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日本品質が長期衰退を招くという仮説

日本品質
日本の当たり前品質は、海外では魅力的品質に相当するほど高レベルなので、日本品質は過剰品質だと揶揄されます。逆に、海外から当たり前品質の製品を日本に輸入すると、日本品質の最低条件すら満たさないため、顧客は不満を感じます。このような文化的相違に基づく背景を知らないと、品質意識の違いは感情の軋轢に発展することがあります。
(2009年3月出版予定のオフショアマネジメント教科書より)

次の命題を読んで、後に続く設問に答えなさい。


世界最高水準の品質を誇る日本のソフトウェア業界は、開発者と顧客が一体化した擦り合わせを実現する極めて職人的な世界観を共有します。ところが、"痒いところ"に手が届く日本的な商慣習は、グローバルソーシング時代を勝ち抜くための必須条件ではありません。悲しいかな、クレイトン・クリステンセン(2001)が指摘するイノベーションのジレンマにより、むしろソフトウェア業界の長期衰退を招く要因にすらなります。

・クレイトン・クリステンセン(2001)、イノベーションのジレンマ
―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき、翔泳社


■問いかけ

<問1>ソフトウェアの当たり前品質と魅力的品質を定義しなさい。
<問2>イノベーションのジレンマの具体例を1つ挙げなさい。
<問3>ソフトウェア業界における「擦り合わせ」を定義しなさい。
<問4>グローバルソーシング時代を勝ち抜く条件を検討しなさい。
<問5>上記仮説を賛成、反対の立場からそれぞれ分析しなさい。


答えは、第29回オフショア開発勉強会で発表します。
・・・お楽しみに!(幸地)

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