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婉曲表現とタテ社会

●オフショア教科書執筆チームより。


・日本人は、良い返答を期待しないでという意味で「検討します」とお茶を濁すことがあります。日本の商習慣に疎いブリッジSEは、文言通り「YES」を期待して待ち続けることがあります。日本人は“No”と言えない・言わないと外国人から呆れられますが、実際には“No”と意思表示しているのに相手に気付かれない状況も多々ありそうです。互いに相手を気遣っての言動なのに、習慣の違いからそれが裏目にでる事もあります。


・中国語でも、相手の気分を害さないよう表現を遠まわしにする傾向もあります。例えば、相手のミスを直接言わず、遠まわしに言うような感覚は、中国語ネイティブも持ち合わせています。公の場などでは「尊敬的~」という言い方をし、相手を立てる表現をすることもあります。ただ、一般的に、自分の上司に対してこのような表現をすることは日本のようには多くありません。


・中国人も、断るときは、直接の表現ではなく婉曲表現を多用します。文字通りで理解せぬこと。例えば「研究」。


・ベトナム人は、互いに名前(ファーストネーム)を呼び合います。日本人の感覚で名字ばかりを連呼されると、大勢がいる場では誰を指しているのか分からず困惑してしまいます。最悪の場合、日本人に不信感を抱くことすらあります。


・あるフランス人上司が日本人の部下に対して、その部下がよくやるフランス語の間違いを紙にまとめて渡したら、とても反発されていました。フランス人上司としては、その人のフランス語上達に繋がれば、と善意でやったのかも知れませんが、日本人の部下にとっては、「もうこれだけ頑張って外国語であるフランス語を使っているのに、全然認めてもらえない」という不満があったのだと思います。


・インド人ネタは、今月のオフショア開発勉強会にて(7/21東京)


■問いかけ

<問1>
日本語、中国語、ベトナム語それぞれの婉曲表現の度合いを5段階で示しなさい。レベル1=最も直接的、レベル5=最も婉曲的。

・日本語  =(       )
・中国語  =(       )
・ベトナム語=(       )


<問2>
社会学に縦社会と横社会という用語があります。カタカナでタテ/ヨコと書く方がしっくりくるかも。ヨコ社会を「横並び社会」と書くと、また違った印象を受けます。

日本、中国、ベトナムそれぞれの「タテ社会」の度合いを5段階で示しなさい。レベル1=最もヨコ的、レベル5=最もタテ社会的。

・日本  =(       )
・中国  =(       )
・ベトナム=(       )


<問3>
ある国の婉曲表現の度合いと社会のタテ/ヨコの度合いは、何らかの相関を示すと思いますか(Y/N)。

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