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沖縄IT人材育成の青写真

今朝は沖縄産業支援センターにて、沖縄県IT産業の将来を担う若手メンバと一緒にIT人材育成の事業計画についてざっくばらんに意見交換しました。役所主導の沖縄産業振興で私に求められる役割は、「市場駆動型」と「中立性」に基づく実務だと思います。すなわち、汗をかいた活動です。

周回遅れの沖縄情報産業ではありますが、制約をチャンスに変えて積極果敢に攻めていきます。平成21年度も、よろしくお願いします。

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Comments

バンガロール、大連と沖縄の共通点。どの街も軍事拠点ですね。軍事産業からソフトウェア産業が発展したのはバンガロールですが、そういった点にはとどまらず、軍事拠点は物流拠点にもなるし、戦略拠点ですね。203高地を押さえて大連を押さえ、満州に攻め上っていったのは日本軍ですが、今では日本の一大物流拠点になったのが大連。
東アジアの地図を見ると、最も重要なのが台湾と沖縄。東アジアのゲートウェイ。だから沖縄でソフトウェア産業が発達しないほうが不思議だと思っています。

Posted by: タケチャン | April 05, 2009 12:36 PM

沖縄には他府県と比べて勝るに劣らない水準の業務知識は蓄積されていますが、Technologyを追求する精神は薄いようです。良くも悪くも“サービス志向”が強いのが沖縄の特徴。

>バンガロール、大連と沖縄の共通点。どの街も軍事拠点ですね。

・軍事に端を発するソフトウェア(印バンガロール、露、成都・西安)
・起業を支えるソフトウェア(米シリコンバレー)
・日本を支えるソフトウェア(大連)
・金融を支えるソフトウェア(?)
・自動車を支えるソフトウェア(?)

沖縄の地の利を活かすなら、沖縄にぴったりな主力選手を支えるソフトウェアとして存在価値を発揮すべきでしょう。例えば、下記の通り。

・観光を支えるソフトウェア
・亜熱帯花卉産業を支えるソフトウェア
・沖縄コンテンツ産業を支えるソフトウェア
・長寿を支えるソフトウェア
・老人介護、終末医療を支えるソフトウェア

これらに、東アジアのゲートウェイとしての付加価値が加わると鬼に金棒ですね。

Posted by: 幸地司 | April 06, 2009 02:02 PM

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