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擦り合わせの呪縛

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アンケートの声「2009年オフショア開発の見通し」
・世代間格差を考えた取り組みが必要だということが印象に残った。40~30代が中心となるメンバーへのインパクトのあるオフショア推進の意義説明はどうすればよいのだろうと考えさせられた。

・非公式コミュニケーションを促進する必要性について非常に参考になった。

・オフショアアウトソーシングとグローバルソーシングの差が判ったことがGood!

・米中の経済動向、為替を含めた戦略が非常に理解しやすかった。

(第29回オフショア開発勉強会アンケートより)

昨夜の第29回オフショア発勉強会には、参加者19名+関係者2名の総勢21名で盛り上がりました。「2009年オフショア開発の見通し」と題したマクロ的な話題でしたが、定刻前にほぼ満員となった会場の雰囲気から、経済動向への関心の高さがひしひしと感じられました。

昨夜のキーワードは「失業」「為替」「垂直統合」「水平分業」「関係性」「世代間格差」「人材ポータビリティ」「擦り合わせ」。この不景気の最中、絶好調なオフショアリングの形態を取り上げて「こうすれば絶対に成功する」という方法&事例を紹介しました。

次いで、日本のシステムインテグレーション(SI事業)の成功要因を垂直統合という経済用語を用いて分析しました。さらに、世代によって垂直統合モデルへの適応度合いが異なる事実を示して、世代別にオフショア抵抗心理を2x2マトリクスに整理しました。

日本の“ものづくり”の神髄は、大手企業を中心に裾野産業を形成して、組織の壁を超えた擦り合わせが実現することです。これまで、ソフトウェア業界でも同様な擦り合わせは見事に機能しました。

あなたの組織が従来の垂直統合モデルを継承するならば、日本人と外国人が一緒に擦り合わせる持続的改善こそがオフショア事業成功の要諦です。

つまり、10歳以上も年が離れた若い外国人IT技術者と一緒に現場で汗を流して擦り合わせる日本人(30~50歳)の努力なくして2009年オフショア開発の成功はあり得ません(*)。

* 従来型の垂直統合モデルを継承する場合


■問いかけ

あなたの会社の2009年オフショア開発の見通しを分析する手順。

(1) 自社の国際化対応水準を見極める
(2) 自社の事業形態を見極める(過去/現在/近未来/遠い未来)
(3) 国際対応水準と事業形態からオフショア成功要因を導く
(4) (3)と現状を比較して、自社に最適な処方箋を出す

上記の4ステップに挑戦しなさい。

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