オフショア切り出し判定基準
それぞれの意味の違いを述べなさい。
・リスク管理
・リスクマネジメント
・リスクコントロール
・リスク評価
・リスクアセスメント
(オフショア大學講義より)
次のリスクの事前評価(risk assessment)に関する問いかけに答えなさい。
<問いかけ>
過去にあなたが体験したオフショア開発プロジェクトを1つ選びます。もしも、オフショア未体験なら、国内協力会社との分散開発でも構いません。あるいは、身近な同僚の体験談でも構いません。
可能な限り、あなた自身が「貢献した」「頑張った」「苦労した」のどれかに該当するプロジェクトから選びます。当該プロジェクトにおけるリスクの事前評価の体験談や教訓を思い出して書きなさい。切り出し判定、メンバの人選など、何でも構いません。
あなたがオフショア側なら、案件受託リスクに関するアセスメントを検討しなさい。
<回答例>
我が社では、国内協力会社との仕事と比べて「楽」かどうかが重要な判断基準です。机上の計算でコスト削減効果があると判っても、国内開発より面倒ならオフショア委託したくありません。
■問いかけ
下記の複数選択によるアンケートに答えなさい。
オフショア案件の切り出し/受託を検討する際に、最も重視する判断基準を挙げなさい。オフショア切り出し基準の「減点要因」と「加点要因」をそれぞれコメント欄に追記しなさい。
◆プロジェクト規模
◆言葉が通じるかどうか
◆対象システムの複雑さ
◆開発プロセスの定式化
◆仕様書等ドキュメントの整備状況
◆ミッションクリティカルかどうか
◆日々の相互確認、相互連携の度合い
◆技術や情報、ノウハウの入手可能性
◆アプリケーションやモジュールの独立性
◆業界知識や独自仕様のカスタマイズの度合い
◆法的な制約
◆戦略的重要性
◆拠点間の距離の近さ
◆固有の知的財産
◆プロジェクト予算の余裕
締切:2009年06月09日18時00分
協力:クリックアンケート
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Comments
クリック総数は少ないですが、オフショア案件の切り出し判断基準として「プロジェクト規模」を挙げる人が多いようです。
ところが、ドイツの研究によると、プロジェクト規模とオフショア成功は相関するようですが、同様にオフショア失敗との相関も確認されました。つまり、プロジェクト規模が大きいほどオフショア成功しやすいが、同時に大規模プロジェクトの失敗数も少なくない(というか多い)。
あなたは、この研究結果をどう分析しますか?
Posted by: 幸地司 | June 02, 2009 12:13 PM