番組をネット配信して欲しいです。

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祝!書籍オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】出版

昨年末から執筆を始めたオフショア開発教科書が遂に完成しました。その名も『オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】』。出版社は、IT業界では老舗の技術評論社です。

これでオフショア大學関係者が関わった代表的な書籍・雑誌を列挙します。

[1] オフショアリング完全ガイド、日経BP社(2004)
[2] オフショア開発PRESS、技術評論社(2008)
[3] オフショア開発に失敗する方法、ソフト・リサーチ・センター(2008)
[4] オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】、技術評論社(2009)

その他に、オフショア大學から出版された「中国オフショア開発実践マニュアル(2005)」や「グローバルソーシング・レビュー(2008~)」、@IT情報マネジメントの人気連載(2004~)など、多数の著作物があります。

これもひとえにオフショア開発メールマガジン&ブログを応援してくださる読者一人ひとりのご支援ご厚情の賜物と深く感謝いたしております。


新刊『オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】』は、来るべき時代変化に備えて、プロジェクトマネージャやソフトウェア技術者が今すぐ身につけるべき知識と技法を網羅的にまとめました。

決して、失敗談を面白おかしくまとめた軽い「読み物」ではありません。あくまでも教科書です。ただし、日常業務に忙殺される実務者の時間的制約を考慮して、非常に読みやすい文体で書きました。

本書の内容は、オフショア業界の標準的な知識体系として幅広く認知されることでしょう。今後は、グローバル技術者育成プログラムを生んだオフショア大學だけではなく、多くの有識者の手によってオフショアマネジメントの知識や技法は段階的に整備されます。

本書が店頭に並ぶのは早くても3月末。遅い地域だと4月上旬にずれ込みそうです。現在、私の手元に11冊の在庫があります。来週のオフショア開発勉強会(東京・代々木)で、手持ち分は全てはけるでしょう。
http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html

いち早く本書を手に取った運の良いあなたは、自分のオフショア経験則を周囲に還元して、業界全体の底上げに貢献してください。今からでも十分に間に合います。検討をお祈り申し上げます。

新著の表紙画像をみる
http://aicoach.tea-nifty.com/offshore/2009/03/se-eb73.html


■問いかけ

書籍『オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】』では、オフショア開発プロフェッショナルを次のように定義しました。

――多様性に満ちた複雑な文化的背景や厳しい制約を乗り越えて、どんな環境にも適応しオフショア開発を成功に導くことができる人材(第4.1節「オフショア開発プロフェッショナルとは」)――

つまり、たまたま環境に恵まれたから成功したのではなく、前提条件や制約事項が変化しても常に成果を出し続ける人材こそ真のプロフェッショナルです。一方、スペシャリストとは技能や能力に長けた専門家を差します。

ここで問いかけ。

あるプロジェクトでは、「製造バグである」「いや仕様変更だ」との論争に明け暮れていました。これらの発言がプロフェッショナル志向に基づくのか、それともスペシャリスト志向に基づくのかを判断する基準を挙げなさい。

ヒント:『オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】』p276

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書籍オフショアプロジェクトマネジメント【SE編】入手

Bookse01

先ほど出版社に届いたばかりの新刊を手にしました。
できたてホヤホヤです。

標準テキスト オフショアプロジェクトマネジメント 【SE編】幸地司(著), 霜田寛之(著),

グローバルソーシング時代を迎え、ソフトウェアプロジェクトのオフショア化が進んでいます。本書はSE向けにオフショアプロジェクトマネジメントの基本を教科書形式にまとめます。オフショアプロジェクトで問題になりがちな、コミュニケーションの仕方、仕様書の書き方、品質の高め方、セキュリティの確保の仕方などが主なテーマです。

Bookse02

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設計アウトソーシングの陥穽(かんせい)

最新のハーバード・ビジネス・レビュー誌2009年4月号より。

「設計アウトソーシングの陥穽(かんせい)」

製造のみならず、設計もアウトソーシングされる時代になった。ところが、仕様書を渡して、後はお任せという企業は少なくない。そのような企業は後になって、手痛いしっぺ返しを食らう可能性がある。

米国でおよそ1000件の設計アウトソーシングプロジェクトを調査したところ、3分の2のプロジェクトは、次に示す3つの理由のせいで、不振にあえぐか、あるいは頓挫した。

(1) 目標の不一致
(2) 予期せぬライバル意識
(3) お粗末なバージョン管理

出典:ハーバード・ビジネス・レビュー 2009年4月号、p15-17


上記の記事は、製造業のアウトソーシングを分析した結果です。特に複数のアウトソーシング業者を同時並行で使うプロジェクトを扱っているようです。ソフトウェア開発と“モノ作り”を同一視する人には参考になるでしょう。

「目標の不一致」とは、最も顕著なアウトソーシング阻害要因です。主に下記次元で、発注者と委託業者との間に意識のズレが生じます。

・時間軸(長期指向/短期指向、過去/現在/未来志向)
・品質意識(黙示的保証/明示的保証、当たり前/魅力的品質)
・顧客指向性

「予期せぬライバル意識」とは、互いにライバル視する複数のアウトソーシング業者から部品やサービスを調達する際に生じるアウトソーシング阻害要因です。下記の政治的闘争が代表例です。

・委託業者間の争い
・委託業者と外部コンサルタントの主導権争い

「お粗末なバージョン管理」とはその名の通りです。


■問いかけ

当該記事では、先述した3つの阻害要因に対する対策についても、それぞれ軽く言及しています。下記の空欄を埋めなさい。

「(1) 目標の不一致」に対する対策

不確実性を見越した(           )契約を結び再交渉の仕組みを用意しておく


「(2) 予期せぬライバル意識」に対する対策

委託企業が短期的な協力を奨励する策を講じるだけではなく、コラボレーションの状況に応じて今後も(         )するか否かを判断する

「(3) お粗末なバージョン管理」に対する対策

発注者は(        )を取り仕切り、あらゆるパートナー企業とコミュニケーションし、重要な(      )を把握する


以上、全体を総括すると設計アウトソーシングを推進する組織では、複数のプロジェクトを同時並行で管理する優れた(      )能力が要求される。

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延期?「ITセキュリティー製品の強制認証制度」

Photo

今週しれっと「中国IT製品情報の強制開示を延期」というニュースが流れてきました。そうくるか。

関連記事「IT製品の機密開示せよ」・・・中国が外国企業に要求へ

その他、中国がしれっと南シナ海(南沙諸島)に監視船を派遣しました。中国を主人公とする紛争が起きる可能性が出てきました。関係者は万全のリスク対策をお願いします。為替動向にも注目です。

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過度の一般化(overgeneralization)

今週発売のグローバルソーシングレビュー誌2009年3月号より。

「中国人に仕事をお願いした場合、納期の確認と同時に、いつから着手するのかを聞け」

仕事を指示や依頼をする側は、その仕事の重要性のみならず、難易度がわかっているはずです。それであれば、いつ着手すれば必要な時期に完成するか分かります。

例えば、普通は7日間かかる仕事を中国人に指示し、「いつ出来ますか?」と聞いたとします。中国人が「10日後に出来る」と答えたら、続いて「いつから着手するのか」と再質問します。その答えが「3日以内に着手する」なら安心できますが「5日後に着手する」と答えたら、難易度を理解していないか、計画性に問題があるというわけです。
・・・・・・(省略)

出典:佐藤忠幸/佐藤中国経営研究所


■問いかけ

「中国では・・・に気をつけなさい」

この手の話をすると、必ず次のような反応を示す人が現れます。

「中国だけが特別ではありません」
「日本でも全く同じです」
「マネジメントの基本は世界共通であることを再認識しました」

これらの反応は半分正解で、半分間違っています。

<問1>半分正解の理由を簡潔に述べなさい。
<問2>半分間違っている理由を簡潔に述べなさい。

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グローバル人材は違いに「ピン!」ときて行動する

■今週の雑感: 高コンテキストと低コンテキスト

私は「深セン和僑会」という勉強会にほぼ毎月参加している.3月はJ&G HRアドバイザリー社長の篠崎正芳氏から『グローバル人材は,「違い」を「覚える」のではなく「違い」に「ピン!」と来て行動する!』というテーマで講演をいただいた.

その中で高コンテキストと低コンテキストという話をいただいた.コンテキストというのは「文脈」と訳される事があるが,「共通認識」という意味で捉えて良いだろう.

日本の常識は,高コンテキスト社会に支えられた常識であり,世界の非常識だ.

日本は単一民族の国家であり(正確に言えば,アイヌ民族や沖縄民族を数えるべきかもしれないが)「均一」な社会だ.そのため「阿吽の呼吸」が通じ,多くを語らないのが美徳とされてきた.

一方、世界の他の国家は「多様性」に基づいた社会でありコミュニケーションがうまく行われないことを前提としている.そのため低コンテキストな社会になっている.

例えば中国の工場でローカルリーダに指導をすると,必ず言われたことを反復してくる.

まだ中国語が良く分からなかったころは,教えたことに色々いちゃもんをつけているのだと感じていた.何故教えたことを素直に受け入れないのか不思議だった.良く聞いてみるとただこちらの言っていることを反復していただけなのだ.

実はこれは外国人対中国人のコミュニケーションだけではない.中国人同士の会話に聞き耳を立てていても,同じように相手の言っていることをお互いに確認しあいながら会話が進んでいる.

例えば,日本人同士なら食後「アレ取って」「ハイ」と爪楊枝が出てくる.
中国人同士なら「アレ取って」「アレって爪楊枝のことね.ハイ」となる.

これは中国語という言語がそうできているわけではなく,多様性社会の中に生きている人たちが必然的に身につけなければいけない処世術なのだろう.

世界の主流は「多様性」である.我々日本人がちょっと気を利かせるべきなのだと思う.今時日本国内でも若い人を「宇宙人」と呼んだりして,何を考えているのか分からないと嘆いているので尚更だ.

しかしこの低コンテキスト性は,考えようによっては非常に便利だ.きちんと時間をかけて意思疎通を図る.中国人たちは元々それができている.
我々日本人が,変わらなければいけない.

今日から「○○君.アレどうなっている?」は禁句にしよう.


□■4月度「品質改善・経営革新セミナー」■□
講演テーマ:「儲かる工場の作り方(仮)」
スケジュール:4月8日(水)東莞会場:新城市酒店 15F 会議室
       4月19日(水)深セン会場:未定

出典:クオリティマインド 林 徹彦

林徹彦さん、いつもネタ提供ありがとうございます。

拙著オフショアプロジェクトマネジメント(技術評論社)でも、高コンテキストと低コンテキストの話を取り上げています。オフショア関係者にとって“コンテクスト”は必須知識ですね。

日本企業で「○○君.アレどうなっている?」は禁句にしたら、3月オフショア開発勉強会でこっそり明かすように、とんでもない事が起こります。トランプ大富豪でいう「革命」です。

ちなみに、中国も日本とは違った意味で高コンテクスト社会です。多様性の強みと弱み、均一性の強みと弱みを熟知したマネジメントが求められます。これが、2009年オフショア開発業界の新常識です。

詳しくはこちらをクリック
http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html

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携帯SMSに慣れたベトナム人技術者にぴったりなgroupware

本日発売のグローバルソーシングレビュー誌2009年3月号より。

「ベトナムオフショア開発事始め 」

全社標準のコミュニケーションツールとしてSkypeを導入しました。社員は業務外のチャットも多少はしているようですが、当社ではある程度はこれを許容しています。開発の進捗がきちんと進んでいる限り、多少の「遊び」もあっていいと考えているからです。

でも、Skypeには2つの不満がありました。

(1)自分が入っていないチャットで社員同士のやりとりを把握できない
(2)ログ(記録)という形で残して閲覧することが難しい

これを解決してくれたのが、(      )というツールです。いわゆるグループウェアの範疇に入ると思いますが、下記の4点でオフショア開発における連絡板として優れています。

(1)全ての会話のやりとりを把握・検索できる
(2)ログ(記録)という形で残っていく
(3)記録者の負担が軽い(一行程度書くだけでいい)
(4)プロジェクト単位での管理が可能である

当ツールは、携帯のSMS(ショートメッセージングサービス)に慣れたベトナム人にぴったりです。

社員に浸透させるコツは、「これは全社標準の連絡手段である」ときちんと宣言して「運用」を徹底することだと思います。

出典:藤田伸一/Vitalify Asia Co.,Ltd. 代表取締役

上記の会社では、オフショア委託先の技術者から随時チャット感覚の"ほうれんそう"が届きます。つぶやきを投稿するTwitterの業務連絡版といえば、分かりやすいでしょう。

Twitter: What are you doing?


軽くてゆるいグループウェアが導入された組織では、N対Nのコミュニケーション経路が形成されます。只今、オフショア推進組織では「全員が国際対応力を身につけるべきか」の是非を問うていますが、コミュニケーションの方向と経路の複雑さによって答えは変わるかもしれません。

アンケート途中結果を見る


■問いかけ

携帯SMSに慣れたベトナム人技術者にぴったりなgroupwareとは?
(ヒント:Twitterの企業版)

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GTD(Getting Things Done)で脱目標管理

先週末から本格的にGTDを取り入れました。

GTDとは“Getting Things Done”の頭文字を並べた流行語です。効果的な仕事術の一種、もしくは、生産性向上の体系的知識と技法だと考えればいいでしょう。

時間管理やセルフコーチングに関する豊富な知識を有する私ですが、実務への適用はなかなか難しい。「名選手名監督ならず」と同様に、「名コーチ名選手ならず」。とほほ。

というわけで、まずは道具を揃えました。

・連続読み込み可能な文書スキャナ
・ラベルプリンター ... ★
・クリアファイル43枚とボックス ... ☆
・極太12色ペン
・inbox用書類ケース

★:新規購入
☆:追加購入

さらに GMailの利用法を改善しました。記憶や根性に頼らない仕組み作りは、どんな業務にも応用できそうです。さて、問題はこの意気込みがいつまで続くかどうか。

今週の水曜日には、いよいよ新刊オフショアプロジェクトマネジメントが手元に届きます。真っ青なカバーが印象的です。3月末から4月頭にかけて、全国の大手書店に並ぶでしょう。

いち早く入手されたい方は、3/24オフショア開発勉強会(東京・代々木)にお越しください。できたてホヤホヤの教科書をご覧になれます。

今日は、3/24オフショア開発勉強会の会場手配と関係者への案内、新事務所のお片付け、オフショア大學第5期開催の準備、4/13オフショア開発フォーラム分科会開催の企画、グローバルソーシングレビュー誌の発送手続など。

これまで様々なタスク管理や時間管理を試して、そこそこの成果を出してきたつもりですが、掛け持ちするプロジェクトが限界値を超えてきそうな勢いです。単純に人を増やすのも良策ですが、損益分岐が厳しくなるのが難点。

より高い成果を出すためには、従来のようにタスクや時間を管理するのではなく、ストレスやエネルギーなど心理状態を管理するのが今後のトレンドです。ホワイトカラー職のセルフマネジメントは、目標管理(MBO)から“心の管理”へと転換しつつあります。

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ウイークリーニュースダイジェスト(2009/3/13)

●毎週金曜日は、ウイークリーニュースダイジェストをお届けする。


・2009/3/4 - BusinessWeek
CFOs Say Offshore Outsourcing to Decline

米国では珍しい悲観的なオフショア調査。サティアムの粉飾決算、ムンバイ同時テロを懸念して、中国Offshoringの人気が上昇中。
1. U.S. (22%)
2. China (16%)
3. India (13%)
4. Southeast Asia, including the Philippines (7%)
5 .Latin America (7%)
6. Western Europe (6%)
7. Canada (5%)
8. Eastern Europe (3%).


・2009/3/5 - 日経ビジネスオンライン
ドルを巡る中国のジレンマ―外貨準備が目減りしても手は引けない

中国が抱える世界最大の2兆ドル近い外貨準備。実際には2兆3000億ドルに迫ると弾く。国民1人当たり1600ドル超になる。


・2009/3/9 - ITpro
ベトナム政府がOSS調達ポリシー策定,日本の経産省とNECが支援

(1)OSSポリシーの策定,(2)推奨OSS推奨リストの作成,(3)調達決定者向けOSS研修教材の作成を行った。また(4)調達決定者向けワークショップ(セミナー)を開催した。


・2009/3/11 - ヴォイス・オブ・インディア
インド・ソフトウエア・サービス協会、H-1 Bビザ問題に懸念

NASSCOM関係者は、H-1Bビザ問題やアメリカ政府の保護政策の問題を取り上げた。インド企業が取得しているH-1 Bビザはの割合は、たったの11%。アメリカ大企業の収益の50%以上は外国から。


・2009/3/9 - YaleGlobal
Despite Rhetoric, Offshoring Won't Stop

オバマ大統領によるOffshoring反対表明、サティアムの粉飾スキャンダルなどで一時的にインドITの収益は落ち込むも、Offshoring推進の基本路線は変わらない。(1) ノンコア業務を外注化することによるコスト削減、(2) 市場への製品投入スピードの向上、(3) 新興国にオフショア発注するほど関連する米国製品は売れる(サーバ、ライセンス、コーラ、マクドナルドなど)

関連記事:
Economic Crisis Complicates Offshoring of Services
Outrage Over Offshoring Goes Off-Target

・2009/3/11 - オフショア大學
余談脱線で時間不足、オフショア開発勉強会

半年ぶりに開催された昨夜の第29回オフショア発勉強会。経済動向という少し重いテーマを取り上げた。余談・脱線が相次いだことから、終了時刻を大幅オーバー。延長して質疑応答タイムをとったところ、参加者全員がその場に残ってQ&Aで盛り上がりました。


・2009/3/12 - ITpro
2月の米IT雇用は前月比0.43%減,下降ペースがやや鈍化

IT人材雇用に関する業界団体National Association of Computer Consultant Businesses(NACCB)によると、2月の雇用者数は393万8800人で,前月に比べ0.43%(1万7000人)減った。3カ月連続で雇用が減少したものの,前年同月比は0.23%減にとどまった。


・2009/3/12 - NIKKEI NET
中国で6000億元のIT投資 現地勢とインド・欧米系の争奪戦に

DHCクラスの企業にとっても、今の対日オフショア環境がそれだけ厳しいということであろう。一方、中国国内向けのIT産業はどうか。こちらは爆発寸前の予感がする。

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プロジェクト再スタート

オフショアマネジメント教科書の執筆により延期されてきたいくつかのプロジェクトを再スタートさせます。

・オフショア大學第5期生
・オフショア実践通信講座
・オフショア開発フォーラム分科会(小規模シンポジウム)
・沖縄IT津梁パークでの人材育成プロジェクト

もちろん、オフショアマネジメント教科書第二弾の執筆も同時進行です。

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ものづくりにおいて多様性と擦り合わせは矛盾する

国際対応力
オフショア推進組織では、全員が国際対応力を身につけるべきでしょうか。それとも、オフショア窓口担当やオフショアPMOなど一部の適性ある専門職だけが国際化すれば十分でしょうか?
(アンケート途中結果)

先日、東京飯田橋で開催された第29回オフショア開発勉強会「2009年オフショア開発の見通し(講演者:幸地司)」より。

――オフショア推進組織では全員が国際対応力を身につけるべきか?

はい。オフショア推進組織のメンバは、今すぐ全員が国際対応力を身につけるべきだと考えます。ただし、中国駐在員と上流設計者が同じ水準の国際対応トレーニングを受ける必要はありません。本人の適性や職務領域によって、国際対応への取り組みを柔軟に変化させます。


――オフショア委託先の外国人メンバと直接コミュニケーションしない日本人にとって、異文化適応訓練は余計な負荷になるのでは?

その懸念はごもっともです。日本の“ものづくり”の強みは、従業員が自律的に動くことにより高い品質と持続的改善を実現する仕組みです。組織や権限の壁を超えた擦り合わせも珍しくありません。あなたの組織が従来型の垂直統合モデルを継承する限り、オフショア開発でも「全員参加型」の擦り合わせが最も効率的なプロジェクト運営方針です。したがって、日本人全員が国際対応力強化(≒異文化適応)の訓練を受けることの費用対効果は十分にあります。


――多様性に満ちたオフショア開発なのに、大多数の日本企業は擦り合わせが必要な垂直統合モデルを堅持します。

これは重大な矛盾です。さらにセミナーで説明したように世代によって垂直統合モデルへの適応度合いは随分異なります。スキル論ではなく、キャリア論もしくは人生設計論にまで範囲を広げないと、こうした世代間格差は縮まりません。「多様性を受け入れつつ垂直統合を維持する」という矛盾の解消には時間を要しますが、一人ひとりの国際対応力は適切なトレーニングによって短期間のうちに強化されます。


■問いかけ

<問1>自分の言葉で「国際対応力」を定義しなさい。
<問2>自分の言葉で「擦り合わせ」を定義しなさい。
<問3>“ものづくり”において、多様性と擦り合わせは矛盾することを自分の言葉で証明しなさい。

ヒントは2009/3/24にて

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貸し会議室を物色中

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今週開催して大好評だった第29回オフショア開発勉強会の追加講演を3/24に予定しています。ところが、いつもお世話になっている日本橋会場と品川会場はいずれも予約済みでした。

他の日程なら大丈夫かもしれませんが、月末よりは出来るだけ早いほうが望ましいでしょう。いま、秋葉原周辺の会議室を物色しています。駅近なのが魅力的です。

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擦り合わせの呪縛

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アンケートの声「2009年オフショア開発の見通し」
・世代間格差を考えた取り組みが必要だということが印象に残った。40~30代が中心となるメンバーへのインパクトのあるオフショア推進の意義説明はどうすればよいのだろうと考えさせられた。

・非公式コミュニケーションを促進する必要性について非常に参考になった。

・オフショアアウトソーシングとグローバルソーシングの差が判ったことがGood!

・米中の経済動向、為替を含めた戦略が非常に理解しやすかった。

(第29回オフショア開発勉強会アンケートより)

昨夜の第29回オフショア発勉強会には、参加者19名+関係者2名の総勢21名で盛り上がりました。「2009年オフショア開発の見通し」と題したマクロ的な話題でしたが、定刻前にほぼ満員となった会場の雰囲気から、経済動向への関心の高さがひしひしと感じられました。

昨夜のキーワードは「失業」「為替」「垂直統合」「水平分業」「関係性」「世代間格差」「人材ポータビリティ」「擦り合わせ」。この不景気の最中、絶好調なオフショアリングの形態を取り上げて「こうすれば絶対に成功する」という方法&事例を紹介しました。

次いで、日本のシステムインテグレーション(SI事業)の成功要因を垂直統合という経済用語を用いて分析しました。さらに、世代によって垂直統合モデルへの適応度合いが異なる事実を示して、世代別にオフショア抵抗心理を2x2マトリクスに整理しました。

日本の“ものづくり”の神髄は、大手企業を中心に裾野産業を形成して、組織の壁を超えた擦り合わせが実現することです。これまで、ソフトウェア業界でも同様な擦り合わせは見事に機能しました。

あなたの組織が従来の垂直統合モデルを継承するならば、日本人と外国人が一緒に擦り合わせる持続的改善こそがオフショア事業成功の要諦です。

つまり、10歳以上も年が離れた若い外国人IT技術者と一緒に現場で汗を流して擦り合わせる日本人(30~50歳)の努力なくして2009年オフショア開発の成功はあり得ません(*)。

* 従来型の垂直統合モデルを継承する場合


■問いかけ

あなたの会社の2009年オフショア開発の見通しを分析する手順。

(1) 自社の国際化対応水準を見極める
(2) 自社の事業形態を見極める(過去/現在/近未来/遠い未来)
(3) 国際対応水準と事業形態からオフショア成功要因を導く
(4) (3)と現状を比較して、自社に最適な処方箋を出す

上記の4ステップに挑戦しなさい。

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余談脱線で時間不足、オフショア開発勉強会

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半年ぶりに開催された昨夜の第29回オフショア発勉強会は、お陰様で大成功。経済動向という少し重いテーマを取り上げたため、参加者同士のディスカッションよりも講師の私が一方的に話す機会がいつもより多かったような気がします。

しかも余談・脱線が相次いだことから、終了時刻を大幅オーバー。延長して質疑応答タイムをとったところ、参加者全員がその場に残ってQ&Aで盛り上がりました。大感謝です。

アンケート評価も上々。共感しました、さっそく社内展開したい、余談を減らして早く本題に入れ、など正直なフィードバックが多数寄せられました。

いつもより、アンケート用紙に文字がびっしり埋められていたような気がします。時間配分や資料の見せ方については厳しい指摘もありましたが、愛ゆえのフィードバックですね。しっかり持続的改善を試みます。

今月の勉強会には、“残念キャンセル”や“残念不参加表明”をたくさんいただきました。もしご希望があれば、3月中にもう一度同じテーマで勉強会を開催します。先行きが見えない不況に苦しむ今こそ、オフショア関係者に聞いてもらいたいテーマだからです。

昨夜は時間不足のため「企業倫理」「年功序列」については全く触れられなかったのでリベンジです。もし追加講演が決定したら、3/10出席者は無料招待します。

追加講演の希望あればお気軽にメールをください。

宛先: support@ ... ... ... (いつもの宛先へ)

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2009年オフショア事業成功の4要件:国際化の対象者

●今夜のオフショア開発勉強会で紹介するネタの一部を披露します。


2009年オフショア事業成功の4要件とは:

(1) トップダウン

トップの意識改革は言うまでもありませんが、さらに管理者向け評価者研修をトップダウンで断行します。オフショア推進組織では、これまでの評価基準・評価方法を抜本的に見直す必要に迫られます。変わるべきは、部下ではなく上司たるあなたです。


(2) 一定規模の継続発注

持続的改善(KAIZEN)という日本のお家芸を活かすには、一定規模の継続発注は絶対に必要です。もしも、不規則的な単発案件のオフショア発注を望むなら、精緻な仕様書を準備してウオーターフォールによるV字型開発を採用すべきです。


(3) 標準化

開発プロセスの標準化。プラットフォーム/フレームワーク/コンポーネントの共通化。意思決定プロセスの透明化。日本人、正社員、グループ企業を前提とした仕組みを見直して、外国人・非正規雇用社員、初取引企業が相手でも通用するように“標準化”すること。標準化の目安は、一年間育休で現場を離れた中国人女性SEが、再就職後すぐにプロジェクトで活躍できること。


(4) 国際対応力

これまでは、中国人ブリッジSEが言葉と文化の架け橋として活躍しましたが、これからは発注者(+二次請+三次請+・・・)の日本人も国際対応力が求められます。ただし、全ての日本人技術者が中国語や英語を勉強すべきという意味ではありません。ましてや、語学が堪能な留学経験者に“IT”を教えてブリッジSEに仕立てるなんて、もってのほかです。

続きは今夜→ http://www.ai-coach.com/seminar/workshop.html


■問いかけ

二者択一の極論で問いかけます。

オフショア推進組織では、全員が国際対応力を身につけるべきでしょうか。それとも、オフショア窓口担当やオフショアPMOなど一部の適性ある専門職だけが国際化すれば十分でしょうか。

◆今すぐ全員が国際対応力を身につけるべき
◆まずは適性ある専門職から国際化すればよい

○結果を見る
○コメントボード


締切:2009年03月18日18時00分
協力:クリックアンケート

※日本を代表するほとんどのシステムインテグレータやメーカは、オフショア推進組織に該当します。さらに、金融機関や世界化した製造業の情報システム部門もオフショア推進組織に該当します。この定義に従うと、今どき「オフショア推進組織」に該当しない組織の方が珍しいかもしれませんね。

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新刊アマゾン登録

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今夜のオフショア開発勉強会は地味なテーマ設定でしたが、お陰様で20名強の申込みがありました。そして、常連さんを中心に不参加連絡とキャンセル連絡もいくつか入っています。ありがとうございます。

やはり、オフショア開発勉強会は定期開催すべきかもしれません。今のところ、3月末にオフショアセミナーを1件、4/13(月)に1件オフショア公開イベントを予定しています。本日のイベント会議にて、3~4月の予定を固めます。

いつの間にか、さりげなく3月末発売の拙著オフショアマネジメント教科書がアマゾンに登録されています。表紙画像や書籍データは未更新ですが、興味ある方は検索してみてくださいね。

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ウイークリーニュースダイジェスト(2009/3/6)

●先週の金曜日に配信する予定だったウイークリーニュースダイジェストをお届けします。


・2009/2/26 - 独立行政法人 情報処理推進機構
「IT人材市場動向調査 調査報告概要版No.1」の公開について

人材の「量」が「大幅に不足している」との回答は、昨年度の28.3%から今年度は16.2%と、1割以上減少している。海外アウトソース先の活用は増加。


・2009/3/3 - Reuters INDIA
Gartner: US cos eye more offshoring, Indian firms tentative

世界同時不況でインドIT大手は消極的に。でも米国の顧客は今だからこそオフショア拡大を望んでいる。インド勢はもっと積極的に動くべきだ、さもなければ米国や欧州のオウトソーサーに喰われてしまう。先週オバマ米大統領は、オフショア推進企業への税制優遇措置を打ち切ると改めて宣言。さて、どうなる?


・2009/3/4 - ITpro
「米国-インド」に見るグローバルソーシングの行方

1)自国とオフショア国の賃金に大きな差がある
2)オフショアに豊富な人材がいる
3)通信を利用して業務を行うことができる
4)業務は情報処理が中心,成果物の多くがネットで送受信できる
5)業務にリピート性がある


・2009/3/4 - CIO.com
Offshore Outsourcing and Economic Recession: Impact on
Global, Indian and European Outsourcers (part 2)

インドのTier 1, 2, 3のオフショアサプライヤーの決算情報から短期見通しを分析。


・2009/3/5 - ZDNet Asia
Why banks will push ahead with offshoring

3つのリスク領域が金融サービスセクターのオフショア推進を阻害してきた。operational, compliance and reputational risks. 本社経営陣の一部をオフショア委託先に移して、リスク対策する成功例もあり。結局は、オフショア推進によってコスト削減と改革という相反する目的を同時に達成することができる、というオフショアリング賛美記事。(オフショアリング≠ITオフショア)


・2009/3/6 - ITpro
何がアウトソーシングの成功を阻むのか

丸投げ体質が生んだ業務とスキルの空洞化。ポイントはアウトソーシングする範囲決め。業務の洗い出しで“無駄”が見えてくる。要件定義は誰の仕事なのか。


・2009/3/6 - ITpro
CIOに必要な“専門医”と“主治医”
コンサルタントとアウトソーシングの上手な使い分け?


価値の源泉は運用にあるのです。運用プロセスこそがビジネスであり,このプロセスにこそKPIがなければいけない。当然,運用を支える人材は極めて重要です。


・2009/3/6 - CIO
Unified Communications Key for IT Outsourcers

音声自動応答技術によるコンタクトセンター(CRM、コールセンター)の効率化について。

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世代間格差によるオフショア(offshoring)阻害要因

明日は、今年初めてのオフショア開発勉強会が東京は飯田橋で開催されます。週末の土日に手元の材料を整理してパワーポイント資料を作成しました。

Workshop20090310meanings

ここのところ、あちこちで見聞きする「世代間格差」によるオフショア阻害要因を分かりやすく解説しようと思います。

オフショアプロジェクトの阻害要因、オフショア事業の阻害要因、日本のシステムインテグレーションの阻害要因(先日ちょっと書いたイノベーションのジレンマ)。

そして、脳天気にオフショア推進することによる弊害についても言及します。オフショアの発展系“グローバルソーシング”の利得と損失の両面を正しく理解します。


実は、ソフトウェア開発が国際化されることによる利得と損失は、国籍・世代・所属企業によって異なります。いまだに、オフショアの切り出しで悩むユーザー系企業が多いようです。

明日のオフショア開発勉強会では、どの部分を日本に残すべきか、何処をオフショア外注化して、何処を自前のシェアードサービスセクター(SSC)化するかの判断基準を参加者のみんなと一緒に検討します。お楽しみに。

詳細 → オフショア開発勉強会

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日本品質が長期衰退を招くという仮説

日本品質
日本の当たり前品質は、海外では魅力的品質に相当するほど高レベルなので、日本品質は過剰品質だと揶揄されます。逆に、海外から当たり前品質の製品を日本に輸入すると、日本品質の最低条件すら満たさないため、顧客は不満を感じます。このような文化的相違に基づく背景を知らないと、品質意識の違いは感情の軋轢に発展することがあります。
(2009年3月出版予定のオフショアマネジメント教科書より)

次の命題を読んで、後に続く設問に答えなさい。


世界最高水準の品質を誇る日本のソフトウェア業界は、開発者と顧客が一体化した擦り合わせを実現する極めて職人的な世界観を共有します。ところが、"痒いところ"に手が届く日本的な商慣習は、グローバルソーシング時代を勝ち抜くための必須条件ではありません。悲しいかな、クレイトン・クリステンセン(2001)が指摘するイノベーションのジレンマにより、むしろソフトウェア業界の長期衰退を招く要因にすらなります。

・クレイトン・クリステンセン(2001)、イノベーションのジレンマ
―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき、翔泳社


■問いかけ

<問1>ソフトウェアの当たり前品質と魅力的品質を定義しなさい。
<問2>イノベーションのジレンマの具体例を1つ挙げなさい。
<問3>ソフトウェア業界における「擦り合わせ」を定義しなさい。
<問4>グローバルソーシング時代を勝ち抜く条件を検討しなさい。
<問5>上記仮説を賛成、反対の立場からそれぞれ分析しなさい。


答えは、第29回オフショア開発勉強会で発表します。
・・・お楽しみに!(幸地)

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「略奪」銅像、オークション落札者は中国人

清朝から略奪された骨董品のオークションが話題になっています。たかがネズミ、されどウサギ。

今回、オークションを落札した中国人は、1860年に略奪されたブロンズ像を無償返還せよと主張します。

19世紀、英仏軍による骨董品の略奪は明確な犯罪ですが、一般には時効によって「罪」は水に流せます。国際ルールによると戦争略奪の罪の時効は50年。

今月末に出版される予定のオフショアマネジメント教科書にも書きましたが、国際社会においては財産権(ITでは知的財産)の話題を安易に「善悪」で判断すると危険です。

そもそも、罪を軽く水に流せるかどうかは、文化によって全く感覚が異なります。応仁の乱を「この前の戦争」という京都人もいれば、2000年前の領土争いを引きずる中東の人々もいます。そうかと思えば、逮捕起訴された政治家が、選挙で「禊ぎ」を済ませて復活を果たすなんて日本では日常茶飯事。

略奪したモノは無条件で返還すべきだとすれば、コロンブスが発見した米国は先住民に返却すべきです。オーストラリア大陸も。では、台湾やチベットはどうなる?

骨董品と領土の帰属問題は、異なるかもしれません。また、目に見えるモノと目に見えない知的財産やプライバシーの権利の扱いも区別すべきなのかもしれません。

権利帰属の問題は「時効」の一言では済まされない複雑さがあり、簡単には解決できそうにありません。

もし、1860年に略奪されたブロンズ像を無償返還すべきとの主張が正しいとしたら、1871年の廃藩置県によって日本に略奪(強制的に併合)された独立国家“沖縄”の主権も原住民に返還すべきでしょうか。

インド独立の父、マハトマ・ガンジーの遺品もオークションにかけられそうになって問題となったようです。

・・・

以上の話題を、あなたは身近な中国人と気軽に話せますか?

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標準プロセスに従ったが品質問題あり。次の一手は?

●次の設問に答えなさい。

オフショア委託先から成果物が提出されました。約束通り標準化した開発プロセスに沿ってプロジェクトを進めてきましたが、思ったほど品質はよくありません。あなたが日本側の受け入れ担当者なら、次の一手をどうしますか。下記の選択肢の中から選びなさい。

◆元の開発プロセスの不備を疑い、成果物をいったん受領する
◆品質基準と実態との乖離状況を示し、オフショア委託先に改善策を提案させる
◆不良2~3件の証拠を示して成果物の受領を拒否する
◆オフショア委託先の開発プロセス準拠を疑い工程毎の成果物を1つずつ精査する

○結果を見る
○コメントボード

締切:2009年03月11日18時00分
協力:クリックアンケート

(出題:オフショア大學)

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オフショア教科書デザイン確定

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今日は朝から東京市ヶ谷にある出版社の会議室にこもって、編集担当者と一緒に校正作業に没頭しています。オフショアプロジェクトマネジメント教科書づくりは完成間際です。カバーデザインも決まり、ページ割りもほぼ定まりました。

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東軟(NeuSoft)と大連華信(DHC)の合併、白紙撤回へ

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東軟グループと大連華信の合併再編が座礁 株取引3月2日再開
2009年03月01日19:13新浪財経

3月1日夜、東軟グループの発表によれば、2月27日大連華信から合併を中止するとの書面連絡があった。これに伴って、東軟グループは自社の株取引が3月2日に再開、3ヶ月以内に大連華信との合併を通じて重大資産再構築について検討、交渉を行わないと発表した。
大連華信によると、その株主が今回の合併について討論を行った結果、大連華信は現在の厳しい経済環境において、大連華信の業務には未確定要素が多くあり、将来の業務発展への期待を保証できないので、今回の合併を中止する結論に達した大連華信は2006年に日本での上場を計画したが、最終的に計画が自然消滅した。2008年、大連華信は再度国内A株上場を図ったが、同年4月の関係行政部門の審査に通らなかった。今回の双方の再編中止で大連華信の上場が再び幻となった。東軟グループの株取引は2月17日に取引中止時の株価は17.60元。(燕青)

大連華信 東軟のプロポーズを拒否、合併破棄
2009年03月02日00:43 新浪科技

新浪科技ニュース 3月2日深夜、ソフトウェア業界が注目する東軟・大連華信の合併計画は、大連華信が「将来の会社の業務発展への期待を保証できない」という理由で拒否した為、2月27日に破棄された。東軟は、今後もM&A戦略を継続すると発表。

大連華信拒否、合併に終止符
3月1日夜、大連華信計算機技術股分有限公司(以下、「大連華信」)を吸収合併と発表して13日間過ぎてから、東軟集団股分有限公司(以下、「東軟グループ」、600718.SH)は「遺憾」-大連華信は東軟集団から「プロポーズ」を断ったと発表した。当初、東軟集団は、この合併計画は遅くとも30日以内に結論が出されると予測。予測より時間が半分も過ぎないうちの出来事は、東軟だけではなく、中国ソフトウェアアウトソーシング産業に関心を寄せている人々にとっても、「遺憾」なる結果である。東軟の公式発表では、「2月27日、東軟グループが受け取った大連華信の書面では、大連華信とその株主が今回の合併について討論を行った結果、大連華信は現在の厳しい経済環境において、大連華信の業務には未確定要素が多くあり、将来の業務発展への期待を保証できないので、今回の合併を中止する結論に達した」。
東軟は、公式発表を通じて、大連華信との交渉において、すでに実施案まで至ったが、最終的には「現在の経済環境において、将来の業務発展への期待を保証できない」によって、中止せざるを得ないと言及した。
多くの業界人が期待していたこの合併は、上場計画を2回失敗した大連華信にとって、株式上場のチャンスとなる。東軟にとって合併後の二万人規模はより多く、大きい案件を受注できるのは、規模がオフショア企業にとって非凡な意味をするからである。中国のソフトウェアアウトソーシング産業では、上位5位以内のオフショア企業が合併することで、中国初の2万人突破オフショア企業造となり、巨頭インドから業務を奪い取るチャンスも増える。しかし、現在の結果は、東軟だけではなく、多くの業界人も落胆したでしょう。
取引中止となった東軟グループ株は3月2日再開。

東軟:大連華信を理解しているが、戦略を変えない
合併の破棄について、東軟グループは「非常に遺憾である」と現在の心情を表した。
ある新聞記事では、東軟グループ上級副総裁兼董事会秘書 王自棟氏は、今回の再編中止について、企業の合併再編は各利益関係者に関わる複雑な商行為であり、不確定的な要素が非常に多く含まれているので、合併再編が成功しても失敗しても平常情況で、東軟と大連華信の合併再編は双方の将来的な業務発展に基づくものである。大連華信が拒否したことについて、優秀な企業であれば、現在の機微示威経済環境における業務の不確定性を考慮して、今回の合併を自ら中止すると提示したのを東軟として理解している。これによって、大連華信は責任感がある企業だとわかる。
さらに、大連華信との資産再構築が最終的な合意に至らなかったことで、東軟は経営と発展戦略を変えることない、今後もM&A戦略を通じて企業規模を拡大し、企業競争力を強化していき、企業の安定性とスピーディな発展を促進していくと発言。(立雄)

翻訳:グローバルソーシングレビュー編集部
(李青寧・大連亜舟信息産業有限公司)

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