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制約の大きさと改善活動の関係

次の質疑応答を読んで、後の設問に答えなさい。

<問1>
中国オフショア拠点では、問題の根本原因を探って地味に改善する手法は好まれません。すなわち、中国ではPDCAマネジメントサイクルが回りません。これは本当ですか?(Y/N)

<答1>
Yes:日本との相対比較においては、まさにその通りです。


<問2>
中国オフショア拠点で、PDCAマネジメントサイクルがうまく回らない根本原因を分析しなさい。

<答2-1>
日本と中国では、社会全体の豊かさが違うからです。国土が狭く、人も資源も少ない日本では、コツコツを地道な改善を積み重ねるしかありません。一方、広大な国土を持ち、人も資源も豊富な中国では、ダメならさっさと見切りをつけて、新しい人や資源を再投入するほうが遥かに合理的です。

<答2-2>
日本と中国では、職業人としての選択肢の幅が違うからです。日本では、就職は就社を意味します。一度、会社に入るとその後のキャリアは、本人の意志よりも会社都合が優先されます。転職という選択肢も乏しいため、日本企業では職場で自由裁量を発揮しにくいと考えられます。このような制約から、日本人従業員は、突飛な発想を持って画期的なイノベーションを発揮するよりも、地道にコツコツと改善を繰り返す行動特性が好まれるようになりました。つまり、日本人従業員を縛る強い制約が、PDCAマネジメントサイクルを回す牽引力です。中国ソフトウェア業界には従業員を縛る強い制約が存在しないため、わざわざPDCAを実践するインセンティブに欠けます。


<問3>
問2の答えを踏まえて、中国オフショア拠点でPDCAマネジメントサイクルを回して、地道な改善活動を定着させる有効な対策を考案しなさい。

<答3>
・・・・・・(後日)

参考:PDCAマネジメントサイクルが回らない改善下手な中国人

■問いかけ

あなたは、上記の質疑応答の流れに大筋で同意しますか(Y/N)。

中国オフショア拠点でPDCAマネジメントサイクルが回らない原因は上記2つ以外にも存在しますか(Y/N)。

中国オフショア拠点で地道な改善活動を定着させる方法を考案せよ。

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