環境依存を克服する異文化適応プロセスの3原則
認知を歪める5つの要因
オフショア教書では、認知を歪める5つの要因を紹介します。(1)ステレオタイプ
(2)ハロー効果
(3)選択的認知
(4)投影
(5)認知的不協和
お酒好きで、中国のカラオケ店に入り浸り、ママさんや女性従業員とあっという間に仲良しになるほど中国生活に馴染んでいるのに、オフショア開発で成果を出せない日本人がいます。いったい、なぜでしょうか。
日本語による会社説明をそつなくこなし、自信満々に営業トークをまくしたてるのに、ちっとも成果を出せない中国人幹部がいます。いったい、なぜでしょうか。
上記は、いずれも本国ではそこそこ成果を出してきたビジネスパーソンです。一見すると、彼らのオフショア環境における人間関係に欠陥はみられません。コミュニケーション能力は「中の上」あたりでしょうか。
彼らが成果を出せない原因の一つとして、状況を把握する認知力の不足が考えられます。その結果、異文化適応できずに「空回り」します。勝手知ったる身内環境や国内環境では、能力を十分に発揮できるものの、認知の歪みが生じるオフショア環境では、彼らが頑張れば頑張るほど、泥沼にはまる負のパターンを繰り返します。
■問いかけ
以下の空欄を埋めて、「状況を正確に認知して異文化適応するための3原則」を完成させなさい。
[原則1] 状況を把握する
相手の国籍、日本語能力、交渉場所、プロジェクトの状況、個人的事情、背景、態度や過去の経験、そして自分の状況をありのままに( )。
[原則2] 行動を正確に抑える
ほうれんそうの基本通り、( )を時系列に沿って正確に把握します。
[原則3] 動機を知る
相手の言動の裏に隠れた本当の( )を特定します。普遍的な人格(Personality)に基づく言動なのか、役割によって変化する( )に基づく言動なのか、あるいは、言動の源泉が、特定の国や地域、組織や職業で共有される( )に基づくのかを判断します。
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