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業者がお客をコントロールする

次の相談を読んで、後の設問に答えなさい。

はじめから厳しい要求仕様だと分かっていましたが、背に腹は代えられぬとばかりに、営業主導でオフショアすることになりました。中国子会社は、日本側の無謀な仕様変更にも必死で食らいつきました。

それでも、やはり作業遅延が多発したため、私はお客との間で作業優先度の確認と納期調整を幾度となく繰り返しました。この時点で、お客の心証は随分と悪くなっていました。

バグ修正が進みある程度進んだ時期になると、今度はそれまでは目をつぶっていたような画面レイアウトの乱れ、フォントの統一など様々な指摘を受けこれの対応でもまた多大な工数を使うことになった。

これまでの多くのバグがあったこともあり、本来ならば追加請求とするべき内容も受けざるを得ない状況になってしまいました。私は、お客側の過剰とも思える要求をコントロールできませんでした。

(相談者:オフショア大學受講生/切り出しSE)

■ 問いかけ

<問1>この相談には、日本の請負ソフトウェア業界が抱える深刻な問題が含まれます。複雑にからみあった問題を構造化して、重要順に並べ替えなさい。

<問2>日本型の請負ソフトウェア開発では、文言通りの「契約」よりも、その場の雰囲気や状況に流されてしまいます。その理由を、若手外国人プログラマが理解できるように合理的に説明しなさい。

<問3>この相談例では、中国オフショア子会社からの進捗報告を鵜呑みにしたところ、蓋を開けたら「不具合だらけ(画面レイアウト等)」という事態が頻発しました。巷では、「日本人はすぐ相手を信用する」「日本人はすぐだまされる」と噂されます。一体なぜでしょうか。その理由を、若手外国人プログラマが理解できるように合理的に説明しなさい。

<問4>請負ソフトウェア開発において、業者(vendor)がお客をコントロール(control)するとは、いったいどういうことでしょうか。若手プログラマが理解できるように合理的に説明しなさい。なお、片仮名や外来語は極力用いないこと。

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