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精神論で朝寝坊は改善されぬ

■ 問いかけ

オフショア大學の教えによると、以下の問題解決は間違っています。誤りの原因を指摘して、正しい問題解決の手順を提案しなさい。

・問題:若い外国人プログラマは、すぐに勝手に見切り発車する
・原因:事前に「ほうれんそう」しないから
・解決法:チームワークや品質作り込みの意識を高める

早起きできず遅刻を繰り返す人の問題解決を例にとって考えてみましょう。

・問題:早起きできず、遅刻が絶えない
・原因:仕事への意欲が足りない
・解決策:仕事への意識を変える

経験上わかるように、仕事への意識を持ったからといって朝寝坊の癖は解消されません。子どもへの深い愛情を持ってるのに、幼児虐待を繰り返す親は大勢います。実際のところ、「意識変革」だけでは、世の中の問題の大多数は解決しないのです。

オフショア業界でも同様です。人は簡単に仕事への高い意識を持つことは出来ません。さらに、他人の「意識」を変えることなど更に困難です。通常は、昭和のように時間をかけてOJTで育成するか、心理学的な技法を使って「洗脳」するしかありません。

さて、前出の「早起き」で結果を出す方法を考えましょう。ヒントは、意識変化よりも「目に見える」プロセスや行動手順を改善する仕組みづくりです。その方がよっぽど手っ取り早く、効果も高いと思われます。

・問題:早起きできず、遅刻が絶えない
・原因:目覚ましで起きるが、つい二度寝してしまう

・解決策:
 - 目覚ましを複数用意する。
 - 目覚まし時計の一つをベランダの外に設置する。
  止めないとご近所迷惑になるから大変。
 - 他人と早起き競争する。早起きブログを立ち上げる。
  朝ご飯ブログを立ち上げる。
 - 自宅から撮影した今朝の富士山写真をブログアップする・・・

このような具体的な行動レベルに直接メスを入れれば、本人の意思の強さに関わらず強制的に「早起きできた!」という結果が得られます。

理由はともかく、結果を出し続ければ、いつの間にか人の意識は変わり始めます。つまり、行動が変われば次第に意識も変わります。他人から強制的に言われても、本人の意識はなかなか変わりません。でも、small win を繰り返すうちに自分で気付けば、人の意識は変わります。

このような意識と行動について、中国オフショア開発実践セミナーでは「報酬マネジメント」の理論を導入して、科学的に解き明かします。お楽しみに。

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